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恋愛小説発表会〜時にはノンジャンルで〜

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  • from: エリスさん

    2011年07月29日 14時25分46秒

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    「Re:スケジュールが滅茶苦茶ですみません 今日はお休みします」
     毎度のことながら言い訳ですが、下書きの原稿が書けませんでした。昨日、それでも頑張って書こうとしたのですが、もうまったく進まず........。


     今年は自治会に参加しなくてはならないのですが、そのストレスが半端ないです。
     どうして「できない」のに、無理矢理やらせようとするんでしょう、自治会は。
     今年一年の辛抱だと言われてますが..................ストレスで人って死ぬことありますか?



     お詫びとして、ちょっとしたエピソードを一つ。
     兄がやっている猫サークルの関係で、我が家がどこにあるか知っている人もいると思われますが、そのうちの地元が映画になりました。
     先週の21日は、その映画の先行上映で、私が勤務している映画館はもうお祭り騒ぎでした。
     その映画の主演は――実名を出してしまうとなんなので、仮に「リーヤ君」とします(知っている人は知っている、とある狼男の名前です)。彼が声変わりする前からテレビで見てるので、きっといい子なんだろうなァと思っていたんですが……。

     全シアターで舞台挨拶があり、リーヤ君はその都度シアターを移動していました。午後になって、時間に遅れて入ってきた、50代前半の女性のお客様がいて、私がチケットを確認して中にお通しすると、ちょうどその時リーヤ君がシアターを移動するために出てきたところでした。
     一瞬のことだったので、どっちが先に声をかけたか分かりにくかったのですが、確かリーヤ君のほうから声をかけたと思います。

     「あっ! お母さん!」
     「あら! リーヤ!」

     リーヤ君は自分から手を出して、お客さんに握手をしてあげていました。

     「来てくれたのォ? ありがとう!」

     きっとこの女性は、映画撮影で知り合った地元の方だったのだろうと思います。リーヤ君はそういった一般の方たちとも仲良くなれる、優しい子なんだなァってことが良くわかりました。

     良かった、リーヤ君が思ってたとおりのいい子で(^_^)
     変に芸能人ぶったスネた子だったらどうしようかと思ってたんだけど……映画館のスタッフじゃなかったら、ファンとしてマヨネーズの差し入れして上げられたのに。

