今夜は、２時間半、ノンストップ
＜コマーシャルが一切入らず＞、ジュネーブのｎａｔｉｏｎ　ｕｎｉにおける国際会議の議会の流れを５，６年にかけ、問題点を分析していた。
ａｒｔｈｅアーテというヨーロッパの報道局なのですが、国連の国際会議の進行の録画を長年にわたり録画していたのでした。

　同時に数人の知識人や文化人がドイツ語英語フランス語で、デイベートをする、、というデイベートも織り込んだ中味の濃い番組でした。

議題は、

ｕｎｉｖｅｒｓ、宇宙、地球、普遍　ｉｎｔａｒｎａｔｉｏｎａｌ世界、国際、ｄｒｏｉｔｅ　Ｌ’ｈｏｍｍｅ　人権

について、、
まだ世界では、婚姻関係外の男性と交渉をもったという事が死刑判決にいたったり、同性愛の人間が見せしめの為に公開死刑されていたり、宗教や信仰の存在というのは、いったいどういう世界を作り上げていくのでしょう？
なんだか、暗い話題で申し訳ないのですが、ため息を、２時間半ついてばかりいました。

中国とキューバの関係も興味深いですし、アフリカ諸国の小さい国たちの言説と、大国の言説のエキヴァランス＜平衡感覚をもとうとする姿勢＞、ディプロマシーの手腕、などなど、、

いかに違う他者、相手との合意点、歩み寄り・・・・
そういったｕｎｉｖｅｒｓに向うポジティブの意欲や欲望があるのかないのか？

それとも、ただ自己世界の主張だけを述べる、、その地点に止まっている事はどういう事か？

力と力の対峙関係つくりをいかに避けながら、事の成否は、わたしたち、ひとり、ひとりがそれらの機会をどのように生かすかということにかかってきていると思うのですね。自由は権利だけでなく義務も伴なう、自由は無条件に与えられるものではないという確固とした認識の上に立って、精神や行為においても、自らの手にした自由にふさわしく、身をほどこす、、、という事が求められているとおもうのですよね。
最後は、この身のこなし、、品格、、高次の人間に相応しい品格というのは、大事だと思うのです。

多数決によって国連議長に選ばれたどこかの、イスラム諸国の議長が、
議会をはじめる前にいきなり、「アラーの神のもとにおいて、議論をはじめます・・・云々」・と言ってしまう、、、

目点状態、口あんぐりの、ヨーロッパの何処かの議員の不動の姿を写した時はさすが、おかしかったけど、、

つまり、あれでしょう、、現象学思考が出来ない状態なんだと思うのですね。
知っててかもしれませんが、なんというか、普通に当り前のことく、ごく自然に述べている行為が
「他者から観られた自分を自覚してないな！」＜客観＞という感じをうけるんですね。
　
脳の科学では、この品格というのは、非常に重要な素養だと思うのですね。理性脳の新しい行動様式、ｕｎｉｖｅｒｓには必ず必要不可欠だと思うのです。