「Re:青紫色のアケビの皮を食しました。」
まーぼ様
その後いかがですか？
このコメントがあった時、なんとかコメントをつけようと思ったのですが、なかなか言葉が見つからず、毎日気にしていました。
書き出したら、止まらなくなりそうですし、短い言葉ではとても思いは伝わりそうもなく。
ずーっと気にしていました。
家が燃えながら、真っ黒い波となって押し寄せた３月１１日。
何が起こっているか、考えることもできない状況の中、生き残った人もいます。

お母さんも、娘さんも、ご主人のご両親も、大変だったでしょうが、一人でないのが、何よりです。
決して一人暮らしにならないようにして下さい。
高校からの友人は「寂しい、寂しい」と言って、「１１日」を選んで、亡くなりました。
発見されたのは２日後。
連絡用に携帯電話を使い始め、時間が取れたら「メールの使い方を教えに行くから」と、言っていたのに。

一人は、だめです。
毎日電話をしても、電話が切れた後は、もっと寂いしいかも。

私の生まれも育ちも三陸海岸です。
親類縁者友人の多くも、三陸。
祖父母、叔父叔母など多くを、震災と津波で失いました。
病死の身内より、災害で亡くなった身内の方が圧倒的に多い。
これが現実です。

そして原発。
こんなになってもまだ、「原発を残した方が良い」と考える人がいる。
想像力がないのか、現実を見ていないのか、他人ごとなのか。
この期に及んでまだ原発を推進するなら、今回の事故から、何の教訓も得ることはなかったことになります。
福島の方も、心を痛めた多くの人々の苦しみも「無駄な苦しみ」だったことになります。

大熊町が本当に安心して住めるようになる日が、いつ来るのか。
政府が「大丈夫」と言っても、はたして住民は信頼することが出来るのでしょうか。
目に見えない、恐怖と闘ってまで、大熊町に戻れるでしょうか。

私たちの親の世代は広島と長崎で被爆しています。
私たちの世代は被爆２世です。
私たちの子供達は被爆３世です。

さらに福島原発で被爆したら、どのように考えたらいいのでしょうか。
こののち、何重にも被爆する可能性を思うと、いたたまれません。

「アケビ」
白い綿が「苦味」の素です。
スプーンなどでこそげ落とせば、だいぶ苦味が和らぎます。
一般的には詰め物（ひき肉、糸コン等）をして、炒め煮です。
私は味噌味のソースを塗って、オーブンで焼くことが多いです。
チーズをのせて焼くこともあります。
庭でたくさん収穫できるので、良く食べます。
実より、新芽が好きです。
山菜の中でもベスト３に、入ると思います。
新芽は何度も収穫できるので、かなり長い期間楽しみます。
そろそろ蔓を収穫して、篭を作る時期です。

今日は「スイートバジル」をようやく収穫しました。
だいぶ痛んだ葉もありましたが、使うのはわずかなので、綺麗な葉だけを残しました。
おかげで家の中はとてもいい香り。葉よりも花の方が「甘ーい」香りですね。
コメントを書く気力も出ました。