新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

野草を食べる会

野草を食べる会>掲示板

公開 メンバー数:51人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 桃の11さん

    2008年11月18日 22時27分34秒

    icon

    味を数値で表す

    18日の讀賣新聞に「あの味、データーで残す」という記事がありました。
    味覚センサー機を使って、味を感知、電気信号に変えて、味をデーター化することが、可能ということです。
    この機械を使えば「あっさり」「すっきり」などの、あいまいな主観的味の表現ではなく、客観的な数値になる、ということなそうです。
    これは、「ベートーベンやバッハの楽曲が音符で残るように、食文化を記録する『食譜』を作ることが目的」と、開発した方が話しています。

    確かに楽譜は残っています。が、それは料理でいえば「レシピ本」のようなもの。
    実際には、その当時、作曲者が意図したのもは、楽譜だけでは伝えきれていないと思います。
    同じ楽譜でも、演奏者と指揮者によって、ずいぶん違います。
    速度も、今と当時ではかなりずれがあり、時代とともに、演奏時間が短くなってきているといわれています。
    ちょっと前に、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団で、チャイコフスキーの「交響曲 第5番 」を聴きました。
    今まで聞いたことなのいくらい、ゆっくりのテンポで始まりました。
    しかも綺麗すぎて、ちょっと落ち着きません。もともと、きれいな演奏で有名なのですが、チャイコフスキーの時代、こんなきれいな演奏があったとは思えません。
    日曜日には、ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」をランランの演奏で聴いたのですが、パガニーニの主題に「グレゴリオ聖歌」の低音部が混ざり、複雑怪奇。聴いていると頭の中がごちゃごちゃになってしまいました。
    演奏の仕方によっては、「グレゴリオ聖歌」が、邪魔をせず、静かに響かせられるはず。パガニーニも、こんなごちゃごちゃな音楽に仕上げて欲しくは、なかったと思います。
    つまり、音符は、単なるレシピ本であって、生かすも殺すも、現代人の感覚ではないかと思うのです。
    何でもかんでも数値化する。そしてそんな味の既製品であふれる。
    これってどうなんでしょう。
    そもそも、絶対音であるべき、音の高さだって、何ヘルツかは、ずれてきているそうです。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 2

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件