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  • from: 生成門さん

    2012年10月25日 06時39分57秒

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    潜在性の共鳴は生成(生命)の契機

    潜在性の共鳴は生成(生命)の契機
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>


    生成原理を味方にすれば仏陀が微笑んでくれる
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200003588
    の続きです。




    郡司ペギオ―幸夫氏のエッセイ「内側からみた偶然=仏陀の微笑」http://bookweb.kinokuniya.co.jp/bookfair/prpjn67.html

    郡司氏は西表島のミナミコメツキガニの群れの行動を研究してある発見をしました。それは群れの行動には必ず生成という原理があるということでした。どんな原理か言いますと、容易には信じられないのですが、群れの固体(カニ)が互いに予期しているというのです。カニが何を予期しているというのでしょか?人間なら阿吽の呼吸とでも言うような事はあるでしょうが、カニに潜在的な共鳴があるなどというのは理解に苦しみます。もし、それがあるとすると、ユン後の共時性のような時空を超えた非局所性の無意識のコミュニケーションでしょうが、そういうものが存在するというのです。確かに、量子の世界にはテレポーテーションという現象がありますが、カニの世界にそうしたものがあるというのが信じられる話ではありません。しかし、それは郡司氏の観察結果なのですから信じて行きましょう。潜在性の共鳴というのは群れの行動に確実に、しかも積極的に寄与し、命が生成すると言っているのです。

    氏の生命観はこれまでの見方とは明らかに異なるものです。氏の生命観の根底にあるのは、「森羅万象はカオスの陰陽から生成し流転する」という東洋的なものです。そして、その生成流転を生命だと言っているのです。森羅万象が生命だというのはモナドや仏教の考え方に近いのです。更に、潜在性の共鳴というのは生成の契機だと言っているのです。

    潜在性の共鳴
    http://www.pitecan.com/articles/JIPSJ/jikan.pdf

    潜在性の共鳴は必然と偶然が対立項をなし、両者のうまいバランスの上に現象するとか、カオスから必然へ臨界で現象するとかのイメージとは異なるものです。そうではなく群れが一個の身体としてあたかも意識を持って振舞う生き物のような主体性があるイメージです。その生成の主体性を潜在性の共鳴と表現しているのです。ただの群れのように見えるものが烏合の衆ではなく主体性があるというのですから科学的には説明できないでしょう。しかし、それが内部観測という方法で得られた結論なのです。そうであるなら、その妥当性を問うことになるでしょう。それをクリアできるなら、生命らしさの説明が物質科学的な説明ではない仏陀の微笑という内部観測の言葉で語られることになるのではなるでしょう。

    明らかに郡司氏の生命観(生成する生命)は常識とは違うものです。複雑系の人達は郡司氏に限らず、対象と観測者を分離しない内部観測論者であり、クォータナリアン(四元数主義者=三項関係+主体)です。従って、四次元能の三角錐思考と親和性があるのです。ということで、陰陽論と唯識識が出てくるのですが、ただ、東洋に回帰するだけなら余り意味がないのですが、それを内部観測論の言葉、つまり、数学の言葉で語られる可能性があることが大きいのです。陰陽論と唯識識を数学の言葉でどう語ることができるのでしょうか?ワクワクしますね。

    しかし、いきなりは無理ですので、先ずは、郡司氏の「仏陀の微笑」の基本的枠組みを知っておきましょう。それを一言で言うなら、すべて三項で思考すると言うことです。例えば、<現実性・可能性・必然性><規範・変化・起源><哲学・科学・芸術><文脈・含意・記号><現在・過去・未来><計算・理論・実験などです。何故、このよう三項が出てくるのでしょうか?これらついてはこれからの楽しみとします。急ぐ人は次の著書を参考にすると良いでしょう。

    「生命理論――第1部 生成する生命 第2部 私の意識とは何か」
    http://www.tetsugakushobo.com/book/099.htm


    ひとは世界の(中の)一点に座して、内側から世界を見る。本当にそうか。実は、世界全体(という外部)が前提されない限り、世界を内側から眺めるという表現は意味を持たないのだ。内側からの描像と外側からの描像とが捻れながら補完しあう。すると、真の問題は何か。―――

    いずれにしても、郡司氏の思考は三項関係を基軸に展開されているということです。郡司氏にとって「3」は、きわめて重要な数なのですね。「3」によってすべてが解釈されているのです。氏は1元論でもなく、2元論でもなく、3項なのです。そして、主体の存在を認めるのです。そういう意味では郡司氏はクォータナリアン(四元)なのです。そうすると、郡司氏の三項関係とPS三角錐とはどんな関係にあるのかが気になります。氏の三項関係とPS三角錐についてはこれから更に深く掘り下げてみたいと思います。氏についての背景などは下記が参考になるでしょう。

    動物行動における記号の起源
    http://www.research.kobe-u.ac.jp/fsci-nonlinear/gunji/


    続く

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