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  • from: エリスさん

    2011年07月15日 12時20分20秒

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    「夢のまたユメ・25」
     というわけで、百合香が猫部屋に入って掃除(主にトイレ砂)をしている間、翔太は入り口のそばでしゃがんでその様子を見ていることになった。姫蝶はその間ずっと百合香の後をついて歩き、立ち止まっている時もピッタリと百合香の脛に絡み付いていた。
     なので翔太が「いつもそんなに仲良しなの?」と聞くと、
     「いつもは私が掃除し終わるまで、一人で遊んでるのよ、そこのボールとかで」
     「あっ、これ?」
     と、翔太は入り口の横にあったおもちゃ箱の中の、ピンクのボールを手にとった。
     「そう、それ。ちょっと転がしてみてくれる?」
     「こうかな?」
     翔太が姫蝶の方へボールを転がすと、姫蝶はサッと顔を向けたが……その視線の先に翔太がいるせいか、それ以上動かなかった――が、足元は飛び掛りたくてムズムズしているのが分かる。
     「ね? 気になってるでしょ?」
     百合香はそう言いながら、台所の方へ向かった。姫蝶もそれについて来たが、翔太の前を横切らなくてはならなくなって、ちょっと足を止めてから、飛び越えるようにジャンプして百合香の後を追った。その様子を見た翔太は、二人(一人と一匹)が台所にいる間、百合香の部屋の前へと移動してあげたのだった。おかげで百合香が姫蝶の晩御飯を持って戻ってきた時には、姫蝶もスムーズに戻ってこれたのだった。
     姫蝶が晩御飯を食べ始めたので、百合香は念入りに手を洗ってから、今度は自分たちの晩御飯の準備を始めた。といっても、おかずはすでに朝のうちに用意して、冷蔵庫に入れてあったので、温めるだけだが。
     「おかず一人分しかないけど、分け合って食べましょう。シチューはいっぱいあるわよ」
     百合香がこたつにおかずとご飯を運んでくると、
     「おお、うまそう!」
     と、翔太は喜んでコタツの中に入った。
     「一応、クリスマスディナーなんだ」
     チキンナゲットとポテト、チーズと海老のムースのオードブル(市販品である)、グリーンピースとコーンとにんじんのミックスベジタブルが入っていた。シチューはチキンのクリームシチューである。
     「うちは仏教徒だから、基本クリスマスはやらないんだけど、料理は食べてもいいことになってるの」
     「食べるものは宗教に関係ないものな。でもどうせなら、唐揚げのが良かったなァ」
     「お兄ちゃんにもそう言われたんだけど、朝から揚げていられなかったのよ。でも、このナゲットもおいしいわよ」
     「どれどれ」
     翔太は一つつまんでみた……。
     「あっ、ほんとだ」
     「ね? シチューも食べてみて。私の自信作なの」
     「うん、うちのシチューより色が白いけど……」
     と翔太は言ってから、一口食べてみた。「あっ、うまい。そっか、牛乳が濃いんだ」
     「私の母の作り方だと、普通のシチューのレシピより牛乳を多く使うの。だから色が白いんだけど、その分、味が深くなるのよ」
     「いいねェ、その家庭独自の味があるんだ」
     おかずが一人分しかなかったこともあって、二人はすぐに食べ終わってしまった。もっとも、帰ってくる前に喫茶店でお茶とデザートを食べてきたのだから、さほど空腹ではなく、ちょうど良かったのかもしれない。
     二人が食事を終えたころ、姫蝶が百合香の部屋に入ってきた。
     「みにゃあ〜」
     「はァい。キィちゃんもご飯終わったのね。こたつに入っていいわよ」
     「みにゃあ」
     姫蝶は百合香が座っている方から中に入って、丸くなった。
     「さてと……私、台所仕事するけど……」
     「気にしなくていいよ。リリィがいつもやってることをやって」
     「ありがとう」
     百合香は姫蝶が嫌がらないように、そうっとコタツから出た。
     「何か読んでる?」
     「うん、じゃあね……あっ、それ貸して。魔夜峰央の――」
     「“ゼロ星(スター)”?」
     「いや、その隣の」
     「“妖怪学園ザビエル”?」
     「うん、それ。まだ読んだことないんだ」
     「はい」
     と百合香は本棚の文庫本が並んでいるところから、一冊取って渡した。
     その間姫蝶は、百合香がこたつから居なくなったのに気づいてはいても、逃げることもせず、ゆったりと眠っていた。

