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      from: シニョレッリさん 2013/08/28 08:43:25 icon 美術館・教会巡り(171) フォリーニョ市立博物館ベノッツォ・ゴッツォリ、二コッロ・アルンノ、オッタビオ・ネッリなどの傑作を展示しているのがフォリーニョ市立博物館で、ウンブリア州で必見だと思います。  
 共和国広場の北端にあるPalazzo Trinciです。 
 中に入りました。 
 1305年から1439年までフォリーニョを支配していたのがトリンチ家で、トリンチ家の住居としてウゴリーノ・トリンチ三世によって建てられました。 
 中庭、その周りにロッジアをめぐらした建物で、1389年に創建、1407年に完成しました。当初、建物はロマネスク様式とゴシック様式の折衷様式で建てられましたが、トリンチ家のフォリーニョからの追放後、リナッシメント様式によって拡大されました。その後、地震によって一部崩壊し、新古典様式で修復されるなど、様々な変遷を経ています。 
 回廊に様々な展示物が置かれています。    
 何の遺跡なのか、表示がないので分かりません。 
 現在、このPalazzoは市立博物館として使用されています。 
 博物館はこの階段の先にあります。 
 ここが入口です。
 内部は写真撮影が禁止されています。 
 パラッツォの幾つかの部屋に、この様な剥離フレスコがあります。これだけ見ても十分楽しめます。
 展示は、先ず、土器や古代の装飾品です。
 興味深かったのは、1226年から1439年までのトリンチ家の系図です。系図の書き方が日本とは可なり違っていました。
 サン・ジョヴァンニ教会、サン・ドメニコ教会、サン・クラウディオ教会、サン・マルゲリータ教会など、フォリーニョの各教会から集められた剥離フレスコが展示されています。
 さて、展示されている絵画作品のうち、ある程度、著名な画家による作品は次の通りです。
 オルカーニャ:「玉座の聖母」
 ニッコロ・アルンノ:「カメリーノの祭壇画」「幼きキリストを崇拝する聖母」「両面(表と裏)の祭壇画」「受胎告知」「ピエタと二天使」「多翼祭壇画」
 Pierantonio Mezzastris(1457-1506活動記録):「玉座の聖母子と二聖人」「聖母戴冠と天使たち」「洗礼者ヨハネと聖フランチェスコ」「玉座の聖母子と聖ドメニコと洗礼者ヨハネと天使たち(サン・ドメニコ教会のフレスコ)」「玉座の聖母子と聖シモーネと二天使(サン・フランチェスコ教会のフレスコ)」「玉座の聖母子と聖人たち(サン・フランチェスコ修道院のフレスコ)」
 ベノッツォ・ゴッツォリ:「受胎告知する大天使ガブリエル(サン・ドメニコ教会のフレスコ)」
 Lattanzio di Nicolo:「大天使ミカエル」「聖アゴスティーノ」
 Ugolino di Gisberto(1479-1499フォリーニョで活動記録):「ロレートの聖母と二天使」「玉座の聖母子と二天使(サンタ・カテリーナ教会のフレスコ)」「聖母と二天使(サン・ジョヴァンニ祈祷所のフレスコ)」「玉座の聖母子と大天使ミカエルと聖フランチェスコ」
 作者不明ですが、「フォリーニョの全景(板絵)」が非常に良かったと思います。
 Bernardino di Mariotto(1468-1566記録):「玉座の聖母子と二天使(色鮮やかで斬新な構図の作品です)」
 Bernardino Mezzastris:「San Amico」
 Dono Doni(1500-1563)(アッシージの画家):「聖女カテリーナの栄光と殉教」
 Feliciano de'Muti(1473-1518記録):「玉座の聖母子と幼き洗礼者ヨハネと聖フランチェスコとパドヴァの聖アントニオ」
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      from: シニョレッリさん 2013/08/26 09:54:18 icon 美術館・教会巡り(170) フォリーニョ、サン・フェリチアーノ大聖堂ユニークな構造が特徴の大聖堂です。  
 フォリーニョの街の中心、共和国広場です。左と右に教会が二つあるように見えます。実は、これは一つの教会でファサードが二つあるのです。 
 時計台の建物が市庁舎、右端に見えるのが大聖堂の洗礼堂、真ん中の建物はPalazzo della Canonicheです。 
