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  • from: リアリストさん

    2008年04月29日 21時50分13秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:ソクラテス ②」
    tamaさん、書籍を読み返した上に丁寧な解説ありがとうございます。

    ソクラテスの大前提、すなわち死の事はわからない、つまり無知である、私はここから
    出発しているように思います。ですから、言い伝えではなくて彼がそれを肯定して知ったと
    してしまうならば、自分自身が正に、知ったかのような無知な人間になってしまうという
    論理的な矛盾を抱えてしまう事になってしまうのですね。但し、神と彼が発言している通り
    無神論ではないでしょうし、おそらく霊魂も肯定的な立場だったであろうと推測できます。
    しかし、哲学は信仰ではないでしょう。彼は哲学の限界ラインまで到達していた事も推測
    できます。しかし、大前提があるので、死は善い事かも知れない、までしか哲学的には
    言及出来なかったのではないかと思います。私は、この大前提の壁を破るべくプラトンが
    挑戦したのだと思いますよ。すなわち、死後の存在証明ですね。私はこれは不可能だと
    思っております。わからない事が、逆に神の意思だと私は思ってしまうくらいです。
    ここに信仰が成り立つのだと思います。これは、以前議論しましたね。

    ソクラテスの最後ですが、死が善き事で恐れる事でないならば、ソクラテス自身も
    監獄から逃げる訳がありませんよね。カギはかかっていなかったそうですね。何故ならば
    ソクラテスは決して逃げないと看守も皆知っていたからでしょう。そして、自身の死でもって
    それを証明致しました。まさに哲学に命を賭けた立派な方でした。

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  • from: tamaさん

    2008年04月29日 18時59分26秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:ソクラテス ②」
    > > 死後は(ソクラテス自身を含めて)誰も知らない、というのがソクラテスの論旨の大前提ですよ。
    > > 死は善い事というのは、死に対する見方や捉え方を言っているのであって、死後の事は、はっきりとは
    > > わからない、という論旨ではないのでしょうか。
    > > ですから、パイドンでハデス(冥府)やダイモンと言う言葉が出てきますが、これは言い伝えだ
    > > と前置きをしていますよね。私は、むしろプラトンの方が霊界よりだと思っていますが。

    この議論に私が加わると、同時並行で進んでいる別の議論との兼ね合いでで、ややこしくなる、と思い少し差し控えていましたが、お二人の議論に刺激され約30年振りに「ソクラテスの弁明」読み返してみました(岩波文庫:1978年第42刷)。
    確かに、『弁明』では、「私は冥府(ハデス)のことについては何事も碌に知らない代わりに、また、知っていると妄信してもいない、ということである(十六)」とか、「死はこの世からあの世への遍歴の一種であって、また、人の言う通りに実際全ての死者がそこ(冥府=ハデス)に住んでいるならば、・・・・」と、自分の信念ではなく「人の言う通りに・・・ならば」と前提を付けていたりしていますのでソクラテスは、死後の事は詳しくは知らない、との立場で発言しているようです。
    しかし、「解説」(久保勉)の中に、「・・・・ソクラテスのこのような態度の根底には、恵み深き守護者である神に対する不動の信仰と、霊魂不死の信仰(『弁明』では明言されていないが『ファイドン』では肯定されている)があるということである。」と訳者の解説の中にあるので(私はパイドンを読んだ事がありませんが)霊魂不死=死後の世界、をソクラテスは肯定していたと思われますが、それがどの様な世界であるかは迷信であり判らない、ということではないでしょうか。

    > > >例の声の件ですが、我々が普通にいう、良心の声と解するには無理があると思います。
    > > というのは、一種の声として聞いたとの表現なので、そのようにして、良心の声を聞くというのは、
    > > やはり霊能者の力でしょう。もっとも、良心の声と内容は同じだと思っておりますが。
    > > その声は「するな」としか言わなかったのでしょう?霊の声とするにも無理があるのでは
    > > ないのですか。本人の言葉通り、神からの知らせ、もしくはインスピレーションという
    > > ところでしょうか。

