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  • from: 生成門さん

    2012年12月27日 10時20分59秒

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    記憶はスカラーであり、ベクトルではない

    記憶はスカラーであり、ベクトルではない
    <三角錐を内包する象徴方程式>

    「観念する」は離散(ディアスポラ)を勧め
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200101068
    の続きです。

    「観念」が「執着」の反対ベクトルであり、そのベクトルには場所の指定がいらないことを確認しました。ただ、名詞化すると「向き」が抜けてしまうのでスカラーとなってしまいます。

    ここに記憶のメカニズムをベクトルとスカラーで表現できる可能性が見えてように思います。名詞化されたスカラーが記憶であり、それが想起されるときにベクトル化されるという仕組みですね。

    「執着する」という動詞になってはじめて「何に(対象)」が出て来るのですね。「執着する」と「物」が対になって記憶されるよりは、執着(もの)=述語関数となっているのではないでしょうか? 「もの」は具体的な「物」ではなく概念としての「物」であり、具体的な物はその都度選択され検索されるという仕組みですね。

    その方が想起のメカニズムとしては効率が良いですよね。ここで出てくるのはGoogle検索などで使われる述語論理であり、SQLの中の述語関数ですね。実際の脳の検索はこれと同じではないでしょうが、ベクトル化というのは関数と同じことをしているのですね。

    SQL言語における述語(関数)
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100109358024

    つまり、想起ベクトルはスカラー(記憶)から計算(対象と心を結びつけける)されるのですね。「観念する」はその反対のベクトルですから対象と心の結びを解くのですね。

    ベクトルというのは単位ベクトル(色のつかないべクトル)があって、それにスカラー(色)をつけるとベクトルになるのですから、単位ベクトルを空とすると、色即是空とはベクトル=スカラー*単位ベクトルを意味しているといえるのではないでしょうか? それなら空即是色はどうなのでしょうね。それは単位ベクトル=ベクトル/スカラーですね。

    概念と観念は似ていますが、概念は記憶の対象物であって、観念は記憶ではないということですね。観念は単位ベクトル(空)であり、概念という物を具体的な個別の物(スカラー)に結びつけ、ベクトル化する作用なのですね。

    一応、結論として

    「記憶はスカラーであり、ベクトルではない」としておきます。

    ただし、スカラーは量であり、質的なものは捨てられてしまいますので、まだ、ベクトルとスカラーだけで説明するのは十分ではありません。ベクトル計算機でも説明したようにベクトル計算は時間を稼ぐのでしたよね。

    しかし、図をベクトル化すると質感がなくなってしまうのを見ましたね。

    写真や画像をベクター化してくれる「AutoTracer」

    http://web-marketing.zako.org/web-tools/make-vector-graphics-online-autotracer.html


    ―――

    記憶のメカニズムについてはまだ本格的な探求をしていませんので質感(クオリア)がどのようにして脳内で生成されるのかについては不明です。これからの課題として留保しておきます。ただ、現時点ではっきりしたことは、「観念」は「観念する」であり、その作用はベクトルだということです。

    副産物的効果もあります。

    四次元能は唯識をPS三角錐の言語を使って説明したいという思い(観念)があるのですが、「観念」がベクトルであることがはっきりと認識できたことで、その可能性が見えてきたということです。悟りというは無限速度のトンネル効果(閃き)だと思うのですね。瞑想によって、空(単位ベクトル)に様々なスカラーがよってきて、そのどれかが結合してベククトル(色)となって認識が生まれるという空即是色の構図が見えてきました。その反対はベクトル(色)が単位ベクトルとスカラーに分離される過程(色即是空)です。仏教の基本である命題(空即是色・色即是空)をベクトルとスカラーで語れるとは思いもよりませんでした。

    これまでの解釈では、色はこの俗世界の現象(しがらみ)であり、空は一切が無であるような意味のない世界(しがらみがない)であり、意味=「しがらみ(欲)」であるから、そんな欲は「捨てろ」というような言い方しかできなかったのですが、ベクトルとスカラーを使うと全く印象の違う表現が可能となりました。つまり、色はこの俗世界のベクトルであり、空は単位ベクトルであり、その周りにはスカラーがうようよしていて出番を待っているとしましょう。すると、スカラーは単位ベクトルに受精して、受精卵ベクトルとなって世界に出るのです。受精卵はその後、他のべクトルと出会い成長して成人ベクトルとなり、老人ベクトルを経て、最後は死人ベクトルとなって、スカラーが抜け落ちて、単位ベクトルとなって空に戻るといったシナリオが考えられますね。

    もちろん、この世界はベクトルですので、山や川だけでなくミクロからマクロまでがベクトルの場なのですね。特に留意すべことは心理の場、意味の場にもベクトルが登場するという点です。色即是空が悟りの構造だとすると、それは意味のない単位ベクトルにスカラーである意味が付着して「しがらみ(欲)」(ベクトル)になると解釈すれば、欲=意味*単位ベクトルであり、空(単位ベクトル)になるためには欲ベクトルから意味を「捨てる」ということになります。

    単に「しがらみ(欲)を捨てろ」という格言的な教えよりは、「欲ベクトルを無化せよ」(単位ベクトル化)と言った方が探求の可能性がありそうですね。悟りの構造をベクトル場の作用と看做すのはアナロジー的臨床であり、それを齎しているモナドックスロジーの圏の舞いであり、無限速度の「閃き」が必要になるでしょう。

    悟ることがベクトルの無化、つまり、単位ベクトルの認識を生成するという話になったのですが、それは、つまり、無限速度のトンネル効果(閃き)として、新たなベクトルが生まれたということではないでしょうか?

    臨床的探求とは常にベクトルの生成であるということですね。従って、色即是空・空即是色は、ベクトル⇒単位ベクトル⇒ベクトルと表現できますね。

    続く

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