 サン・フェリチアーノ大聖堂です。 
 創建が1133年、1149年に奉献され、1201年完成のロマネスク・ゴシック様式の教会です。 
 グランデ広場に面して建つ、第一ファサードです。1133年から建設が始まり、16世紀に完成しました。実は、現在、見ることが出来る姿は、オリジナルの形を出来るだけ取り入れて、1904年に完成した、修復後のものなのです。 
 このモザイク「玉座のキリストと聖フェリチアーノと聖女メッサリーナ、跪く教皇レ13世」は、1904年、ヴァチカンの美術家によって新たに制作されたものです。 
 バラ窓が特徴です。 
 共和国広場から見た第二ファサードです。 
 1201年に工事が着工され、14世紀に完成した第二ファサードです。 
 これもオリジナルではなく、1904年に行われた、修復後の姿です。  
 第二ファサード入口の左右に置かれている大理石像です。 
 扉の木像です。 
 こちら側の方が、教会の構造がよく分ります。 
 第一ファサード側から聖堂内部に入ります。 
 ファサードを見てから、聖堂内部に入ると、雰囲気が違うのに少しびっくりします。
 ジュゼッペ・ピエルマリーニ(1734-1808)の設計によって、18世紀後半に新古典用様式で建て替えられました。オリジナルのロマネスク教会はクリプタのみに残されているだけです。
 単身廊、ラテン十字形の構造です。 
 主祭壇です。 
 アントニオ・カルチオーニによって、18世紀に造られた主祭壇です。 
 主祭壇画は、バルダッサーレ・クローチェの「栄光の聖母子と聖人たち」です。 
 クーポラのフレスコ画はアンジェラ・ダ・フォリーニョの制作です。 
 主祭壇側から見た内陣です。 
 磔刑の礼拝堂です。 
 制作者など詳細が不明です。 
 説教壇です。 
 ニコッロ・アルンノの「磔刑」です。 
 フォリーニョの画家エンリコ・バルトロメオ(1815-1901)の「聖母と殉教者たち」です。 
 フランスの画家Jean Baptiste Wicarの「キリストの洗礼」(1826)です。 
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ラッザリーニ(1710-1801)の「聖家族と聖人たち」です。 
 ガエターノ・ガンドルフィ(1734-1802)の「フォリーニョを解放した聖フェリチアーノ」です。 
 ラッファエッロ・フォリアルディの「栄光の聖母と聖人たち」(1829)です。 
 Decio Trabalzaの「聖母子と聖人たち」です。 
 フォリーニョの画家Pizzoni Francescoの「荒野の聖フランチェスコ」です。
 現在、聖堂内で見ることが出来る作品は比較的新しいものですが、この聖堂を飾っていたバロック期以前の作品は大聖堂付属博物館とフォリーニョ市立博物館で見ることが出来ます。- 
  
  
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      from: シニョレッリさん 2013/08/24 03:03:31 icon 美術館・教会巡り(169) フォリーニョ、サン・ニコロ教会フォリーニョで見どころが多い教会のサン・ニコロ教会です。  
 フォリーニョは道路工事の真っ最中でした。 
 教会を囲んで駐車場が設けられています。 
 14世紀の創建されたゴシック様式の教会です。ファサードは16世紀に完成しました。 
 外見は地味ですが、内部に幾つかの傑作があるので、美術ファンには必訪でしょう。それを知らない方は、多分、通り過ぎてしまうかも知れませんね。 
 この教会は毎朝夕、開いています。 
 単身廊、ラテン十字形の内陣です。 
 左右の側壁に礼拝堂が設けられています。 
 お目当ての祭壇画が見えますね。 
 主祭壇です。    
 フォリーニョ出身にニッコロ・アルンノの「ご誕生の多翼祭壇画」(1492)です。これが、この教会の目玉と言うべき作品で、ニッコロがフォリーニョに残した代表作の一つでもあるのです。 
 主祭壇画のルカ・トンメの「聖母子と聖人たち」です。  
 セバスティアーノ・コンカの「受胎告知」です。これも中々の秀作だと思います。 
 制作者名が分からない作品の中では、これが最も優れていると思います。 
 アルンノの師匠で、フォリーニョの画家バルトロメオ・ディ・トンマーゾのフレスコ画?
