年が明ければ、愈々王将戦が始まりますね。

王将戦は、指し込み制度が売り物でした。是非元に戻して、創設時の三番手直りで指し込み制を復活して欲しいものです。
三番手直りの指し込みとは、三勝差が付いた時点で王将位が決まり、次の対局から香落ち、平手を交互に指す、つまり駒落ちの半香の手合いになるわけです。
例えば、第一局から第三局まで挑戦者が三連勝するとすれば、第四局は挑戦者が香を落として対局するのです。王将位は第三局までで決着しても、第七局まで香落ち、平手を交互に続けて指すのです。
升田、大山の王将戦で、升田王将が大山名人に対して香落ちで対局し、勝ちました。升田王将は、木村名人にも指し込みましたが、有名な陣屋事件が起きて、香落ち対局は実現しませんでした。
先の棋聖戦で藤井棋聖が渡辺名人に対して三連勝して棋聖位を防衛しましたが、若し、これが以前の王将戦だとすれば、第四局は藤井竜王が渡辺名人に香落ちで対局したわけです。

１３４８年のペスト大流行を始めとして、イタリア史、ヨーロッパ史においてペスト禍は悲惨極まりない災禍でした。ペスト流行の媒体がネズミでした。
ネズミは今でも嫌われてます。どぶやごみ置き場などでネズミをよく見かけます。
しかし、マンガなどではネズミが英雄やマスコットになっているのが不思議です。猫とネズミのマンガでは猫を応援してますが、何時もネズミにしてやられてます。
ミッキーなるものも大嫌いです。TD〇の入園者はペストに罹患して苦しめと叫んでます。
今の人は、ペストなんか知らないのでしょう。

昨夜で大河ドラマが終わりました。
晩年の渋沢栄一にも拘らず、しわがなくハリのある顔の男優に違和感がありました。
メイクで何とかせんかい！

将棋と比べると、遥かに囲碁が人気がないようです。

その理由ですが、日本の囲碁棋士が弱いからだと私は思います。
囲碁は、中国、韓国など東アジアで盛んです。その世界ランキングをレーティングで見ると、中国棋院、韓国棋院の棋士ばかりが上位を占め、中国と韓国が日本よりも断然強いことが分かります。
私が見ている囲碁棋士レーティングサイトに拠れば、日本棋院最強の井山裕太でさえも世界棋士ランキング３７位にしか過ぎません。
囲碁世界タイトル戦の優勝棋士は、韓国と中国の棋士ばかりです。日本の棋士は、残念ながらコロコロ負けます。

レーティングが圧倒的な藤井竜王にも名人戦挑戦のチャンスを是非与えて欲しい。
ルールを変えれば簡単にできます。
名人戦の主催紙である朝日、毎日両紙だって、その方が喜ぶはずです。

前例があります。第７期名人戦挑戦者決定戦の有名な「高野山の決戦」が正しくそれです。
A級順位戦の上位3名とB級優勝者1名で名人戦挑戦者を決めたのです。升田八段と大山七段で戦われた挑戦者決定三番勝負が行われましたが、B級優勝者が大山七段でした。
升田八段がポカをして、大山七段が挑戦者になりました。

藤井竜王ならば、このシステムを採用すれば挑戦者になれる可能性がかなり高そうです。

最新女子アナランキングがYahoo記事に載っていましたが、「若い、派手、美女」などアナウンサー技術以前の要素で評価されているようです。
大地震、それから津波が発生しても動じることなく的確に事実や諸情報を伝えるのがアナウンサーであると思います。
その点では、NHKの森田美由紀アナウンサーが稀有の存在でしょう。多くの報道番組で彼女の技量は証明済みです。

今年元日に行われたニューイヤー駅伝の優勝チームが富士通でした。優勝旗が渡されましたが、来年の大会が近づいてきたので、返還すべき優勝旗を探したけれど、どうして見つからない、紛失したとの発表がありました。
日々の選手の努力のシンボルたる優勝旗の扱い方に問題があったのでしょう。
とても考えられないことです。
富士通は今度の大会に出場するの？
優勝旗を紛失するくらいのチームであり、会社なので、出場は当然と思っているのでしょう。

調べることがあって手許の昭和６１年（１９８６年）版の将棋年鑑を紐解きました。

大山先生がA級順位戦に優勝して、中原名人に挑戦したのです。当時、大山先生は６３歳、前年に癌の手術を受け、一年間休場をしていました。A級の順位は張り出し、実質１１位の最下位での優勝でした。４４期A級は、一位が前年まで名人だった谷川棋王、以下森安八段、森九段、米長十段、勝浦九段、桐山九段、加藤一二三九段、青野八段、有吉九段、二上九段、大山１５世名人の順位でした。
流石に名人戦は、中原名人が４勝１敗で防衛となりましたが、大山先生の不屈の頑張りには脱帽です。

この問題は、外国では多くで噂になっていたので、やはり本当だったのか、と思いました。
毎月関係先からデータを得ているのですが、4，5ケ月間、時には半年間の建設工事受注データを一か月分のデータに書き換え、つまり実績よりも水増ししていたのです。発表された数値の6分の1，5分の1，4分の1が実数だった訳です。
共産主義国家などの統計データを信用ならないと冷笑している我が国ですが、冷笑する資格がありません。
GNPなどの国力データを上げるため、株価を上げるためにやっていたと思います。
引退して久しい私ですが、この事実を深刻に受け止めてます。外国から信用されなくなります。

この間、電車に乗ったら、ドアが閉まらないので安全のため運行できないとの事でした。
私が中高生の頃、機関車牽引の客車列車が沢山運行されていました。客車のドアは自動開閉ではなく、運行中も解放されたままでした。
上野駅や東京駅のホームに入線すると、列車の停車を待たずに動いている列車から我先に飛び降りのが常でした。機関車がホームに差し掛かる途端、最初の車両から最初に飛び降りるのが英雄で、競っていました。それでも事故は起きませんでした。
ドアが閉まらなくても運行しても危険はありません。
今の乗客は軟すぎ、危険をもとともせずに動いている電車から飛び降り下車するのが英雄である。