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from: 生成門さん
2012/10/01 09:32:20
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想起・連想・類推は創発とは言えない
想起・連想・類推は創発とは言えない
<四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>
脳の過程は創発が支えている
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100111599169
の続きです。
垂直方向への創発を物質から非物質という場合に限定しましたが、記号過程がすべて対象と記号の対応ということを考えるとそれでも良いかもしれませんが、その対象が想起される場合もあります。つまり、記憶を思い出すということです。その場合も物質(神経)→非物質(記号)という創発はあるでしょうが、重要なのは非物質(記憶)→非物質(記号)という過程です。これも創発と呼んでよいのでしょうか?
創発というのは下位の層から上位の層へ向かっていくことです。そのときに下位の層のなかった性質が生成されることを言います。それに対して想起は思い出すことであって、単なる記号過程のように見えます。
記憶を記号と考えるとリンゴの記憶がリンゴを想起させるのですから、これを創発と呼ぶのはしっくりしません。これは想起で良いのではないでしょうか?
同様に連想とか、概念による類推という思考も創発とは言えないでしょう。例えば、個別の犬が複数いたとして、これらを犬という集合概念で纏めた場合です。射で表現すると{対応:(個別の犬)→犬の集合}ですから、単なる論理演算であり、創発と呼べません。
しかし、あらゆる前提を疑ってかかるというのが内部観測者の指針・スタンスです。どんなに確実だされているようなことででも、思いがけないことが起きるという指針は忘れてはならないでしょう。
続く-
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