人類よ、消滅しよう（１）
＜四次元能版：新世紀エヴァンゲリオン：量子芸術的世界観＞

「人類よ、消滅しよう」http://d.hatena.ne.jp/niigata-art226/20100511/1273513777



福島原発事故によって、東日本一帯は放射能によって汚染されてしまいました。最も汚染強度の強いところは何十年に渡って済めない場所になってしまいました。

既に、被爆した人、これから被爆するであろう人達は死の恐怖の中にいます。

この狭い日本では、否が応でも放射能汚染された場所に住みつつ、そこでとれた食べ物を食べて生きなければならないという悲惨な時代になってしまいました。

私達はこれからどう生きればよいのでしょうか。

ここに、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下という事件を自らの真摯な芸術活動の出発点とした異色の、異端の芸術家がいます。彼の名は松澤宥（まつざわ　ゆたか）です。

彼の作品は風変わりな作品を残しました。どこが変わっているかというと「人類よ、消滅しよう」という一断片の文字が芸術だ！と主張するところに現れています。

しかし、それが何を意味しているのかは文字通り読んでも理解することはできません。

どうすれば理解できるのでしょうか。

ただ、言えることは、これはダビンチコードのような暗号だということです。

暗号だから、その解読するルールを知らなければなりません。

しかし、何故、そんな手の込んだ方法を取らなければならなったのでしょうか。

暗号はそれが読まれては困る人がいるということです。誰に読まれては困るのでしょうか。

それは言うまでのなく、光の陰謀をたくらむ使徒であり、使徒のエージェントであり、安全神話を作り出して、惑わす物質主義、官僚主義、隠蔽主義、自我丸出しのパラノ人です。

彼は使徒との戦い、四次元能版「新世紀エヴァンゲリオン」、アンチ文明主義、アンチＡＴフィールドの戦略をたった一人で、既に始めていたのです。

彼がとった戦略は、広島・長崎を体験した日本人が忘れてしまったものを思い出させるために、「人類よ、消滅しよう」という一断片の文字を芸術作品として密かに残すことにありました。

従って、これを読み取るには、量子という概念を知る必要があります。それが暗号を解く鍵なのです。

当然、彼には暗号化する意図がありました。

その意図とは、使徒と戦う方法を示すことです。それが物質文明に対するアンチカルチャーであり、福島の人達だけでなく、人類全体に対しての新しい生き様を秘密裏に示唆することだったのです。

その隠された意図とは「復活するために消滅しよう」ということなのです。

では、ここで松澤宥に習って四次元能版芸術作品を披露してみましょう。

「αω、ωα」「生死を超越する」「一即他」、「個即全、全即個」、「色即是空空即是色」

続く