「コロナ」、宮城県は全国でも突出した「感染率」ということです。
原因は
1、飲食店の時間短縮解除が早かった。
2、GOTOキャンペーンを始めた。
3、震災10年の関係で、県外からの「人流」が増えた。
ことにあるそうです。

実際家の近くの「牛タン」屋さん、平日も道路まで人が並んでいます。
人があふれるお店の一方では、閉じるお店も。
仙台市内の、明治から続く料亭(私が知る限りでは、古い市民に馴染みの最後の料亭）が、4月に閉じるそうです。
一昨年のゴールデンウイークに行きましたが、もう行くことがないと思うと、残念です。

10年って
震災直後、茫然として、暮らしのあった残像を見ていました。
2年位後には、新しい道路ができたりしていましたが、それでもまだ、家があった場所や、遊んだ場所の面影を追うことができていました。

昨年、久しぶりに葬儀に訪れた折、もう、自分のいる場所がどこに当たるのか、わからなく・・
復興住宅が建って、街並みが新しくなって、それはいいのですが、もう「ふるさと」とは、呼べないかなぁ、なんて。

3月11日が近づくにつれて、「震災」の報道を見ると、涙が出たり、脈が乱れるようになっていました。
何より、「震災」の映像を見るのが嫌だし、震災のドラマを見るのも、嫌でした。

10年後に、こんな思いになるなんて、思ってもいませんでした。
10年はやはり一区切りなんでしょうか。
長年支援を続けていた団体から、「ある程度の復興を遂げました。10年を区切りにサポートを受けるのを終わりにします」という案内がきました。
今後は「購入」を通じて支援としてくださいとのこと。
喜ばしいことななのですが、こうして「震災」の記憶も遠くなるのでしょうか。