「Re:Re:一人言コーナー」
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> 　昨日、ダヴィッド君から久振りに電話があった。
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> 　９月に、家に届いた彼宛の郵便物を取りに来て、最後の別れをしてから、連絡はしていなかった。
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> 　その時の話では、夏は何処かのバカンス村の料理人として働いていたので、実家に帰り休むつもりだという話だった。
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> 　ダヴィッドに、年末の挨拶代わりと近況でも聞こうと思い、２，３回かけたが、いつも留守電に繋がった。
> 留守電には伝言をのこしといたが、４，５日経った。
> ＜フランス人の名前を書く時は、なるたけ、人間関係の自然な表れの雰囲気を伝えたいので、人称を外しますね。年令の差があっても、魂は平等である世界に存在しているはずだという事ですね。＞
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> 昨日の夜、９時半頃かけてきた。
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> 「あぁぁ〜、、生きてた?心配したわ〜」わたし
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> 去年、うちに来てすぐ、夜中や休日に病院の救急にダヴィッドを運んだ経験があるので、どうしてもその時の体験が後を引いているのだ。
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> 理由は、夏働いていたバカンス村で、仕事が終わると、その場にいるお客さんや従業員とで、かなりのアルコールを飲んで時間をつぶしていたのではないか？
> という結果が、肝臓の病理結果にでた。
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> 下手すると、死に至ルくらい悪い結果だった。
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> 彼は、２７歳だったが、料理人季節労働者として、生活を繋いでいたのですね。　
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> 「、、クリスマスバカンスで、なかなか一人でゆっくり思う時間がとれないから、、、遅くなった」ダヴィッド
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> 「　クリスマスはどうだった？」わたし
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> 　「あぁぁ〜、静かだった、、去年よりはね!」ダヴィッド
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> 「　ところで、今何処に居るの?」私
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> 「　ヴァル、ディゼールのバカンス村で、料理人している。」ダヴッド
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> 　Val d'isere
> ヴァルＶＡＬは、渓谷とか谷の意味
> で、イゼール　川の麓＜谷＞
> という意味をもつ
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> 町　ヴァル、ディゼールに彼は今住んでいる。
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> ＡＲＣ川と平行に流れる、隣の渓谷
> タランテーズ渓谷を成す、川
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> イゼール川なのです。
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> サヴォア県は、この二つの川有し両川とも１５０キロくらいの長さが渓谷とともにあり、川沿いに村が存在し、道路ができ、今は高速道路もあり、イタリア，トリノ、ミラノへと続く。
> 川や渓谷がある事でヨーロッパアルプスの稜線を象っている。
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> 　「　絶対、日本に行くと言っただろう!、、君の国さ」ダヴィッド
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> 　彼は、ＴＯＮ＜君、お前、アンタ＞　ＰＡＹS＜国＞
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> 　と、日本にＴＯＮ　という所有格をつけて表現してきた。
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> 　主体と主体の関係として会話が存在しようと　、
> 　能動的に存在させようと、空層で波動をあわせてくる。
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> 　「　あぁ、忘れてないわ、、知り合いの日本人がいたら、
> 　　　聞いてみてるのよ」私
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> 　いったい、ダヴィデの星、イスラエルの国旗の星の名前を持つ、ダヴィッドは、彼を日本に行かせる為に、わたしの処に、フイと現れた形に本とになっているのだろうか？
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> 　「友だちは一人も居ない、、」と、
> 　　わたしに、言葉を残し、
> 　　わたしに、日本に必ず行く、、、という言葉を残し
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> 　彼女や心を支えてくれる同世代の友人がいなくても、なんとか、将来へ向けて、生きたいと思う欲望や生へ希求運動を消す事なく、
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> なにかしらの希望や願いや目的をもって欲しいと願わずにはいられない。
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> 　彼とは、２０分くらい話した。
> 　
> 　彼が思う、ＴＯＮ＜君の＞　ＰＡＹS国，，，
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> 　わたしのおもう　　ＭＯＮモン私の　　ＰＡＹS国
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> 　
> 　やはり、主体、客体の使い道、表現の仕方をうまくこなすという事は、コミュニケートに必要なんでしょう。
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> 　フランス語で、一番使い道が難しいのは、
> 　対話者との心の距離の持ち方なんですね。
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> 　親しい仲というのは、我侭が通じるとか、なんでも欲望を通せる
> 　何でも言える、、、
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> 　という事とは違いますから、
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> 　人間関係を築くというのは、
> 　どの地点に立って、その人と接するか、、、、
> 　という個と個の関係を存在させようとする時に、
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> 　当然他者の人間性や人格というものも考えると思うのですね。
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> 　中にいつまでも人間関係を、他者を支配したい、組み入れたい、
> 　自分のものにしたい、等々、、
> 　又親しくなって
> 　我侭を聞いてもらいたい
> 　なぐさめてもらいたい
> 　欲望を聞いてもらいたい、、、、、等々
>
> 　というような一時の自己の抱えている不満解消の手段として、何かに夢中になる事で、一生懸命になりながら生きる方もいらっしゃりますが、、、
> 　それはそれで、、、その人の生き方なんでしょうが、、
>
> 　結局、全体が観得ないというのは、
>
> 　先が観得ないということなので、
> 　その逆はないと思うのですね。
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> 　個と個の関係は、確かに一部分なのですが、、、
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> 　関係を存在させようとする、、
> 　ＢＥ動詞が、動的に前に進もうと、稼動するのは、
>
> 　思惟の何がしかであって、
> 　
> 　関係を持った
> 　とか
> 　知り合った
> 　とか
> 　振られた
> 　とか
> 　いつも失恋の繰り返し
> 　だとか、、
>
> 　その地点で表現して世間の同感をえる体験に留まっている
> 　という事ではないと思うのですね。
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> 　１００年後から追いかけて表現しているように感じるのです。
> 　何故？
> 　二人の心の
> 　距離を縮めるのか？
>
> 　であって、
> 　例えば、
> 　ダヴィッドと、わたしの個と個の関係を例えれば、
> 　つまらないゴシップ雑誌の感覚
> 　年令差を越えた、男女が接近した、、、
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> 　という時間を後から追って、結果だけを、大衆ミーハー視線で図る事しか出来ない、共時態に落ちているという事だと思うのです。
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> 　マ！それも仕方ないのかもしれない状況でして、、、そのような事に一喜一憂し、情動バタバタさせてしまい、自分の事はいつもおろそかになっているようなんですね。
> それで確かに、、
> 　そのような他者達と、関係をもたされる人達も、お気の毒なのですが、、、
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> それでもって、誰も自分の事を思ってくれない、愛してくれない
> 状態に至っているらしい人達となんとなく関係を絶つ事が出来ない人達も沢山いらっしゃるみたいですが、、
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> まあ、年末ですからエールを送りたい気分になりますね、、、笑
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> 　一面しか見られない、
> 　体験がない、、、
> 　という人達というのは、どうしても世間の常識であるとか
> 　世間に通じる倫理感というものがまず、支配する絶対的な力を持つとして信頼をおいているんですね。
> 　
> 　信じないと何も語れませんし、何も表現できませんし、何も書けないのだと思うのです。
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> 　他者を含む、どれほど、自分と違う他者の心とコミュニケートが出来るか、？
> そしてどの位置に立って、他者と個と個の関係を独立させ、存在させようと、努力させられるか？
> という全ての人間関係も観なくてはならなくなってくると思うのですね。
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