 教会は19世紀に一部修復されましたが、その際、壁に描かれフレスコ画の痛みが激しく、落剝だらけだったとの事で、その殆どが塗り潰されてしまいました 
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      from: シニョレッリさん 2013/08/23 07:10:02 icon 美術館・教会巡り(168) フォリーニョ、Caritas Diocesanaこのトピックの題名を「サン・ジャコモ修道院教会」にすることも考えました。その訳は後ほど。  
 サン・ジャコモ広場です。 
 広場に面して建つのがサン・ジャコモ修道院教会です。 
 13世紀に創建されたゴシック様式の教会です。扉が何時も閉まっていて、中に入ったことがありません。 
 この建物は教会に隣接して建っています。 
 入口はここです。 
 扉にありました。 
 中に入ります。 
 キオストロがあります。 
 この場所はサン・ジャコモ修道院教会の旧修道院で、現在は聖母と聖アンナ同信会のCaritas Diocesanaとなっています。 
 回廊一階ルネッタに描かれたフレスコ画がお目当てです。 
 「サン・ジャコモの物語」の各場面が描かれています。 
 落剝、退色があって、イタミが激しいのが残念です。修復もあまり行われていないように見えます。 
 ウンブリア派画家によって16世紀に制作されたそうです。 
 多分、異時同図法で描かれていると思われ、描かれている意味が中々分かりません。 
 異時同図法とは、一つの画面に違った時点の事象を描くことを言います。例えば、キリストの誕生後の「羊飼いの礼拝」と「キリストの鞭打ち」を一つの画面で描けば、異時同図法の作品というわけです。 
 絵柄がはっきしません。  
 じっくり眺めていると、非常に良く描かれた作品だと分かります。
 丹念に見て回ると、しばしば興味深い新たな発見に出会うことがあって、至福の時を迎えることが出来ます。
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      from: シニョレッリさん 2013/08/22 08:43:10 icon 美術館・教会巡り(167) フォリーニョ、サンタゴスティーノ修道院教会ここは、私の失態によって、全くと言って良いほど、見ることが出来なかった教会です。  
 フォリーニョのガリバルディ広場です。この広場に立つのは、勿論ジュゼッペ・ガリバルディ像です。 
 広場に面して建つ、煉瓦造りの建物がサンタゴスティーノ修道院教会です。 
 14世紀に創建され、1434年に完成しましたが、18世紀にバロック様式に改造され、現在に至ってます。 
 16世紀、修道院が併設されることになり、1577年から修道院活動を開始しましたが、1810年修道院は閉鎖され、現在まで其の儘となっています。  
 ファサード左右の大理石像が分かりません。 
 扉の木彫り彫刻は「聖アウグスティヌス」と「聖ニコラ」でしょう。 
 金曜日の夕方で、普通、教会が開く時間ですが、扉が閉まったままなので他日を期すことにしました。
 広場の向こうはサン・サルヴァトーレ教会です。 
 翌土曜日の夕方です。行ってみたら扉が開いています。 
 喜んで中に入りました。夕べの祈りの時間でした。
 単廊式のバロック様式、どうも翼廊はなさそうでした。見たところ、お目当ての祭壇画があるみたいでした。
 ミサに参加するのも悪くないので、信者のふりをしてミサに参加。でも30分経っても、40分経っても終わりません。
 教会巡りはこの夕方の時間も貴重です。という事で他の教会に行くことにしました。 
 戻ってきました。でも広場が先ほどと違って閑散としています。不安がよぎりました。 
 不安が現実になりそう! あれれ、なんなの、閉まっている! あれれ、なんなの、閉まっている!
