新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

野草を食べる会

野草を食べる会>掲示板

公開 メンバー数:51人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 宮田さん

    2007年12月16日 11時06分46秒

    icon

    野山のキツネは、ツバキとサザンカを容易に見分けたか?

    板違いですが、どうにも冬は、話題に枯れますので、ご容赦の程を…。

    もう一と月ほども前のことになりますが、童話を読んでいましたら、キツネが「ツバキの花びらで、爪を染める」場面がありました。

    はてさて、そんな事ができるものかどうか。
    安房直子(あわなおこ)さんの『きつね山の赤い花』という童話の中に、こんな場面があります。

    「きつねのマニキュアはね、赤い花でするのよ。あなたのつめも、きれいにしてあげましょう。」
     かあさんぎつねは、ゆみ子のそばへきて、箱の中から、新しいつばきの花びらを取りだしました。それから、ゆみ子の手をとると、花びらを、小指にこすりつけたのです。
     たちまち、ゆみ子の小指は、つばきの花の色になりました。
     しっとりした、ふかい赤です。日の光にかざすと、それはきらっと光って、まるでルビーのようです。
    「知らなかった。花びらで、マニキュアができるなんて……。」
     ゆみ子は、ため息をつきました。すると、きつねのかあさんは首をふって、
    「いえいえ、そこらのつばきじゃ、とてもだめです。これは、きつね山のつばきだからです。」
    といいました。

     こんな話を下の子にしたら、つばきの花が咲くまで我慢できなくて、手当たり次第、赤い花のマニキュアを試すに違いありません。
     きつねのかあさんも、そこらのつばきじゃ、とてもだめです、と言っているように、本当に普通のつばきでは、駄目なのでしょう。
     と言いますのも、毎年の冬ごとに、思う存分、赤い花を突い散らすヒヨドリのくちばしも、いっこうに赤く染まっては、おりませんから。

    ◇◆◇◆
    安房直子さんの作品は、以下のサイトにまとめられています。
    http://misty.rose.ne.jp/mona/

    ◇◆◇◆
    ウィキペディアには、ツバキとサザンカの見分け方が載っていました。ツバキとサザンカの区別など、思いもよらぬ事。「思い込む、思い違う」、他の事でも、きっとあるのだろうなと、益々自信のなくなる出来事でした。ヒヨドリは、いいなあ。ここで、一首。

    ヒヨドリは 知っているのか 
    ツバキの花 サザンカの花 散らし飛び去る

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%AD
    ◇◆◇◆
    愛知県東三河地方は、最低気温が4〜5度です。
    皆様のお住まいは、いかがでしょうか。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 1

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件