    この事に関しては、ueyonabaruさんの意見に賛成で「それは即ち私には一種の神的で超自然的な徴「声」が現れることがある、ということである。・・・・これはすでに私の幼少時代に始まったもので、衷(うち)に一種の声が聞えて来るのである。(十九)」と具体的に「声」(翻訳によっても違うかも知れませんが)と言っており、しかも、神からのインスピレーションであれば、むしろ「在るべき姿」が肯定的に脳裏に閃きそうですが、間違った方向を選びそうな時にだけ「するな」と制止の声が聞えてくるのでしたら、もし「こうしろ、ああしろ」という指導では自分で考えなくなり「哲学者」としての成長が阻害され使命が果たせなくなる恐れがあるので、本人に充分考えさせるため、このような制止しかしないような指導を霊人が行ったのではないか、と私などは考えます。
     また、訳者注(18)には、「彼が熱烈なる合理主義者であるのみならず、同時に宗教的神秘家であることを物語るものと言うべきものである。・・・・元来ギリシャ人の言うところの「ダイモン」とは、神々、特に低位の神々のことで、人間と関係深く、往々守護霊とも解せられる。」と言っています。
     しかし、いずれにしても、このような事はどちらでもよい事ですね。
    ソクラテスが無実の罪で訴えられ、法廷の場でも相手におもねる事無く死刑を恐れず良心と理性に従い堂々と真実と正義を主張し、死刑の宣告を受けてからも何ら態度を変える事無く、立派に死んでいった事、彼にとって哲学と実践とは完全に一致していた事、これらの事こそが私たちに感動をもたらし、勇気を与えてくれます。

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  • from: ueyonabaruさん

    2008年04月29日 09時47分01秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:Re:ソクラテス ②」
    > 早速のお返事ありがとうございます。
    >
    > > > これは、正確には死は善い事なのかも知れない、と言っているのではないのでしょうか。
    > 死後はわからないのだから、悪と言うか、恐い事、苦しい事、つらい事と考えるのが思い込み
    > ではないのか、と指摘しているのではないのでしょうか。
    > >
    > >
    > >そうではなく、死は善いことなのだといっております。これは次のパイドンではもっとハッキリ
    > とでてきます。
    > >  ソクラテスは大川氏やスウェ-デンボルグのようには語りませんが、しかし、霊という存在は
    > 十分に理解している方だと思います。
    >
    > あれあれ?あなた、自身で言っている事が違っていますよ。95であなたは
    >
    > >ソクラテスは死について次のように言います。
    >
    > >「〜なぜなら、死を恐れるということは、いいですか、諸君、智 慧がないのに、あると思っていることにほかならないのです。な ぜなら、それは知らないことを、知っていると思うことだからで す。なぜなら、死を知っている者は、だれもいないからです。ひ ょっとすると、それはまた人間にとって、いっさいの善いものの うちの、最大のものかも知れないのですが、しかしかれらは、そ れを恐れているのです。つまりそれが害悪の最大のものであるこ とを、よく知っているかのようにです。そしてこれこそ、どうみ ても、知らないのに、知っていると思う、かの不面目な無智とい うものに、ほかならないのではないでしょうか。」
    >
    > >彼らは、死はひょっとする人間にとって最大の善いものかも知れないものなのに、それを恐れるというのは、これこそ無智だというのです。そして次のように言います。
    >
    > 死後は(ソクラテス自身を含めて)誰も知らない、というのがソクラテスの論旨の大前提ですよ。
    > 死は善い事というのは、死に対する見方や捉え方を言っているのであって、死後の事は、はっきりとは
    > わからない、という論旨ではないのでしょうか。
    > ですから、パイドンでハデス(冥府)やダイモンと言う言葉が出てきますが、これは言い伝えだ
    > と前置きをしていますよね。私は、むしろプラトンの方が霊界よりだと思っていますが。
    >
    > >例の声の件ですが、我々が普通にいう、良心の声と解するには無理があると思います。
    > というのは、一種の声として聞いたとの表現なので、そのようにして、良心の声を聞くというのは、
    > やはり霊能者の力でしょう。もっとも、良心の声と内容は同じだと思っておりますが。
    >
    > その声は「するな」としか言わなかったのでしょう?霊の声とするにも無理があるのでは
    > ないのですか。本人の言葉通り、神からの知らせ、もしくはインスピレーションという
    > ところでしょうか。