 やはり、ミサの終わるのを教会の中で待つべきでした。
 土曜夕方だけ、日曜の午前中だけ開く教会が実はかなり多いのです。
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      from: シニョレッリさん 2013/08/21 09:05:43 icon 美術館・教会巡り(166) フォリーニョ、サン・フランチェスコ修道院教会今回は、フォリーニョの歴史ある教会、サン・フランチェスコ修道院教会です。  
 Via Rutiliです。
 2013年2月、フォリーニョ旧市街は道路工事中でしたが、この通りは工事が終了したと見えて新しくて綺麗でした。この通りの先に広場があります。 
 サン・フランチェスコ広場です。 
 広場と言っても広い道路の様な広場ですが、そこに建っているのがサン・フランチェスコ修道院教会です。 
 13世紀-20世紀の建設とされています。
 その訳ですが、フォリーニョのBeata Angela(1248-1309)は夫、子供、母の死後、1285年フランチェスコ会に入会して修道女となり、修業後、この地に小さな祈祷所を建て、苦行を重ねがらフォリーニョの人々のために色々と尽力したのです。その功によって、1693年、教皇イノセント7世から福者(女性なのでベアタ)に任じられたのです。
 彼女の死後、信者たちによって祈祷者は拡大されましたが、18世紀には老朽化によって荒廃が酷くなったので、建築家Andrea Viciの設計によって、1796年から建設が始められた(完成は1856年)新古典様式の建物が現在の姿です。 
 Beata Angelaの遺体がこの教会にあるのは、その歴史から当然ですが、実は、彼女よりも後で活動したBeata Angelina da Monte Giove(1367-1435)もこの教会で埋葬されており、よく混同されて混乱の元となっている様です。 
 鐘楼は新しく、Bizzaniの設計によって1911年に建てられました。 
 このフレスコ画は建て替え前の祈祷所時代のものです。 
 翼廊がない単廊式、新古典様式の内部です。 
 建て替えられた教会は新し過ぎて、どこもやや興醒めですね。 
 主祭壇画の「荒野の聖フランチェスコ」です。記述がなく、誰の作品なのか、私には分かりません。 
 15世紀のウンブリアの画家による「ミゼリコルディアのベアタ・アンジェリ」です。定番画題の「ミゼリコルディアの聖母」が、ここでは聖母がベアタ・アンジェリに変わっています。 
 この礼拝堂が「ベアタ・アンジェリ祈祷所」になっています。 
 祈祷所に安置されている福者アンジェリの遺体です。 
 遺体の上に設置されている祭壇画は、ガエターノ・ガンドルフォの「ベアタ・アンジェリに顕現するキリスト」(1780)です。 
 記述がないので分かりません。 
 18世紀のウンブリアの画家による「祈る聖フランチェスコ」です。 
 これは秀作だと思います。見どころが少ない、この教会では最も優れている作品でしょう。 
 このステンドグラスはかなり新しいものでしょう。
 修道院らしき場所は何処にも見当たりませんでした。
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      from: シニョレッリさん 2013/08/20 09:09:18 icon 美術館・教会巡り(165) フォリーニョ、サンタ・マリア・インフラポルタス参事会教会今回は、ウンブリア州フォリーニョにあるサンタ・マリア・インフラポルタス参事会教会です。  
 サン・ドメニコ広場です。
 写真右の教会がサン・ドメニコ教会ですが、既に教会としての機能を停止して、この建物は催し物会場や会議場などに使用されています。
 12-15世紀頃までは、この広場辺りが街の中心でしたが、16世紀頃から、街の中心はこの場所から北東400mの共和国広場に移りました。 
 こちらがサンタ・マリア・インフラポリタス参事会教会です。 
 これらの写真と撮った時、2013年2月でしたが、フォリーニョの旧市街のあちこちで道路工事が行われていました。この広場も工事中で、柵が邪魔して良い写真が撮れませんでした。 
 創建が西暦58年のフォリーニョ最古の教会です。 
 現在の姿は、11世紀から建て替え工事が始まり、14世紀に完成したロマネスク様式のものです。
