鏡面対称はメービウス変換である
＜Sとの共振＞

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鏡面対称＝陰陽の世界の対だとすると速度と速度の逆数の対は鏡面対称になっています。ところで逆数を取るということはメービウス変換でもあります。(Δt,Δt)⇒(1/t,1/x)からx=1/tとなれば、これはもう時間と空間のメービウス変換です。タイムマシン付テレポーテーションとなります。

鏡面対称からメービウス変換が出て来るのはどうしてでしょうか。

速度の逆数では(Δt,Δt)⇒(1/t,1/x)が出て来るだけですが、ここからx=1/tが出て来るには一工夫がいます。x=1/tを導き出すには単に鏡を置いただけでは出てきません。また、達磨さんのように何年も座禅したからといって時間は空間の逆数であるなどという悟りは出てこなかったでしょう。かつての哲学者も空間が時間の逆数であると言った人はいません。どんなに特別な思索をしても時間と空間は相互の浸透するなどという思考は不可能だったのです。アインシュタインは時間と空間は相対的であるとは言いましたが、相互浸透するとは言っていないのです。陰陽論では陰と陽は相互作用して、相互に転化すると言っていますから、時間と空間が相互浸透すると解釈もできますが、それがどうしてそうなるのかという根拠を示すことはできないのです。

時間空間の相互浸透を数学的な厳密さを持って示すことができるのはS科学だけです。何故、時間と空間が相互浸透するのでしょうか。その秘密はS科学の前提（公理）とも言える、動的因果F*v=一定(K)にあります。F*v＝K(=1)に逆二乗の法則F=1/x^2を代入すると1/x^2(Δx/Δt)=1となり、Σすると1/x^2(x)=tとなって1/x=tが出てきます。

如何でしょうか。如何に数学的思考というものの凄さを実感してもらえたでしょうか。代入、置換だけの記号操作でメービス構造（1/x=t)を導き出したのです。しかも、これは、動的因果F*v=一定(K)を公理とする物語であって、ネジをモデルとした宇宙の原理とも言えるものです。簡単に言うと宇宙はネジであるということです。ネジとというと抵抗があるかもしれません。ですから、外積と言えば、少しは数学的になります。この数学的な構造と方向を持った外積関係が対であるということがメービウス構造の秘密だったのです。1/x=tから色々なことが言えるのですが、仮にt=0とするとx＝∞となり、これはF=MmG/x^２から導かれたものなので、t=0を宇宙の始まりの時とするとその時の働く力が0となり、その時の半径がx=∞ということになります。これは何を意味するのでしょうか。

宇宙の始まりの時に働く力がなく、その時の半径が無限大ということは、宇宙の最初には一つの巨大な物体しかなかったということになります。つまり巨大な太陽です。これは現代物理のビッグバン説と真っ向から対峙する説（物語）となります。これはF*v=Kを認めるならこの結論になるということです。そうなるとF*v=Kが正しいのかどうかということになります。それは証明できませんが神みぞ知るということになります。しかし、今や説明力の時代です。S物語は真理を探究している最中ですが、説明力の点でははるかに現代物理を上廻っています。

真理を探究する方法は物語であると言ったのはプラトンですが、その物語とは神話ではありません。数学を使った記号操作です。ですから数学記号ゲーム＝物語と言われる所以です。それをツイッターで呟いていますのでご賞味ください。