皆さんお久しぶりです。（数えてみたら2年ぶりでした）
義父がとても美しい青紫色のアケビを採って来てくれました。
アケビの果実より皮の方を食べる地方があるとTVで観てからとても興味があったので、1日目は籠に入れて観賞し、翌日早速ﾊﾞﾀｰでｿﾃｰし、塩ｺｼｮｳと香り付けにお醤油を使って食してみました。
ん〜･･･アケビ自体が無味無臭の素材のため、私の味付けが失敗かなというのが感想です。
ｺﾞｰﾔのような苦味には少々驚きました。どなたか美味しい食べ方をご存知ないでしょうか？

もうひとつ久しぶりに投稿したのは、福島の原発事故の話題があったので･･･。
実は、私の実家はその20㌔圏内です。母と妹とは、一日おにぎり1個と水と毛布一枚だけの体育館避難生活を3日続けた時、親戚がたくさんある避難所から探し当てくれ、電気も水も止まり食料も手に入らない状態の家だけど連れ帰ってくれたそうです。

青森の私と連絡が取れたのは5日後。ｶﾞｿﾘﾝもなく、陸路の交通手段は絶たれたため、まずはﾊﾞｽでどうにかして東京まで行き、空路で青森へ来ることをｱﾄﾞﾊﾞｲｽしました。
高齢の母を連れ、初めて飛行機を利用しての移動に、妹もずっと緊張していたのでしょう･･･青森空港で迎えた私の顔を見た途端泣き出してしまった程です。

現在は、そのまま母は私のところで同居し、妹は教職の為福島に戻りました。
更に、黒い津波に追いかけられながら、1歳の娘と高齢の祖父母を車に押し込むようにして高台に逃げた娘は、家を流されてしまい、放射能からも逃げる為、3日間かけてｶﾞｿﾘﾝを調達しながら日本海回りで青森に避難して来ています。
更々に、同じく津波の被害が大きかった岩手の主人の両親も、主人がｶﾞｿﾘﾝをかき集めて車で迎えに行き、同居しています。

私は数年前まで原発のある大熊町に20年間住んでいましたから、現地の友達から現在の情報も入ってきます。一時帰宅の際、逃げ出したダチョウが家の前の道路を闊歩し、ｾｲﾀﾞｶｱﾜﾀﾞﾁ草が田畑を埋め尽くして一面黄色だったそうです。家は泥棒に入られ、町並みはｺﾞｰｽﾄﾀｳﾝだったそうです。
関係者が発する｢収束｣って何なんでしょうかね･･･。