     私の言い方が適切でないかも知れません。
     ソクラテスは言い伝えを信じており、もしくは肯定的であったのです。それらの事を、分からないというのは、大川隆法氏やスウェ-デンボルグのようにはとらえなかったのです。しかし、ソクラテスもプラトンも、また大川氏などもその思想に根本的な違いはないと考えております。
     おっしゃるように、ソクラテスとプラトンの関係は、プラトンがより霊的かも知れませんが、プラトン自身の著書(「国家論」がそうだと思いますが、)にあたりふたりの違いなど確かめなければなりません。しかし、それは遠い先のことになりそうです。
     ソクラテスの対話篇についても、プラトンの思想なのかも知れませんが・・・・・。
     現在手にもっている本は、田中美知太郎編の「プラトン」というもので、昭和34年の発行となっており、ずいぶん古いものです。何十年もツンドクにしていたのですね。これからの勉強です。お互いに意見をぶつけながら、向上を目指したいものです。今後ともよろしく。
     
    >

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  • from: リアリストさん

    2008年04月29日 07時49分39秒

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    「Re:Re:Re:Re:Re:ソクラテス ②」
    早速のお返事ありがとうございます。

    > > これは、正確には死は善い事なのかも知れない、と言っているのではないのでしょうか。
    死後はわからないのだから、悪と言うか、恐い事、苦しい事、つらい事と考えるのが思い込み
    ではないのか、と指摘しているのではないのでしょうか。
    >
    >
    >そうではなく、死は善いことなのだといっております。これは次のパイドンではもっとハッキリ
    とでてきます。
    >  ソクラテスは大川氏やスウェ-デンボルグのようには語りませんが、しかし、霊という存在は
    十分に理解している方だと思います。

    あれあれ?あなた、自身で言っている事が違っていますよ。95であなたは

    >ソクラテスは死について次のように言います。

    >「〜なぜなら、死を恐れるということは、いいですか、諸君、智 慧がないのに、あると思っていることにほかならないのです。な ぜなら、それは知らないことを、知っていると思うことだからで す。なぜなら、死を知っている者は、だれもいないからです。ひ ょっとすると、それはまた人間にとって、いっさいの善いものの うちの、最大のものかも知れないのですが、しかしかれらは、そ れを恐れているのです。つまりそれが害悪の最大のものであるこ とを、よく知っているかのようにです。そしてこれこそ、どうみ ても、知らないのに、知っていると思う、かの不面目な無智とい うものに、ほかならないのではないでしょうか。」

    >彼らは、死はひょっとする人間にとって最大の善いものかも知れないものなのに、それを恐れるというのは、これこそ無智だというのです。そして次のように言います。

    死後は(ソクラテス自身を含めて)誰も知らない、というのがソクラテスの論旨の大前提ですよ。
    死は善い事というのは、死に対する見方や捉え方を言っているのであって、死後の事は、はっきりとは
    わからない、という論旨ではないのでしょうか。
    ですから、パイドンでハデス(冥府)やダイモンと言う言葉が出てきますが、これは言い伝えだ
    と前置きをしていますよね。私は、むしろプラトンの方が霊界よりだと思っていますが。

    >例の声の件ですが、我々が普通にいう、良心の声と解するには無理があると思います。
    というのは、一種の声として聞いたとの表現なので、そのようにして、良心の声を聞くというのは、
    やはり霊能者の力でしょう。もっとも、良心の声と内容は同じだと思っておりますが。

    その声は「するな」としか言わなかったのでしょう?霊の声とするにも無理があるのでは
    ないのですか。本人の言葉通り、神からの知らせ、もしくはインスピレーションという
    ところでしょうか。

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  • from: ueyonabaruさん

    2008年04月29日 00時16分57秒

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    「Re:Re:Re:Re:ソクラテス ②」
     ソクラテスを読んで、感動し若干興奮している点があったと思われます。しかし、そのように感じたのも事実ですので、その解釈は変えません。以下お答えします。

