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恋愛小説発表会〜時にはノンジャンルで〜

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  • from: エリスさん

    2008年08月22日 14時54分23秒

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    最後に会ったあの日。

     主人公の紅藤沙耶(くどう さや)にはこの時、まだ人に言えない決意がありました。来週の更新で書けるとは思いますが……なんだと思います?
     私も沙耶の決意と同じことを、もう大分以前から考えてはいるんですけど、なかなか実行できないですね。
     なんでか――協力してくれそうな人はいるんですけど、このあと沙耶もそうなるんですが、なかなか言い出せないんですよ。

     だから昨日の「西洋骨董洋菓子店(アンティーク)」に出てきた桜子は、本当に度胸があるなァ、と感心します――あはは、これでバレたかな?



     さて、「最後に会ったあの日」――詳しくは説明できませんが、察してください。その日、アナウンスの仕事の合間に一息ついていた私に、阿部サダオ似の後輩がこう言ったんですよ。
     「最後に再チャレンジしないんですか?」
     またアイツに愛の告白をしろってことなんだけど、
     「するわけないでしょ。どんなに頑張ったって、あの人が私のものになるわけがないんだから」
     「そんなの分かんないじゃないですか。これだけ“いじめ”てんですから」
     かなりのSであるアイツは、その日、あまり喉の調子が良くない私を朝の9時半から17時まで「アナウンス担当」に据えていたのだ。普通なら、14時あたりで中番と交代させるのに。
     それ以外にも今まで、普通だったら一人でやらせない過酷な仕事を、私ひとりにするということを平然とやってきたアイツだったのだが、それを阿部サダオ君は、
     「Sな桜さんが、ちょっとMなエリスさんをいじめて楽しんでいる」
     と解釈していたらしい。
     まあ、そういう要素も多少あったんだろうが。
     でもそういうのって、普通は「ご主人さまと恋奴隷」の関係になってからやらない?


     「いや、アイツのは単なる意地悪だから」

     それでも、接していられただけ良かったのかもしれないけど。

     「いいのよ、来世でまた会えるだろうし」
     「来世って、そんな先まで待っちゃダメです」
     「いいの。待つのよ、私は!」
     「やっぱMですよ、エリスさん……」

     悪かったね (^_^;)

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