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  • from: ueyonabaruさん

    2017年01月31日 11時48分10秒

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    浜田宏一教授のインタビュー

    経済関係で、たいへんイイ記事がありましたんで、コピ-します。

    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/



    さて、安倍政権の内閣官房参与の一人、浜田宏一教授が中日新聞のインタビューに答え、「金融緩和が徐々に効かなくなってきた」との見解を示しました。

    『マイナス金利1年「緩和効果薄れ、財政支出必要」 首相ブレーンの浜田氏
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201701/CK2017013102000114.html
    日銀が大規模金融緩和の一環でマイナス金利の導入を決めてから、二十九日で一年となった。安倍晋三首相のブレーンとして大胆な金融政策の実行を提言してきた米エール大の浜田宏一名誉教授(81)は本紙のインタビューで「金融緩和が徐々に効かなくなってきた」との見解を示した。昨年の消費者物価指数が四年ぶりのマイナスに落ち込むなど、物価や景気が停滞する状況には「財政支出の助けが必要」と述べ、金融中心だった政策を修正する必要性を認めた。(後略)』

    インタビューを読むと、浜田教授がすっかりプリストン大学のクリストファー・シムズ教授の「シムズ論文」にはまってしまっていることが分かります。特に、
    『景気を押し上げる必要がある時に政府が借金をして財政出動をする。これからは将来増税をしてすぐ回収することはないと人々に思わせる。そうすれば人々もお金を使い、マイルドなインフレが起きる。』
    の部分など、相も変わらず「期待」に「期待」するスタイルになっています。

    この辺りの問題については、

    【青木泰樹】限界が見えてきた量的緩和
    http://www.mitsuhashitakaaki.net/2017/01/14/aoki-34/

    【藤井聡】なぜ、浜田参与はスティグリッツ・クルーグマンでなく、「シムズ」に説得されたのか?
    http://www.mitsuhashitakaaki.net/2017/01/17/fujii-232/

    などにおいて、青木先生や藤井先生が詳しく解説して下さっています。

    そもそも、日本銀行が昨年9月の総括で、日本人は「フォワード・ルッキングな予想形成(合理的期待形成)」ではなく、「適合的な予想形成」をしていると認めたわけです。日本国民は、
    「将来、こうなるだろうから、こうなる」
    などとは考えず、
    「これまで、こうなっていたから、こうなる」
    と考えるのです。

    「国債発行で財政出動をしても、将来増税をして回収されることはなくなる。だから、お金を使う」などと、経済合理的な考え方をする人など、ほとんどいないでしょう。

    日本国民がお金を使い始めるのは、一定期間、所得が実質値で増え続けたときです。

    「これまで実質賃金が安定的に上がってきた。ならばこれからも上がるだろうから、お金を使おう」
    と、考える国民が、間違いなく大多数です。

    ともあれ、浜田教授はインタビューにおいて、現在の日本にとってまことに正しいことを幾つか言っていらっしゃいます。

    インタビュアーが、
    「日本の財政は世界一の赤字を抱えています」
    と、財務省的(かつ事実としても間違っている)煽りをした際に、浜田教授は、
    「財政を均衡させる考えにとらわれすぎだ。政府が潤っても国民が貧しいなら、どうしようもない。」
    と、「その通り!」と叫びたくなる回答をしています。

    さらに、インタビュアーの、
    「政府が当面借金を返す気がないと、国民に思わせても本当に良いのですか」
    という、恐怖プロパガンダ的な突っ込みに対し、
    「構わない。経済が成長していれば財政赤字が増えることは問題ではない」
    さらにさらに、
    「歯止めのないインフレになってしまうのでは」
    という、財政破綻論者の究極奥義「はいぱ~いんふれ~しょ~ん」的な質問に対し、
    「長年デフレが続いている。そのような心配をする必要はない」
    と、「ごもっとも」と言わざるを得ない回答をしていらっしゃるわけでございます。

    正直、浜田教授にせよ、シムズ教授にせよ、「経済学的」な思考の枠に囚われすぎだと思いますが、それにしても、
    「財政を均衡させる考えにとらわれすぎだ。政府が潤っても国民が貧しいなら、どうしようもない。」
    「経済が成長していれば財政赤字が増えることは問題ではない」
    「長年デフレが続いている。(歯止めのないインフレの)心配をする必要はない」
    と、正しいことが新聞に載るようになったのは、大きな進歩だと思います。

    もっとも、多くの国民にとって、浜田教授の「正しい発言」は、「はあ・・・???」という感じでしょう。社会通念を引っ繰り返すのは、時間と根気が必要です。

    それでもやらなければなりません。わたくしは最近、財務省の「国の借金プロパガンダ」「嘘の財政破綻論」のせいで、冗談抜きで日本国は亡国に至り、将来的に中国の属国化すると確信じみた思いを抱くようになってしまっているのです。

    最悪の未来を避けるために、できるかぎりのことをやりましょう。皆さんも、ご支援くださいませ。

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