    > ueyonabaruさんには申し訳ないのですが、解釈にかなり主観が入っているように思いますよ。
    > 私がお伺いしたのは、霊や霊界あるいは守護霊という言葉をソクラテスが使ったかを、お聞きしたかったのです。また、著書の訳者のはしがきや、後書きに霊という文字はあるでしょうか?「死を知っている者は、だれもいない」とソクラテスは言っているのですから 彼が霊能者で守護霊の言葉を聞いていたと言う解釈はどうなのでしょうか。但し、神という言葉は出てきていますので、神の存在は信じていたのでしょう。この、してはいけないときにさし止める声は、自身の良識の声に耳を傾ける事が出来た、程度にしか私は感じないのですが。
    > 皆さん、いつも普通にそうしていませんかね。どうして、それだけで霊能者という解釈が成り立つのでしょうか。

     霊界については、ハデスの国という表現をしており、守護霊をダイモンといっていたと思いますが、後者については再度確かめます。しかし、ソクラテスは随分と、霊的な考えをする方ですよ。また、訳者や編集者が私が使っていた表現をしているかどうかですが、チラット見た限りでは使ってないようです。これも、今後調べましょう。
     例の声の件ですが、我々が普通にいう、良心の声と解するには無理があると思います。というのは、一種の声として聞いたとの表現なので、そのようにして、良心の声を聞くというのは、やはり霊能者の力でしょう。もっとも、良心の声と内容は同じだと思っておりますが。


    > > ソクラテスは字義どおり、死後の世界を理解していないというべきでしょう。謙虚な方です。
    > 死後の世界を大川氏や、スウェ-デンボルグ、その他の霊能者が把握するようには理解していないようです。しかしながら、死後の世界に移ることを善いことだと本書の中では言っており、
    > 大方の人が死を悪と考えるのは無智であるというのです。死は悪ではないのに、死を悪と考え、これを正しいとしている無智を指摘しているのです。 
    >
    > これは、正確には死は善い事なのかも知れない、と言っているのではないのでしょうか。死後はわからないのだから、悪と言うか、恐い事、苦しい事、つらい事と考えるのが思い込みではないのか、と指摘しているのではないのでしょうか。


     そうではなく、死は善いことなのだといっております。これは次のパイドンではもっとハッキリとでてきます。
     ソクラテスは大川氏やスウェ-デンボルグのようには語りませんが、しかし、霊という存在は十分に理解している方だと思います。

    > > 裁判の一コマのようですが、ソクラテスが裁判官に話しかけていることは確かです。この箇所は、
    > ご指摘のとおり、真理の主張です。例のソクラテスに語りかける霊は、彼が判決に従うことに対し反対の声をださないので、彼は判決に従うのが良いことだと判断するのです。彼は、最後まで教育者
    であり、宗教家であるかのようです。それにしても、このくだりは、感動します。

    > この部分は私も共感致します。但し、霊は心の声と読み替えます。このソクラテスという方は、反対や反問の中に愛を見い出していたように思います。妻も悪妻とされていますね。相当ソクラテスに反対したでしょうね。ソクラテスは対話を通じて相手の持つ考え方に疑問を投げかける問答法により哲学を展開する、とされていますね。それはもちろん、相手を真理に到らしめるためですね。

     妻の名はクサンチッペといいましたか。家庭ををおろそかにして、町中で毎日対話をつづけていったのですから、妻から見れば、良い夫ではなかったでしょう。これが、彼女を悪妻にしてしまったのかと、想像もします。

                           では、また
     

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  • from: tamaさん

    2008年04月28日 23時40分27秒

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    「Re:Re:Re:Re:ソクラテス」
    リアリストさん。いつも真っ直ぐに真摯にお答え頂き有難うございます。
    私にとって学びになると思いますので、拙い私の信仰との違いを明確にしたいと思います。

    > おそらく、私の考えは様々な教えの影響を受けつつも独自の考えであると
    > 思います。現実の宇宙とその中に存在する万物を、天として信仰の対象として
    > おります。

    私の信仰の場合は、対象は漠然としたものですが、宇宙・大自然・万物そのものは神の「体」であり、それらの存在の根源にあるもの(=愛のエネルギー=愛の法則=愛の意識)を根源神と認識しています(漠然としていますが)。
    崇拝はしませんが、私の魂の親の様な存在です。
    こんな私をも深く愛して下さっているようです。

