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  • from: 生成門さん

    2012年03月22日 15時13分09秒

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    アニメやミレーの絵(再考)

    アニメやミレーの絵(再考)
    <光による認識を拡張する:モナドのワープ作法>

    第2象限に位置づけされる表象は自己を否定する記号であり、その記号の認識は、第2象限から-1にダイレクトに表出されることはなく、遅延されるのであり、ワープして、第3象限に向かうという探求をしました。

    第2象限に属する認識の典型として何度か登場したアニメやミレーの絵ですが、何故、第2象限に属するのか?の説明を棚上げにしてきましたが、天気と化石の例を探求しましたので、今はより明確に説明できると思います。

    アニメは確かに非現実の表現です。非現実ということは現在の出来事ではありませんから、+1の光の認識ではありません。又、化石のような過去の記号でもありません。

    アニメの原作者は、それを既に未来に起きた出来事として認識(期待?)し、現在において表現したのです。これはまさしく未来完了の認識に他なりません。

    印象派の絵はどうでしょうか?

    ミレーは「落穂拾い」という現実を見たのですが、そこに光の信号ではない、非現実の記号を読み取ったのです。つまり、未来を感じたのです。「落穂拾い」は未来の完了の絵だったのです。どんな未来だったのでしょうか?

    そうです、自分の未来の姿だったのです。

    では、これを見た鑑賞者はどうでしょうか?

    鑑賞者(これを第2象限に位置づけた私)は、ミレーに共感したのですから、自分の未来の姿を重ねたのです。こうして、未来は完了したのですから第2象限ということになります。

    しかし、第2象限の記号(化石・天気)が第3象限の認識となったようにアニメやミレーの絵の場合も第3象限にワープするのでしょうか?

    第2象限の個別具体的な記号が第3象限の認識となるためには、それが想起できないものとして自己否定されなければなりません。

    現在の天気が記号であることは間違いありません。その記号から明日を占う(予感)ということは記憶がなければなりません。記憶とは体験です。現在の天気を過去に体験したということはありえません。似たような体験はあるでしょう。こうなるともう分かるでしょう。化石の場合と同じです。

    想起できないのですから、ギブアップです。つまり、自己否定です。こうして第3象限にワープして、天気予報学の出番であり、科学的な思考によって予測されるでしょう。そして、「これが明日の天気だろう」という認識(仮説)となって、-1に根源回帰するのです。

    しかし、認識が第3象限で帰結することはありません。更に、第4象限に行って科学的な予報システムの力で仮説の精度を高めるのです。

    ところで、猫は天気を予想しますが、猫の場合も、第2象限の記号から第3象限に反転するのでしょうか?

    「明日、雨が降るだろうと思うと耳の裏に手を回して、顔を拭いている」のですが、これは人間の側の認識であって、猫自身が本当にそう思っているのかどうかは分かりません。

    しかし、バクテリアの例で見たように、動物にはアフォーダンス能力(記号を解釈する)があります。猫も、現在の空気の湿り具合を感じているのではないでしょうか?

    猫にとっての快適な場所は記憶にあり、想起すれば、いつでもそこに行くことができます。しかし、湿りの程度が酷くなると想起ができなくなります。つまり、行く場所がなくなるのです。

    行く場所がないということは、記憶に頼った想起では快適な場所はないということを意味するのですから、ギブアップ、つまり、自己否定(ここにいては拙い、非難せよ)が起きていると考えられるのです。

    それが自己表出として、耳の裏に手を回す動作になったと思うのです。自己否定が起きれば、この後は第3象限で根源回帰して、その後は、バクテリアと同じ三つのルートのどれかで第1象限に出ることでしょう。

    では、アニメやミレーの絵はどうでしょうか?

    アニメやミレーの絵という第2象限の個別具体的な記号が第3象限の認識となるためには、それが想起できないものとして自己否定されなければなりません。

    鑑賞者の立場で言うと、アニメを記号として見ることから始まります。そのアニメは現実を否定しているのですから、初めから、自己否定を含んだメッセージ性の高い漫画なのです。ですから、第3象限に向かうしかありません。

    ミレーの絵はどうでしょうか?

    ミレーも写実的な方法を否定した画法のですから、自己否定を含んだメッセージ性の高い芸術なのです。ですから、これも、第3象限に向かうしかありません。

    ここまでの探求で、第2象限の本質が見えてきたように思えます。

    第2象限に位置づけされる表象は自己を否定する記号であり、その記号の認識は、第2象限から-1にダイレクトに表出されることはなく、遅延されるのであり、ワープして、第3象限に向かう運命にあるということです。

    個別具体的な記号の表象は、一般普遍としての記号として概念化され、仮説として、-1に根源回帰して、表出されるのです。

    そうすると、又、疑問が出てきます。第3象限から第2象限に向かう認識とは一体はどのようなものなのでしょうか?

    探求の楽しみが増えました。これはこのシリーズが終わってからにしましょう。

    それにしても、ますます、探求すべき課題が山済みとなってきました。

    今、思いつくだけ列挙しておきます。

    ・ 光の認識の方程式の拡張
    ・ 超対称性と光の関係
    ・ MPの内部構造
    ・ 光合成の同心球面対としての解明
    ・ 述語とイデアの関係
    ・ 易と光の認識の関係
    ・ フラクタルと光の認識の方程式の関係
    ・ 時空方程式と光に認識の関係
    ・ インドラとモナド
    ・ モナドとオートポエイーシス
    ・ 唯識とGPの螺旋階段
    ・ GPSの改良
    ・ 陰陽五行のMPへの組み込み
    ・ イデア進化論
    ・ 光子球とGPS
    ・ 超対称性と重力の関係
    ・ SFディアスポラにみる非在の思考
    ・ などなど
    続く

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