D51737号機が眼下を通過した瞬間に背向シーンを捉えました。機関助士さんの顔が見えたのですが、残念ながら写真には映っていませんでした。

小沢駅から銀山側に歩いていくと、岩内線が函館本線から分岐されます。この分岐点から300mほど行ったポイントで、D51737号機牽引の下り貨物列車を狙いました。

急行ニセコ1号が走り去ってから約30分後、D51牽引の上り普通旅客列車が小沢の駅を発車しました。沿線にある小学校の庭の字ジャングルジムに登って、降雪の中、列車を真横から狙いました。すると、影絵のような雰囲気の、気に入った作品になりました。

極寒の小沢。小雪の降りしきる中で駅を発車したきた急行ニセコ1号を待ち受けていると、やって来た列車は先頭補機・C622号機の頭だけを出して、その後ろは全て蒸気のベールに隠れていました。C622＋C623のゴールデンコンビだっただけに残念でなりませんでした。

C57189号機牽引の下り旅客列車に乗って和田山に着いたころには日はとっぷりと暮れていました。雪も薄っすらと降り積もっていました。

黄昏時、生野駅に入ってきたC5795号機牽引の上りの長い貨物列車は、下り旅客列車の到着を待って暫く停車していました。私はこの列車で和田山方面に帰ります。また雪がちらつき始め、C5795号機は体中から湯気を立てていました。

黄昏時、幾の駅に戻った時、上りの長い貨物列車が入って来ました。C5795号機が牽引していました。

C57189号機は目の前を通過しました。バックの山の雪肌が印象的でした。

昼下がりになると太陽が現れ、気温も上がって来ました。山肌は木々の雪が融け、綺麗な雪肌となりました。この山肌をバックに、C57189号機が短い貨物列車を牽いてやって来ました。