    >具体的には毎朝その象徴である太陽に感謝の念を捧げる程度です。

    私の場合は、定期的に感謝の念を捧げる事はしませんが、今、私が生きている事、生かされている事自体が、神の恵みによるものと気づいています。

    > そして、自身の身の回りに起こる事は、すべて天の計らいと捉えております。

    素晴らしい境地ですね。
    私はそこまでは感じられません。
    自身の身の回りに起こる事は、自分の過去(過去世も含め)の想念・行動の因果による結果が殆どだと感じています。
    悪い結果が現れた時には自分に原因が無いか、まずチェックし、正してゆく事が第一だと思います。
    そして、これらは自分の修行のステージだと思っています。
    しかし、私は天の計らいを見落として来たかも知れませんね。
    本当にそうです。
    少し謙虚に考えてみたいと思います。

    > また、すべての人間の心の中に等しく仏性が宿ると考えておりますので、
    > 仏教的な思想も展開しております。

    全くその通りだと強く感じます。
    まず、こんな私の心の中にも神の子としての素晴らしい神性・仏性が宿っており、同じ様に全ての人に等しく神性が宿っている、と強く感じています。
    この事に気づく事で、私は周りの人を、より正しく観れるようになり、より愛する事が出来るようになったし、私自身、本当に救われた思いです。

    キリスト教に関しては、生きている時の
    > イエスの考えには共感を覚えますが、天に帰ってからの彼を神と拝む事は
    > ありません。

    私は天上界のイエスキリストには偉大な魂として最大限の尊敬の念を抱いています。しかし崇拝はしません。

    信仰は確固としておりますが、特定の宗教に属しておりませんので、
    > 無宗教者です。他力ではなく、自力になると思います。

    私も全く同じです。

    >他人が自分を幸せにするとは
    > 考えません。幸せを幾つ見つけられるか、幸せを発見し感じる事ができるか。
    > 神は答えを自身で掴む事を良しとしているのではないか。答えは決して教えて下さら
    > ないが答えを見出せる環境は与えて下さる。

    これらのご認識は私も強く共感します。
    小さな事に神の恵みを感じ(気づき)幸せを発見する事が私たちが幸せになる近道であり、神は私たちがそれを見出し幸せに近づいて行く事を忍耐強く見守ってくださっているのかも知れませんね。
    リアリストさん。
    ご教示どうも有難う御座いました。

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  • from: リアリストさん

    2008年04月28日 21時42分55秒

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    「Re:Re:Re:ソクラテス ②」
    ueyonabaruさんには申し訳ないのですが、解釈にかなり主観が入っているように思いますよ。
    私がお伺いしたのは、霊や霊界あるいは守護霊という言葉をソクラテスが使ったかを、
    お聞きしたかったのです。また、著書の訳者のはしがきや、後書きに霊という文字はあるで
    しょうか?「死を知っている者は、だれもいない」とソクラテスは言っているのですから、
    彼が霊能者で守護霊の言葉を聞いていたと言う解釈はどうなのでしょうか。但し、神という言葉は
    出てきていますので、神の存在は信じていたのでしょう。この、してはいけないときに
    さし止める声は、自身の良識の声に耳を傾ける事が出来た、程度にしか私は感じないのですが。
    皆さん、いつも普通にそうしていませんかね。どうして、それだけで霊能者という解釈が成り立つ
    のでしょうか。

    > ソクラテスは字義どおり、死後の世界を理解していないというべきでしょう。謙虚な方です。
    死後の世界を大川氏や、スウェ-デンボルグ、その他の霊能者が把握するようには理解してい
    ないようです。しかしながら、死後の世界に移ることを善いことだと本書の中では言っており、
    大方の人が死を悪と考えるのは無智であるというのです。死は悪ではないのに、死を悪と考え、
    これを正しいとしている無智を指摘しているのです。 

    これは、正確には死は善い事なのかも知れない、と言っているのではないのでしょうか。死後は
    わからないのだから、悪と言うか、恐い事、苦しい事、つらい事と考えるのが思い込みでは
    ないのか、と指摘しているのではないのでしょうか。

    > 裁判の一コマのようですが、ソクラテスが裁判官に話しかけていることは確かです。この箇所は、
    ご指摘のとおり、真理の主張です。例のソクラテスに語りかける霊は、彼が判決に従うことに対し
    反対の声をださないので、彼は判決に従うのが良いことだと判断するのです。彼は、最後まで教育者
    であり、宗教家であるかのようです。それにしても、このくだりは、感動します。

