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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2012/01/08 18:11:37

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    悪魔の階段(13)「悪魔の階段」という曲の解説

    悪魔の階段(13)「悪魔の階段」という曲の解説
    <四次元能版新世紀エヴァンゲリオン:複素化ツールの臨床>

    モナリザの絵には解説がないですが、それが暗号であることを示したのは小説の「ダビンチコード」です。

    「モナリザ」の絵・・・「ダビンチコード」

    これをセット考えると「モナリザ」の絵は量子芸術と同じ様式を備えていることになります。

    「人間よ、消滅しよう!」・・・量子概念

    石庭も同様です。
    石庭・・・禅

    量子芸術では、おまけに、絵の中にΨを絵として表現したのですから手が込んでいます。

    しかし、リゲティには無限を代用する記号や音がありませんでした。

    そこで、どうしたのでしょうか。

    何にしても表現できなければ、何かを主張するにしても、音楽を鑑賞する人にその何かを想像させることはできません。

    音楽は美術と表現に於いて似たところがあります。音自体、絵自体には存在していない物、つまり、対象として認識できない「無」を表現できないという点です。

    ですから、量子芸術では絵という表現の中にテキストを付加したのです。

    それに対して、音楽は音以外の付加できるものがありません。今のところ何の説明もなく、この音楽を聞いただけでは、フラクタルを音楽にした新しい音楽の様式であるとは認識できません。普通の音楽と全く区別ができないでしょう。

    精々、これは「悪魔の階段というフラクタル数学を音楽にした新しい音楽の様式であると説明されれば、そんなものかと理解できることぐらいです。

    まあ、少し、妥協して「タイトル」がその暗号となっていると受け入れれば、多少、数学音楽という匂いはしてくるでしょう。

    実は、こういう事態は石庭の場合も同様でした。石庭は悟りを会得するためという意図が隠されていましたが、何も説明されなければ、「一風変わった庭だな」で終わってしまいかねません。

    実際に多くの人にとっては、そんなものでしょう。

    モナリザの絵も同様です。これには隠された意図があるのかどうかは、絵だけを見ても分かりません。

    『ダビンチコード』という小説が、モナリザの絵の鑑賞する新しい視点を提供してくれたのですが、そういうことを知れば、なるほどという気がしてきます。

    従って、量子芸術は表現自体(Ψを組み込む)で、第3象限を志向したことで自己完結(補足説明が不要)しましたが、自己完結しない、つまり、補足が必要な、しかし、新しい様式もあっても良いよいのではないでしょうか。

    そうすれば、悪魔の階段という音楽は、「悪魔の階段」というフラクタルな数学を表現した数学音楽という新しい芸術だということになります。

    ダビンチコードを読んでから、モナリザを鑑賞すれば、全く違った感覚で思考することができるでしょう。

    それと同じように、「悪魔の階段」を聞く前に、リゲティの背景をもう少し知っておきましょう。

    リゲティはどのようにしてこの悪魔の階段に目を付けたのでしょうか。

    リゲティ/ピアノのための練習曲集
    http://www.prox.jpn.org/~piano/kodawari/concert5/11.htmlから引用します。

    リゲティのピアノのための練習曲集には、第1番 無秩序 (1985)、第9番 眩暈 (1990)、第13番 悪魔の階段 (1993)、第14a番 無限柱 (1993)があり、これらのネーミングからして、フラクタル幾何学の規則正しさから混沌を生むという構造から着想を得たと思われます。

    悪魔の階段の音譜を示しておきましょう。無限の階段をじりっ、じりっと上っていくイメージがつかめると思います。

    第13曲「L'escalier du diable 悪魔の階段」
    http://homepage1.nifty.com/iberia/score_ligeti13.htm



    明らかに悪魔の階段という数学を芸術化(音譜)する意図があったことが、譜面に滲み出ています。

    第13曲「悪魔の階段」は、13番目という不吉を連想させる数を使っているのですが、ここれにも、明らかに意図を感じます。

    ということで、この新しい音楽をもう一度、聴いて見ましょう。

    Greg Anderson plays Ligeti Etude 13: "The Devil's Staircase"
    http://www.youtube.com/watch?v=1ZTaiDHqs5s&feature=player_embedded

    続く

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