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  • from: エリスさん

    2011年07月08日 12時35分04秒

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    「夢のまたユメ・24」
     百合香は二階へあがると、仏壇の母の遺影に「ただいま」をして、急いで洗濯物を取り込んだ。一階に戻ると、翔太は百合香の本棚から一冊出して読むでもなくページをめくっていた。
     「何かお気に召して?」
     百合香がそう言いながら洗濯物の入った籠を部屋の隅に置くと、翔太は本を閉じて言った。
     「今まで読書好きの女の子の部屋には何度か入ったけどさァ、この本を置いてる子は初めてだ」
     翔太が手に持っていたのは“第四若草物語”だった。
     「オルコットの“若草物語”は文学少女のバイブル(必ずと言っていいほど読まれる本)だけど、それでも“続若草物語”までだろ? 第三、第四まで読む子は滅多にいないよ」
     「そうかもね。でも私も第三、第四は大人になってから読んだのよ。少女時代は存在すら知らなかったわ」
     「ああ……確かに」
     と、翔太は本の最後の方のページにある〈奥付〉を確認した。一九九三年に再販されているということは……。
     「アニメ化されてから買ったのか」
     「そう。私も若草物語は小学校の図書館で読んで、続若草〜は中学生のときに、やっぱり図書館で借りて読んで……途中で読むのやめちゃったのよね」
     「想像はつくな。ベスが死んでしまったから、読むのが辛くなっちゃったんだろ?」
     「ご名答……でも、フジテレビの世界名作劇場で“若草〜”がアニメ化されて、それで改めて読みたくなって、“若草〜”と“続若草〜”買い揃えたの。それで読んだら、それなりにハッピーエンドだったのよね。ベスが死んでしまったことを抜かせば」
     それまでの“若草物語”を映像化もしくは舞台化したものは、三女のベスがしょう紅熱から回復し、戦争に行っていた父親が帰ってくるところで終わるので、大方の人は“若草物語”はハッピーエンドで終わると思っているだろうが、その後の話である“続若草物語”では、次女ジョーに求婚したセオドア(ローリー。隣家の少年)はジョーに振られてしまうし、ベスは亡くなってしまい、それによってジョーは喪失感に襲われるなど、かなり辛い話が続く。しかし最後にはセオドアは四女のエイミーと結ばれ、ジョーもベア氏と知り合って幸せになるのだった。
     「第三と第四を買ったのは?」
     と翔太が聞くと、
     「“若草〜”がアニメ化された数年後に、その続編として“ナンとジョー先生”が放送されたのね。その原作が第三と第四だって知って、それで買い揃えたの」
     「ああ、そうなんだ」
     「それにしても、あなたも凄いわね」
     「なにが?」
     「普通、男の子が“若草〜”に第四まであるなんて知らないわよ。でもあなたったら、そのことはさも当然のように話してるじゃない」
     すると翔太は自慢げにフッと笑って、
     「やだなァ、俺を誰だと思ってるのさ。親父とじいさんが出版社の社長と会長なんだから、これぐらい当然さ」
     「ああ、そっか……」
     親御さんの英才教育なんだな……と、百合香は思ったが、口に出すのはやめておいた。
     「私、これからキィの部屋掃除したり、ごはんあげたりするけど、その間、翔太はここで待ってる?」
     「う〜ん……いや、俺はリリィのやってることを見てるよ」
     「見てるの?」
     「あんまり姫蝶と壁を作らない方がいいと思うんだ。かまったりはしないから、姫蝶が俺に慣れてくれるように、遠くから見守ってるよ」

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  • from: エリスさん

    2011年07月08日 11時59分31秒

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    スケジュールが滅茶苦茶ですみません

     震災があってから、収入が激減した関係もあって、ネット小説の更新を「2週間に1回」にしておりますが、それが不規則になってきてしまってすみません。家のことと仕事のこと、両方でバタバタしてしまっているのが原因です。

     とりあえず家のこと――無事に我が家のテレビが地デジになりました。間に合わなくなるのではないかと焦りましたが、兄が足立ケーブルに入っていてくれたおかげで、なんとかなりました。今まで見られなかったテレビ局の放送が見られるようになったので、今月から視聴するアニメ番組が増えました。(^_^)


     そして仕事のこと――これはしばらく片付きそうにありません。私がどこの映画館に勤務しているか知っている方は分かるかと思いますが、某漫画から映画化されたあの作品のおかげで、うちの映画館はここのところ大忙しで、イベント続きなのです。おかげで、7月21日木曜日は、本当だったら休日だったはずなのに、出勤になりました。 。。。。。><。。。。。。
     いや、泣いたらアカン! うちの町が有名になるのは、いいことなんだ!! と言い聞かせながら頑張っております、ハイ。。。。


     そんなわけで、これからも更新が不規則になると思いますが、どうぞご容赦ください。

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  • from: エリスさん

    2011年07月08日 11時46分48秒

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    和田慎二先生のご冥福をお祈りします

     毎月「ボニータ」で連載されている「傀儡師リン」を楽しみに読んでいた私は、この訃報を聞いてびっくりした――ちょうど職場の休憩時間だった。
     その前日に発売された「ボニータ」には、

     「次回、最終章突入」

     と明記されていただけに、この先が読めないのはとても残念です。
     でも、一番悔しいのは和田先生自身のはずです。
     家に帰ってから、私よりも和田先生のファンである兄・三菜斗 岬にこのことを伝えたところ、やはり仕事でニュースなど見ている余裕のなかった兄は、寝耳に水の話だったので、
     「……早いよ……」
     と肩を落としていました。我が家の居間 兼 仏間には兄が買い揃えたコミックがいっぱい本棚に並んでいて、その中には当然和田先生の「超少女明日香」や「ピグマリオ」などもあります。

     先生の作品は本当にドキドキワクワクして、面白い作品ばかりでした。私など足元にも及びませんが、いつか先生のような読者をひきつける作品を書けるようになりたいと思っています。

     重ねて、先生のご冥福をお祈りします。


                            淮莉須 部琉

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