    この部分は私も共感致します。但し、霊は心の声と読み替えます。このソクラテスという方は、反対や
    反問の中に愛を見い出していたように思います。妻も悪妻とされていますね。相当ソクラテスに反対した
    でしょうね。ソクラテスは対話を通じて相手の持つ考え方に疑問を投げかける問答法により哲学を
    展開する、とされていますね。それはもちろん、相手を真理に到らしめるためですね。

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  • from: ueyonabaruさん

    2008年04月28日 15時53分13秒

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    ソクラテス ③

     「ソクラテスの弁明」を読んでの感想を述べてみたいと思います。
     先にアウグスティヌスの「告白」を読みましたが、そのときに強く思ったのは、ロ-マ時代という古い時代背景をもつ思想家が、はたしてスム-ズに読めるだろうかということでした。時代背景が違うので、人の発想も表現方法もちがい、理解に苦しむのではないかと思っていたのです。しかし、実際に本を手にして読み進んでいくと、そのような時代背景からくる読みの難しさは確かにあるものの、たいしたことではなく、それよりも作者の考えることが、現代に生きる自分とあまり変わらないなと思え、その共感の思いが読書を後押ししてくれたのです。アウグスティヌスの考えが分かるということ、古代の賢人の言葉がわかるということに非常に感動をしました。今般、ソクラテスを読むにあたり、この方が、さらに古いギリシャ時代の人なので、時代背景などが邪魔をしないかという心配はありました。しかし、今回もやはり作者への共感が読書の後押しをしてくれました。
     今回の経験では、原典に直接あたることがとても大切なことだと痛感させられております。原典にあたることで、思わぬ世界の展開が期待できます。

     感想ですが、
    ソクラテスは、霊能者であり、当時のアテネ世界の預言者のような方です。キリスト教の教義における預言者ではなく、智を求めることに最高の価値を置き、神を最高の智者とし、アテネ市民へ精神的な価値観を啓蒙することを自己の使命と考えた人でしょう。キリスト教以前の、ギリシャの輝ける哲人の時代を思い起こさせるかたです。
     また、死後の世界を実在するものとし、現実に守護霊の言葉を聞くこともできた方です。死後世界があるのかどうかわれわれは議論をするわけですが、この本を読めば、このような議論が色あせて見えるほど、彼は霊界寄りです。
     また彼が世界にかくも有名であるのは、悪法であってもこれには従い、従容と毒杯を飲むという悲劇的な行為が後世の人の耳目を引いたからだと思います。これは、キリストが磔にされた悲劇性と相通ずるものがあるように思います。また、弟子のプラトンが師のことについてしっかり書き残した点は無視できず、同様にキリストの弟子たちが、師キリストのことを後世に書き残したわけで、これも共通する点です。
    と、このように感じました。

     次には、やはりプラトンの作で、パイドンを読んでみたいと思います。一読はしたのですが、これは「ソクラテスの弁明」に比べ分厚く、すべてを理解するには、少し荷が重いような気がしております。しかし、がんばって自分なりにまとめてみたいと思います。しばし、時間をください。

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  • from: ueyonabaruさん

    2008年04月28日 09時05分06秒

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    「Re:Re:ソクラテス ②」
     早速のご反応ですね。嬉しいです。では、私の感じ(理解)を申しましょう。

    > ueyonabaruさん、大変興味深い書き込みありがとうございます。
    > >〜なぜなら、死を恐れるということは、いいですか、諸君、智慧がないのに、あると思っている>ことにほかならないのです。なぜなら、それは知らないことを、知っていると思うことだからです。なぜなら、死を知っている者は、だれもいないからです。

     ソクラテスは字義どおり、死後の世界を理解していないというべきでしょう。謙虚な方です。死後の世界を大川氏や、スウェ-デンボルグ、その他の霊能者が把握するようには理解していないようです。しかしながら、死後の世界に移ることを善いことだと本書の中では言っており、大方の人が死を悪と考えるのは無智であるというのです。死は悪ではないのに、死を悪と考え、これを正しいとしている無智を指摘しているのです。 


