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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2013年11月15日 11時53分06秒

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    カントの理性は現実を超越する力である

    カントの理性は現実を超越する力である
    <神の数学との共振:知性・感性・理性のハイブリッドな言語ゲーム>
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200504103

    カントも常識的に理性とは感性や知性とは異なるとしています。しかし、カントが常識的な思いと違うのは理性に対する思い遣りです。カントの理性は常識を超越する力があるのです。感性や知性は人間に現実的な認識を与えます。これは常識的な理解でも可能なことです。違うのはここからです。カントの理性は現実的な認識を肥やしにして現実的な認識を超えることなのです。それを可能にする力なのです。

    これなら常識的な理解とは異なりますね。確かに言われてみればなるほどという気もします。目の前にあるリンゴを「これはリンゴだ」と言う場合、その認識は現実的です。しかし、そのリンゴをリンゴと認識させているのは何かと問われると詰まってしまいます。単に学習能力があるからだと説明してしまうと、どうして学習するのかという問に置き換えただけなのですね。もっと根源的に問うとその本質が見えて来るでしょう。つまり、対象と記号を結びつけることを記号過程と言いますが、その記号過程はどうしてあるのかと言うことです。具体的な物がある場合は、経験と学習で説明しても納得させられますが、具体的な物がなくても想起するような記憶の働きになるともう説明ができません。カントは、それを先験的とか先天的とか超越的とか言います。決して逃げているのではありません。ここで量子論の無限速度の波束の収縮の話と比較しなければなりません。

    カントの理性:何か⇒現実的認識(⇒:理性)
    量子論:不確定⇒確定(⇒:無限速度の波束の収縮)

    ここまでは同じですね。同じなら説明できないものを理性と言っているに過ぎないことになります。量子論は無限速度の波束の収縮をこれ以上説明できないとして諦めてしまっています。カントはどうでしょうか。

    カント路線でもう少し先に行きます。

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