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  • from: 生成門さん

    2011年08月23日 19時14分11秒

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    黒い雨とホットパーティクル

    黒い雨とホットパーティクル
    <四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン>

    危機を煽ると風評被害が出るということからという理由で抑制気味になるのがパラノの性向です。しかし、全くのデマなら問題ですが、現実に深刻な事態が起きていることを考えると、もっと冷静に判断しなければなりません。

    その事件の渦中にいると見えないことがあります。その点で海外からの視点で見ることも必要でしょう。

    フェアウィンズ・アソシエーツ、アーニー・ガンダーセン氏の深刻な放射能汚染と福島の「黒い雨」http://plaza.rakuten.co.jp/yoshipy/diary/201107300000/
    は参考になります。

    ガンダーセン氏は、放射能汚染の深刻さを日本人がまだ理解していないと指摘しています。

    一体、どういう点が深刻なのでしょうか。

    そのキーワードは「黒い雨」です。

    黒い雨と言えば1989年の井伏鱒二原作、今村昌平監督の「黒い雨」ですね。

    黒い雨は泥やほこり・煤などに混じった放射性物質を含んだ重油のような粘り気のある大粒の雨のことなのです。

    これが全国というと大げさになりますが、正確には北日本に降り撒かれたのです。

    えっ!て言う感じですが、本当なのでしょうか。

    放射能汚染マップを見ても、福島県以外に住む人は、自分のところは大丈夫だと思っているのではないでしょうか。

    ところが、ガンダーセン氏はそれが甘いと言っているのです。

    確かに、放射性物質の放出は減っていますから安心できる面もありますが、しかし、今後も長期に渡って放射性物質は放出され続けるのですから安閑としてはいられません。

    「絶望させるニュースが続く」http://www.c-player.com/ad00178
    で、1号炉は余震で炉心が格納容器の底に落ちてしまったと言いましたが、その底に落ちた炉心を取り出す作業に「着手する」までにあと10年かかるということらしいのです。今はまだ炉心を取り出す技術が存在しないからというのがその理由です。

    10年というのは普通の事件なら風化する時間ですが、原発というのはそれだけ経っても何も風化しないということですから、困ったものです。

    スリーマイル島の事故のときは、燃料が溶けて原子炉の底に落ちましたが、メルトスルーはしていません。今回のような状況には前例がないのですね。つまり、対処の方法がないということですね。

    どうしてこんなものを作ってしまったのかと言いたくなりますね。

    落下した炉心は放射性物質の固まりですがそれを除去するということは、言ってみれば、フライパンの底にこびりついた卵を剥がすようなものです。

    加熱した時間が長ければ、剥がすのはそれだけ難しいですよね。これも困ったものです。

    放射能汚染の問題の特徴は、時間の長さと空間の広がりが、私達が生活する場の感覚とまるで桁が違うのです。これが気を滅入らせる要因なのでしょうね。

    例えば、原子炉をきれいにするのには数十年という長い時間がかかりますし、膨大な量の放射能汚染水の処理にも10年か20年はかかるのです。

    ガンダーセン氏は、私たちが直面しているのはそういう状況であり、それを楽観視できる要素はどこにもないということを強調しているのです。

    ガンダーセン氏の黒い雨の恐怖は本当に正しいのでしょうか。現実に目を向けて見ましょう。

    先ず、その第一段ですが、原発から50〜60kmくらい離れた地域で栽培されたシイタケから日本の基準値を大きく超える放射性物質が検出されたという事実に着目して見ましょう。

    この事実は何を意味しているのでしょうか。ポイントはシイタケが「屋内で」栽培されていたというところです。

    何故、屋内で栽培されたシイタケから基準値を超える放射性物質が検出されたのでしょうか。

    侵入経路は不明ですが、それだからこそ、非常に憂慮すべき状況と言えるのです。原発から55km程度離れた地域で起きたということが事態の深刻さを示しているのです。

    では、2つ目の証拠を示します。それは、福島県各地と福島県外で汚染牛が見つかったことです。最初は8頭の牛に汚染が確認されたと伝えられました、やがて、それが40頭になり、130頭以上になりました。

    この数は時間とともに間違いなく増えると思います。最終的には、1400頭以上になるでしょう。

    この事実を、単なる汚染された牛がいると考えないでください。ここには、汚染の本質が隠されているのです。

    汚染牛は50〜60kmで発見されましたが、どのようして放射性物質を取り込まれたのでしょうか。

    普通は貯蔵しておいた餌を与えたと思うでしょうから、何も問題は起きないはずです。ところが、その餌は稲藁なのです。

    藁は70km以上離れた農家が稲を刈ってできたものを福島県内の農家に出荷していたのです。その稲藁は、1kg当たりの崩壊数が毎秒50万個(つまり50万ベクレル)でした。

    この汚染牛問題の本質は、50〜60km はもちろん、それよりも遠い70kmに黒い雨が降ったということを示しているということです。

    検出された放射性物質はセシウムですが、その半減期は30年です。つまり、今から30年たってもまだ25万ベクレルの放射能があるということです。さらにその30年後に12万5000ベクレルになります。これも気の滅入る話です。これが半減期という言葉の意味なのです。

    ところで、これは原発から約70km離れた場所での話です。

    米国原子力規制委員会(NRC)が当初、原発から半径80km圏内のアメリカ市民を避難させるべきだと提言したのを覚えているでしょうか。どうやらNRCは正しかったようです。

    日本政府は20km〜30kmで止めずに、80km圏内の住民を避難させるべきだったのです。もう手遅れですが。

    放射能汚染は、この範囲で収まるのでしょうか。そうであれば良いのですが、どうも暗雲が立ち込めてきたようです。

    放射能汚染は明らかに福島県外にも広がっています。にもかかわらず、日本政府が放射線被曝を心配しているのは福島県だけについてのようです。これもパラノの特性です。限界を定めると、それで意識が外に向かないのです。向かないというより、向けないといったほうが良いかもしれません。

    意識を外に向けなければならないのです。80km圏外で何が起きているかを知らなければならないのです。

    汚染された稲藁が見つかったことからも明らかなように80km圏外であってもチェルノブイリ並みに汚染されている地域が存在するということです。

    その証拠を示してみましょう。

    東京の汚水処理施設で放射性物質に汚染された汚泥が見つかりました。通常であれば汚泥は建設用資材に加工されますが、放射線レベルがあまりに高いため、処分方法が決まるまでは防水シートをかけて屋外で保管するしかありません。

    その結果、東京の公園近くの土から、キロ当たり約53,000ベクレルの放射能が検出されましたし、国立がん研究センターの屋外の背景放射線量は屋内の36.6倍となっています。

    このことから、事故直後に日本に「黒い雨」が降ったのは明らかだということです。

    ガンダーセン氏の本音は高放射能の雲が日本の北半分の至る所にホットパーティクルを落としたということを言いたいようです。

    放射性物質の中でも、特に毒性の強いプルトニウムの粒子を「ホットパーティクル」と言います。

    ホットパーティクルは毒性がとりわけ強く、微粉末1、2個が肺の中に入るだけで肺ガンを起こすようです。

    続く

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