    > ソクラテスがもし生きていたならば、死後の事がわかるという方と是非論争させてみたいですね。
    >
    > > 「しかしながら、諸君にも、裁判官諸君、死というものに対して、よい希望をもってもらわなけれ ばなりません。そして善きひとには、生きている時も、死んでからも、悪しきことはひとつもないの であって、そのひとは、何と取り組んでいても、神々の配慮を受けないということは、ないのだ という、この一事を、真実のこととして、心にとめておいてもらわなければなりません。」

    > これは、裁判の時の一コマなのでしょうか。ソクラテスが信仰によって死を克服している様子が読み取れるのですが。彼は、無実を主張しているよりも、真理を主張しているように思えるのですが。


     裁判の一コマのようですが、ソクラテスが裁判官に話しかけていることは確かです。この箇所は、ご指摘のとおり、真理の主張です。例のソクラテスに語りかける霊は、彼が判決に従うことに対し反対の声をださないので、彼は判決に従うのが良いことだと判断するのです。彼は、最後まで教育者であり、宗教家であるかのようです。それにしても、このくだりは、感動します。

    > >ソクラテスは霊能者であり、守護霊の導きを声としてきくことができたようです。
    > >
    > >「・・・・・私には、何か神からの知らせとか、鬼神からの合図とかいったものが、よく起こる のです。・・・・・これは、わたしには、子供の時から始まったもので、一種の声となって あらわれるのでして、それがあらわれるとき時は、いつでも、わたしが何かをしようとしている 時に、それをわたしにさし止めるのでして、なにかをせよとすすめることはいかなる場合にも ないのです。」
    >
    > 何らかの、特殊な能力があったのかも知れませんね。それが霊の声かどうかを論ずる前にソクラテスの言葉として、何か霊についてより具体的に言及しいる箇所はございますでしょうか?


     本文をお読みになればお分かりになりましょうが、彼は霊界を信じきっているようです。全編霊的といっても過言ではないのです。より具体的とまでは言えませんが、事例を、次のとおり拾ってみました。

     「・・・・・わたしの主張では、神によって、なせと命じられた ことなのです。それは神託によっても伝えられたし、夢知らせに よっても伝えられたのです。」

     「・・・・・わたしに妙なことが起こったのです。というのは、 わたしにいつも起こる例の神のお告げというものは、これまでの 全生涯を通じて、いつもたいへん数しげくあらわれて、ごく些細 なことについても、わたしの行おうとしていることが、適当でな い場合には、反対したものです。・・・・」

     

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  • from: リアリストさん

    2008年04月28日 07時14分54秒

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    「Re:ソクラテス ②」
    ueyonabaruさん、大変興味深い書き込みありがとうございます。
    >〜なぜなら、死を恐れるということは、いいですか、諸君、智慧がないのに、あると思っている
    >ことにほかならないのです。なぜなら、それは知らないことを、知っていると思うことだからです。
    >なぜなら、死を知っている者は、だれもいないからです。

    ソクラテスがもし生きていたならば、死後の事がわかるという方と是非論争させてみたいですね。

    > 「しかしながら、諸君にも、裁判官諸君、死というものに対して、よい希望をもってもらわなけれ
    ばなりません。そして善きひとには、生きている時も、死んでからも、悪しきことはひとつもないの
    であって、そのひとは、何と取り組んでいても、神々の配慮を受けないということは、ないのだ
    という、この一事を、真実のこととして、心にとめておいてもらわなければなりません。」

    これは、裁判の時の一コマなのでしょうか。ソクラテスが信仰によって死を克服している様子が
    読み取れるのですが。彼は、無実を主張しているよりも、真理を主張しているように思えるのですが。

    >ソクラテスは霊能者であり、守護霊の導きを声としてきくことができたようです。
    >
    >「・・・・・私には、何か神からの知らせとか、鬼神からの合図とかいったものが、よく起こる
    のです。・・・・・これは、わたしには、子供の時から始まったもので、一種の声となって
    あらわれるのでして、それがあらわれるとき時は、いつでも、わたしが何かをしようとしている
    時に、それをわたしにさし止めるのでして、なにかをせよとすすめることはいかなる場合にも
    ないのです。」

    何らかの、特殊な能力があったのかも知れませんね。それが霊の声かどうかを論ずる前に
    ソクラテスの言葉として、何か霊についてより具体的に言及しいる箇所はございますでしょうか?

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