 創建以来、この教会に司教座が置かれました。つまり、フォリーニョ大聖堂と言う訳です。後に司教座はサン・フェリチアーノ教会に移動しましたが、それを機に参事会教会となったのです。
 サン・フェリチアーノ大聖堂については、近日中に取り上げる予定です。 
 この案内板は簡単すぎて、この教会の歴史が分かりません。 
 三身廊、ロマネスク様式のやや簡素な感じを受ける内部です。 
 左身廊です。 
 右側廊を見ています。 
 小さな礼拝堂です。
 この教会は、小規模の修復工事が二度行われましたが、幸いにも、壁のあちこちにフレスコ画の断片が残されています。 
 Pierantonio Mesastris(帰属)の作品だそうです。 
 ウンブリアの無名画家によるフレスコ画です。 
 Pierantonioのフレスコ断片です。 
 16世紀のウンブリアの無名画家によるフレスコです。 
 クーポラのフレスコですが、ニコロ・アルンノが描いた可能性があるとの事です。ニコロ(1430-1502)はフォリーニョで生まれ、フォリーニョで没した画家なので、その可能性は十分ありそうですが、画風が少し違う感じがするのですが・・・ 
 これから下のフレスコ画については不明です。    
 いずれも中々の秀作だと思います。      
 興味深いフレスコ画で感銘を受けました。
 この教会は修道院を併設しており、そのキオストロのフレスコ画が見たかったのですが、入り口が見つかりませんでした。(多分、閉鎖されていたと思います。)
 尚、この教会には修道女しかいないようです。
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      from: シニョレッリさん 2013/08/19 09:56:39 icon 街歩き(30) アンコーナ (その3) 
 今朝、Beachのメンテナンスを忘れて(その3)を書いていたのですが、その途中でメンテナンスのため、このサイトは書けなくなって、残念ながら途中までの記述がダメになりました。
 これは、それを忘れていた私が悪いので仕方がありません。 
 歴史的建造物が立ち並ぶVia Ferrettiです。
 という事で気を揮絞って、もう一度書くことにしました。 
 15世紀に建設されたサン・フランチェスコ・アッレ・スカーレ教会です。ロレンツォ・ロットの祭壇画など見所が多い、必訪の教会ですが、私が行く時に限って何故か閉まっていて困っています。その辺の詳しいことは「開かない美術館・教会」シリーズでこの教会に触れた通りです。 
 サン・フランチェスコ広場です。 
 Via Ferrettiを更に進みます。 
 建物が途切れた所から港が見えます。 
 教会の名称が分かりません。 
 この教会が開いているのを見たことがありません。 
 国立マルケ考古学博物館です。 
 博物館となっているPalazzo Ferrettiには建築家で画家でもあったペッレグリーノ・ティバルディのフレスコ画があります。 
 Piazza Straccaです。 
 広場から見た中心街です。この辺りは中心から少し外れています。 
 ローマ時代の浴場跡です。 
 この遺跡は荒廃していますね。
 この後、ドゥオーモに向かいました。 
 ドウオーモから見えたトラヤヌスの門です。城壁も見えます。 
 街の中心に戻ります。この建物は何でしょうか?今となっては全然分かりません。 
 サンタゴスティーノ教会です。この教会だけは開いていなくても問題がありません。 
 見どころはファサード・ポータルの彫刻ですから。ジョルジョ・オルシーニの作品で15世紀の制作です。 
 ガリバルディ通りです。 
 ローマ広場です。 
 小便小僧の噴水があります。 
 写真の右端に面白いものが・・・ 
 ペッレグリーノ・ティバルディ作と言われているFontana del Calanoです。16世紀に造られました。 
 ローマ広場です。
 ここまで書いてうんざりしてきました。気力が続きません。仕方がありません、途中ですが、この辺でこの項を終わることにします。icon 
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      from: シニョレッリさん 2013/08/18 14:32:09 icon ローマの教会は幾つあるの?ローマに教会が幾つあるのでしょうか? 
