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from: めるろ〜001さん
2009/11/06 05:36:42
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菩薩道について短観
菩薩道と三乗とは密接な関係がある。
三乗とは、声聞乗、縁覚乗、菩薩乗となる。
小乗が声聞乗と縁覚乗になり、
他者との関係にまで自己の思考を発展させると菩薩乗に成る。
しかし、この時の菩薩乗は本当の意味での菩薩乗ではなく、
成仏した後に、説法をする形になって初めて真の菩薩乗になる。
乗とは、乗り物のことです。
小乗とは一人で乗る。一人で解脱するという意味での「小乗」である。
上座部仏教の蔑称としての小乗とは違う発展的な意味での「小乗」である。
最初の菩薩乗は、<他の人も一緒に>という意味であり、
他の人を説法する意味ではない。
丁度、大日如来が、如来つまり既に解脱しているにもかかわらず、
装飾品を身に着けて、我々の前に現われているのと同じ状態になれば、真の菩薩乗=菩薩行になる。
他者を抑圧している限りは、通常の菩薩乗であろう。
密教では、菩薩乗の上に真言乗=金剛乗を設け、
そこから再び、菩薩乗を為す場合を想定している。
顕教であれば、想定していないので、
<成仏した後に>という概念が付いてくる。
菩薩行をするということは、広く自己以外の説を多様に知り、
対機説法が出来る場合をいう。
丁度、仏陀がしたようにである。
ここで、密教という言葉の意味を書こう。
密教とは、ブッダが、衆上を前にして、般若波羅密多の真意を語らなかった。そう、黙して語らなかった部分、そういう秘密の部分を
ある程度の修行者のみに語られる。そういう部分を書いているものである。
智慧第一のシャーリプトラにさえ、黙して語らなかった部分(密なる部分)そういう教えを修行する教えという意味である。
秘密にしないで教えてくれといわれても、
修行がある程度になっていないと教えても無に帰すのである。
じゃあ、どこまで修行が行き届いていればいいか。
それは、三乗を知るところであろう。
丁度、真言乗の前ですね。
すると、真の菩薩道になるには、一度仏にならなければならないということです。
三蔵法師がいろいろ居られますが、この立場がそうですね。
しかし、真言乗に行く前か、行った後かが重要です。
それは、「菩薩行」との密接な関係があるからです。
それにしても、仏教は広い。-
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