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  • from: ueyonabaruさん

    2009年05月22日 16時58分53秒

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    佐伯啓思教授の日本観

     今6月号で休刊となる「諸君」誌で、佐伯教授が「アメリカ型改革から桂離宮の精神を守れ」と題して書いておられます。

     桂離宮や伊勢神宮などの建物に日本のよき精神が表れているとの考えが教授にはあります。日本の精神を大切にし、アメリカ的な価値観の影響下から脱却しなければならないとお考えのようです。そして、日本文化については次のように述べます。

    「もともと、日本文化の中には、物質的幸福よりも、人びとの精神的なつながりや質素な生活のもたらす安寧を重視するところがある。生活の中に様々な形で美を持ち込むことを好む。資本にものをいわせた巨大なものよりも繊細で優美なものを愛好する性癖がある。個人的利益追求より他者への配慮と集団への献身がある。自己への固執よりも無私をよしとする精神がある。急激な社会変化よりも安定した社会の漸進的変化をよしとする傾向がある。激しい自己主張よりも控え目な態度に価値をおく。これらは、「日本的なもの」美質であるが、これはまた、今日のアメリカ型金融資本主義や個人主義的競争社会、ITに席巻された社会とはまったく異質なものといわざるをえない。」

     そして続けて、アメリカ発のグロ-バリズムの限界とその国の精神的文化の価値について次のとおり述べてゆきます。

    「今日の世界は、表面上はアメリカ型のグロ-バリズムによって支配されたかに見えているが、そのことの限界に誰もが気づき始めている。この混沌とした世界で、どの国も、その国のよってたつゆえんを確認しようとするであろう。政治にせよ経済にせよ、その基盤となるものは精神的文化であるほかない。・・・・・日本の政治も経済も社会も、「その国がよってたつゆえん」を見失っている。それを支える精神文化を見失っている。しかし、それが全く消失したわけではない。日本社会の再建は、日本人がいまだ潜在的に保持している、死生観、自然観、歴史観といった日本の価値の基本を想起することによってのみ可能となるであろう。」

     佐伯教授の思想は、詳しくは語られてませんが、その方向、骨子らしきものは大体了解可能と思われます。これと、幸福の科学の文明論とを比較するとどうなのかについて、私なりに考えてみたいと思います。


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