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from: hikaru0827さん

2014年02月26日 06時27分15秒

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墨家

COSMO77さんは「墨家の非戦論」を推されてると言われました。少し調べてみるとなかなか興味深い思想集団です。十大主張の一つである、「非攻」...攻め

COSMO77さんは「墨家の非戦論」を推されてると言われました。
少し調べてみるとなかなか興味深い思想集団です。

十大主張の一つである、「非攻」...攻めないという事ですね。背景には確かに非戦論があります。
しかし、実際彼らは非攻ではあっても非戦ではありませんでした。
それどころか最強の傭兵軍団だったようです。防衛専門ではありますが、その戦略は高度で、軍事機器の開発も余念が無かったようです。
ですから請け負いも多かったと。

儒教が道徳的学問の色彩が強いのに対し、墨家は、軍事的かつ、宗教的であり、諸子百家の中でも、特異な存在だったようです。

城の防衛に失敗した時、彼らは責任をとり集団自決をしたそうです。
墨子の思想が途切れてしまうと反対する意見もあったようですが、説得され自決しています。

過激かつ頑固な思想集団だったようです。

十大主張にはこのようなものもあります。

「明鬼」...善悪を峻別し賞罰を与える鬼神の存在を主張。
「非命」...宿命論を排し、努力で未来は変えられると主張。
「兼愛」が有名で、キリスト教的かと思いきや、意外と仏教の要素も含んでいます。キリスト教の進化バージョンのようです。
ですが、やはり中国は特に上下関係に敏感で自我の強い国柄ですから、その後あっというまに歴史から消えてしまいました。(太平道や五斗米道に継がれているとの説もあり)

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from: cosmo77さん

2014年02月26日 17時33分00秒

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ヒカルさんー

詳しいですね
調査ありがとうございました。

ボクは そんなに詳しくなくて (^^ゞ
キリスト教の延長で 考えてました

「兼愛とは,すべての人間を無差別に愛すること。墨子は,自分と他人を区別せず,
すべての人を愛するならば,争乱はなくなり,人は平和な生活を享受することができ
〈天下の大利〉であると主張した。」
なんて書いてありますね

過去の歴史を 反省したりすることも 大切なのかもしれませんが
まず 大きな理想に基づいて 国家や 防衛を考えれば 人は ついて
くるのではないか とボクは 思っています

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from: hikaru0827さん

2014年02月28日 19時30分26秒

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>過去の歴史を 反省したりすることも 大切なのかもしれませんが
>まず 大きな理想に基づいて 国家や 防衛を考えれば 人は ついて
>くるのではないか とボクは 思っています

ー理想と現実、そして狂気と寛容ー

墨家においては、兼愛に非命や明鬼などを加え、理論的補強がなされましたが、刮目するのはその軍事的充実。これはイエスやその弟子達が、権力や武力に対し、あまりに無力だった反省のように見えます。
理想を追求する上で、現実的に軍事力が必要だったということでしょうか。その理想が正しくても力が無ければ実現できない、と考えたかもしれません。

日本国憲法の前文には、他国の平和を愛する心をもって、我が国を守る、といった言葉があります。そして9条において、陸空海の軍を保持しない、と。
こんな高邁な理想を掲げても、日本は外交的敗北を積み重ね、取り巻く安全保障情勢は厳しくなる一方です。
墨家を見習って、自衛隊をもっと強化すべきでしょうか?
しかし、墨家で起こった集団自決は、やはり過激と感じます。

こんな例もあります。
マルクスは、人は皆、平等であるべきだとして、本気でユートピアを造ろうとしました。しかし、その方法論は扇動・革命です。
ユートピア建設が動機であったのに、レーニンやスターリンが行ったのは、人類史上稀に見る悲惨な粛清です。
どこで間違ったのでしょうか。

17条の憲法の第10条にこのような言葉があります。抜粋です。
"我れ独り得たりと雖も、衆に従ひて同じく挙(おこな)へ"
つまり、己が先進的で画期的で発展的なアイデアが浮かんでも、多数決に従え、と解釈できます。
寛容であれば、争いは起こりませんが、物事は進展しません。

いろいろ例示しましたが、要するに、平和と発展を両立させるには、どのような思想が良いのか・・・どのような仕組みが良いのか・・・やはり歴史から学ぶことも重要なんだろうと思います。

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