四次元抽象イメージ（２）秘すれば花
＜ティトムとの共振＞

四次元能では、四次元を示すモデルとしてクラインの壷＝複素平面を採用していますが、これは余りにも演繹的な妄想モデルです。つまり、勝手に四次元を示すモデルではないかと思っているだけといわれても仕方がありません。

それでは無謀すぎてシムハンターはついてこられないでしょう。その点、ティトムは慎重であり、遠慮深いのです。ハッブル望遠鏡が見せてくれた映像(写実)から四次元イメージを編集(印象)しようとしているのです。そして、ここに来てやっと、四次元の抽象イメージ(モデル)を示すことが出来るところまできました。今回は四次元イメージを抽象化して示すテラー６の舞台です。
http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page926.htm

以下、編集的に引用しました。



このような図こそが四次元能「秘すれば花」に相応しいでしょう。まるでピカソの絵ではないかと思いませんか。ピカソといえば抽象画の巨匠です。能は隠喩や換喩の世界ですが、絵も何かを写し取って伝えるという意味では喩の一種であるでしょう。絵にはその表現方法として、写実・印象・抽象がありますが、それぞれには認識する人と対象の間の態度の違いがあります。写実はありのままに、印象は感情を移入し、抽象は余計なものを捨て、本質のみを取り出すという世界を解釈する見方の違いがあるのです。

伝統的な能においても、この三つの表現が巧妙に組み合わされて演出され、観客をとりこにするのです。四次元能においても「脳の中の能」という設定ですが、同じように、世界を解釈するという万能方程式(シム方程式)を持っていて、それを武器にして、脳を編集（瞑想）するために、様々な演出用の道具（ツール）を使います。いろいろな比喩と三つの表現を組み合わせて、四次元に近づこうと思っているわけです。

言ってみれば、四次元の瞑想をするために瞑想ツールボックスとしてのブースター・ＳＤ（シムダイアグラム）を開発していると思ってください。ＳＤは瞑想の促進道具箱なのです。四次元瞑想では明晰夢を活用しますが、そのためには四次元イメージが欠かせません。これまでも様々な四次元イメージを収集し、編集し、登場させてきましたが、写実的・印象的なものが多かったと思います。ハッブル望遠鏡で見たクエーサーの映像は写実イメージですし、そこから宇宙サイクルを描いた図は、印象的なイメージ図です。


今回の四次元抽象イメージはこれまでとは違うイメージです。写実・印象から装飾を取り去り統合した、まさに抽象度の高い四次元に近づくためのコンセプトモデルです。生成の舞＝シムダンスの真打登場と言っても良いでしょう。

この図は、突然に妄想から出てきたものではありません。四次元イメージを代表するＨＨ天体や鉄原子などから述語的な共通性を四次元の本質として抽出したコンセプトモデルなのです。

最も抽象度の高いコンセプトモデルは数式で表現されたものでしょうが、理解することが出来ないモデルでは、瞑想も出来ません。四次元能では図的表現 (模様や形)を主軸にしています。ですから、モデルとは言わずにイメージということにします。

さて、四次元抽象イメージを見てください。この図はティトムのfatacy氏によって作成されたイメージ図を説明用に簡略して編集したものです。正確を求めるなら本家を参照してください。この図は大変シンプルですが、だからといって簡単に思いついたものではないのです。fatacy氏の大変な苦労の結果であり、数十年に渡る瞑想の結果なのです。fatacy氏に代わってこの図が出来た経緯、苦労した点も含めて舞いを舞っていきましょう。

四次元能は、脳の中の能であり、シムハンター(四次元脳への変身を求める挑戦者)が、あたかもインデイ・ジョーンズのように心の冒険をするトレジャーハンティングですが、その真最中のシムハンターにとっては、悟りを拓く踏み迷い、帰り往くプロセスが大事です。詳しくは、「起死回生の思考」を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100070758550

「クラインの壷を脳に埋め込む｣も参照してください。https://c-player.com/ad00178/thread/1100078637907
｢起死回生の思考(２)　カミングアウトして救われる｣を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100070758122

四次元抽象イメージの図はfatacy氏の瞑想の結果えられた悟りの表現（D悟）であり、シムハンターが瞑想するためのＳＤソース（Ａ悟）となるでしょう。「インターネットはクラインの壷｣を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078711945





シムダイアグラムによりシムハンターはあたかも酵素反応のように膨大な時間短縮が図れるでしょう。酵素反応というのは私達の生命に於ける化学反応ですが、酵素がなければ、そのような反応を実現するためには、天文学的な時間と高い温度や圧力が必要なのですが、常温・常圧で、ものの一二時間で済ませてしまいます。

ですから、シムダイアグラムを酵素反応に見立てて、四次元ブースターというのはそのためです。四次元のメガネや鏡といった瞑想ツールも提示しましたが、ここでは、四次元ブースターにもっとも相応しい四次元抽象イメージを紹介します。