 ローマに行けば、しっかり予定を立てて教会巡りをしていますが、行けども行けども見たい教会ばかりでキリがありません。 
 ローマに行けば、必ず行くことにしている教会が幾つかあります。実はこれに時間をかなり取られて、初めて行く教会が少しも減らない、大きな理由となっています。 
 この二つの教会は必訪ではありませんが、ポポロ広場に行けば必ず足が向いてしまうのです。 
 これは最早教会としての機能は停止しているのだと思います。
 双子の教会に行ってしまうと、足が自然にコルソ通りに向かってしまうのです。 
 ここは何時も閉まっていますね。 
 何時までもコルソ通りでは何時まで経っても、行った教会の数が増えないので、少し方向を変えてみました。 
 丹念に教会巡りをしていると、一日に行ける教会の数は限られます。 
 この日は天気が良かったので、いつもの日よりも教会巡りが捗りました。
 「教会巡り」をアップさせるに当たって、気をつけているのは正確に記述することです。無責任に勝手に書いては、このサイトに訪れる人たちに失礼ですから。
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      from: シニョレッリさん 2013/08/17 09:18:57 icon 街歩き(30) アンコーナ (その2) 
 Piazza del Papaの続きです。 
 広場からサン・ドメニコ教会への階段の途中にあるのが「教皇クレメンテ12世像」です。
 1532年、アンコーナは教皇領に組み入れられてしまいましたが、クレメンテ12世の時代、1732年に自由港として認められ、よく1733年に港が拡張されて再び街の繁栄が戻りました。
 この広場にクレメンテ12世像が置かれている理由は上述の通りであり、広場の名称はそれに由来します。 
 階段の下に泉があります。 
 Fontana di Piazzaは19世紀に造られました。 
 階段の下横に博物館があります。 
 アンコーナの歴史に関する様々な展示物があるMuseo della Citta di Anconaです。入場無料です。興味深い展示物が沢山ありますが、係員が何時も暇を持て余して困っているので、入場して人助けするのも一興でしょう。(入場者は誰もいません) 
 展示物を一つだけ紹介しましょう。ローマ時代に制作されたガレー船の浮彫彫刻です。 
 サン・ドメニコ教会は必見の二つの作品があるので、開いていれば中に入る価値があろうかと思います。 
 「美術館・教会巡り」で既に取り上げたので、二番煎じですが、その必見の二作品を載せておきます。
 グエルチーノの「受胎告知」です。 
 ティツィアーノの「磔刑」です。ぼけ写真です、お詫びします。 
 サン・ドメニコ教会から見た広場です。 
 15世紀に建設されたPalazzo del Governoです。その名称の通り、中世の時代には、この建物が政治の中心でした。 
 Palazzo del Governoは現在、県庁舎として使用されています。 
 広場を後にします。 
 歴史のある建物が並ぶVia Pizzecolliです。 
 門の名前が分かりません。
 Via Pizzecolliの一本左の道に入って寄り道します。 
 4,5世紀創建のサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会です。 
 Via Pizzecolliに戻ります。 
 フランチェスコ・ボデスティ市立絵画館です。扉はこのように開いていますが・・・ 
 現在、建物の修復工事の為、休館中です。 
 休館となったのは昨年4月からです。確かに工事は行われていましたが、休館となっている他の美術館ですが、例えばベルガモのカッラーラ美術館、ブレーシャのトージオ・マルティネンゴ美術館、プラート市立美術館、トレヴィーゾ市立絵画館など、一旦休館になってしまうと再開館が何時になるのか分からないのが実情なので、ここも心配しています。
 この絵画館は多数の傑作を所蔵しているので、ここだけを目的にアンコーナに訪れる人々が多いのです。
 (その3)に続きます。icon 

 
         
        

 
           
      
 
         
        
 
       
       
         
              