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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2012年01月28日 10時35分58秒

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    自己表出させる根拠

    自己表出させる根拠
    <四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:ガウス平面上の認識位置特定システム(GPS:Gaussian plane Positioning System)>

    何故、写真が自己を表出させるのかを探求して見ましょう。

    記念写真は私だけに降り注いできた光による認識です。他者には私とは違った光が降り注いでいるのでしょう。ですから、私だけの写真ということになるのです。

    風景を満喫している間は自己表出などありません。風景を満喫している間は光と共にありますが、やがて、関心が薄れていきます。そうすると、光の強度は弱まって、光の認識は自己を表出する方向に動いていきます。

    カメラは目の延長ですから、カメラのファインダーを覗いているときは自己表出などありません。

    しかし、写真として表現された対象を見ている私は、風景を満喫している私ではありません。

    対象を見ている私は、私は私であり、対象としての写真の風景は風景なのです。私がその写真を見るたびに、写真は私の存在(私は私である)を表出してくれるのです。

    光の認識は写真という媒体によって、その強度を下げることで、対象の再現性を保証し、逆に自己表出を高めているのです。

    公的写真は、対象の再現性を保証してくれますが、自己表出はないのです。ここが公的写真と大きく異なる点です。
    続く

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