「漢方と薬草療法　」について、私の持っている「薬草ハンドブック」を要約してみました。


漢方は漢方医の診断により、行われる医術で、漢方薬は医師の診断にもとずき、生薬を調整したものです。

薬草療法はこの漢方の一部を応用した、いわば素人療法です。漢方の知識を取り入れ、長い間病気の治療の一部として、効果を期待して、受け継がれてきました。

西洋医学が取り入れられるようになり、すたれてきましたが、薬草については、植物学による科学的な根拠をもつものが多く、自然の恵みを上手に取り入れてきた私たちの祖先の、知恵と工夫の結晶ともいえます。

ただし、病気については医師の診断を受けなければならないのは、いうまでもなく、ごく軽い症状や、予防に役立てるもです。