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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2015年01月23日 08時15分54秒

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    生命の螺旋をエネルギーの視点で見る。螺旋トポロジーを直線と看做す微分ではイデアを取り逃がしてしまう。かといって螺旋の式だけではエネルギーがない。エネルギーを消費しない生命などない。エネルギーの源泉は気である。だから気を掴めである。

    連続した世界が現実であるというのは真っ赤な嘘と言うことになり、実の世界は虚になったのである。では本当の世界はどこにあるのだろうか。

    実が虚になったのなら虚が実ではないのだろうか。こうした考え方は昔からあり、唯識がそうである。現実は幻想・錯覚であり、虚構であるという。真実・真理は空である。空をイデア(コーラ)と言えばプラトンになる。

    だから真理を探求するならイデアを起源として始めなければならないのである。そして、虚軸の気を媒介として実軸に変換する操作によって展開しなければならないのである。虚軸を無視して実軸だけの現象化した現実だけを見てしまうと連続性の因果に捉われ美人局に騙されるのである。

    その典型が地球は何故太陽に落下しないのかと言うことの説明に現れるのである。ここに微分という美人局が隠れているのである。

    円運動はエネルギーを消費する。運動を続けると半径は小さくなるはずである。だから地球は落下する。しかし、現実には落ちない。どうしてだろうか。これを微分で説明すると、こうなる。小さい区間では直線と看做せる。等加速度直線運動となる。加速度が一定なら慣性の法則によって永久に運動することになる。本当にこの説明は正しいのだろうか。

    地球はエネルギーを消費しているはずである。バケツを持ってぐるぐると回せば疲れるだろう。地球だって同じだろう。だから、地球の運動を直線と看做すことはできない。太陽の重力に逆らって円運動を続けるには大変は力が必要なのである。

    先の微分の説明にはエネルギーの視点が入っていない。力はエネルギーだからどこからかエネルギーを供給されなければならないのである。

    しかし、実の世界を見ているだけではそんな供給源はどこにもない。微分を使った説明では永久運動はできるが、そのエネルギーバランスは説明できないである。もし、どこからかエネルギーが供給されているとなるとエネルギー保存則が破れることになり、現代物理は破綻する。

    このような矛盾が起きるのは無理数を実数として組み込み連続性を礎石とする美人局の数学=微分を使うからである。

    微分は確かに強力であり、大概の事(マクロ)には使える。しかし、それには限界がある。特にエネルギーが関係するところでは致命的である。

    生命は生まれた命である。生きる命である。生きる為にはエネルギーが必要なのである。極論すれば生命とはエネルギー現象なのである。だからここに瞬間値を取り出す操作を持って生きる命を取り出そうとしてもそこには命を発見することはできないのである。螺旋を直線としてしまうような操作ではエネルギーが不要になってしまうだろう。

    螺旋トポロジーは直線ではないのである。この形にエネルギーを取り込む構造と方向性があるのである。それを無視してしまう数学は捨てなければならないのである。極論すれば無理数は捨てなければならないのである。無限に小さくできる:limΔx➝0という微分操作は捨てなければならないのである。

    生命の鍵は螺旋である。この螺旋をエネルギーとの関係で構成することはできるだろうか。それができるのは今のところS科学だけである。S科学は離散値の数学を礎石として、螺旋をエネルギー込みで捉えることに成功している。r=ae^θcotbでは見えてこないものがあるのである。それを見せてくれるのである。どう見せてくれるのだろうか。

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