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  • from: 生成門さん

    2013年09月24日 09時52分52秒

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    アインシュタインの方法は有限要素法と同じ

    アインシュタインの方法は有限要素法と同じ
    <既知の外=反エントロピー宇宙論との共振:ニュートン・スミルノフ・佐野宇宙方程式>の続き
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200440934

    アインシュタインとは異なる宇宙方程式
    http://ameblo.jp/allahakbar231/entry-11443049214.html

    ニュートン・スミルノフ・佐野宇宙方程式
    ∑t∑t [{∆t∆tMxyz Lxyz + 2 ∆t Mxyz ∆t Lxyz + Mxyz ∆t∆t Lxyz} ∆t Lxyz ]
    = M0 c^2 t0
    = h/4π

    この方程式の理解は別途として、この中で佐野氏はアインシュタインの方法は有限要素法と同じであり、欠陥をそのまま内包していると断罪しています。どうしてそのようなことが言えるのでしょうか?

    物理では実験データが物を言います。そのデータの並びの陰に法則性が隠れているからです。そこからたった一つの関数を抽出することが研究の目的なのですね。これを帰納的に学習するのです。KJ法のようなものですね。ところが膨大なデータの場合は帰納的に学習では無理があります。そこで、データを部分に分けて、この部分のデータは放物線、その部分のデータはsin曲線、あの部分のデータは対数曲線といった具合に継ぎ接ぎするのですね。これが有限要素法です。

    有限要素法ではその繋ぎ目だけは寸部の狂いも無く滑らかに繋ぐのです。これで全体を見たことにするのです。しかし、これには大きな欠陥があります。「事実は小説より奇なり」と言いますが、「事実は継ぎ接ぎではない」のです。データから学んでいないのですね。「検死でも死体にかたらせろ」「現場百回」と言います。データから全く学んでいないのに恰も学んだかのように見せかける手段、実際には学習しないで済ませる手段が「有限要素法」=美人局なのですね。

    佐野氏はアインシュタインの方法もこの有限要素法と同じだというのです。式に出て来るgμνは空間計量テンソルですが、これが何かと言いますと、曲がって空間を滑らかに繋ぐ為の数学的手段です。確かに数学的には高度であり、素人にはとても寄り付けません。しかし、佐野博士はその高度さとは裏腹に正に上に述べた実際には学習しないで済ます「有限要素法」でしかないのではないと言います。

    歪んだ局所の空間を取り巻く一様に滑らかな宇宙空間に変容させてしまったのですね。この数学的トリックを見破ったのです。アインシュタインの宇宙方程式は死体を見ないで検死する方法であり、帰納的な学習能力ゼロの方法なのですね。当然、その穴を埋めるために確率論を持ち込んできます。

    そうなるとどうなるでしょうか?

    確率に裏打ちされた一様な宇宙というイメージが浮んできます。現実から如何なる学習もしていないのですね。アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言っていたのですので、確率を入れることは嫌っていたはずです。しかし、当時の権威と妥協して「計量テンソル=滑らかにする」「宇宙項=宇宙は膨張も収縮もしない」を導入してしまったのではないのかと佐野博士は言っています。

    しかし、その後、宇宙が膨張していることが分かって、アインシュタインは「宇宙項は我が生涯の最大の失敗!」と言って「宇宙項」を式から取り除いてしまいました。その結果今度は滑らかな空間で諸々の種類の星がある局所での空間を貼りあわせる事が出来なくなったのですね。

    しかし、近年、超新星や宇宙背景放射の詳細な観測から、宇宙が加速的に膨張していることが明らかになり、再び宇宙項の存在が支持されているのですね。膨張しないから宇宙項を入れたのに、膨張していることが分かったので取り除いたのですが、今度は、矢張り必要だということになってきたのですね。この新しい宇宙項である斥力(負の圧力)の源は暗黒エネルギーとよばれているのですね。しかし、その正体はわかっていません。何か迷走している感じです。佐野氏はアインシュタインに言っています。宇宙項を入れた事も取り去った事も両方とも誤りだったと。

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