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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年03月05日 08時51分16秒

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    美術館・教会巡り(100) トリノ、マドンナ・デリ・アンジェリ教会

    有名であっても普段閉まっている教会がトリノでも幾つかありますが、それ程知られるとは思えないマドンナ・デリ・アンジェリ教会は毎日開いています。

    外観は可なり新しく見える教会です。

    この日も開いていました。鐘楼が若干古く見えますが、ほぼ建物と同時期に建てられたそうです。
    教会の歴史を紐解くと、1625年に創建され、1654年に献堂されたフランチェスコ会の修道院で、当時はバロッコ様式でした。
    1802年、トリノに侵攻したナポレオン軍によって修道院は解体され、兵舎として使用されたそうです。トリノのサヴォイア家の復権によって、1834年教会機能が復活しましたが、建物の荒廃が進んだことから、建築家カルロ・チェッピの設計によって1901年に再建されたそうです。鐘楼も同じカルロの設計で1904年に完成したものです。

    教会入口上ルネッタに描かれたフレスコ画が目立ちます。教会のパンフレットには20世紀初頭に描かれたとの記載だけで、制作した画家名が書かれていません。

    毎日ミサが行われるので開いている訳です。

    広い単身廊で左右に礼拝堂があります。

    主祭壇の「聖母子」彫刻ですが、1629年に制作されたアメデオ・ディ・カステルモンテの作品です。

    バルトロメオ・カラヴォーリアの「キリストに導かれる聖アントニオとクリスティーナ」(1653)です。クリスティーナは聖アントニオ夫人?

    「マドンナの解放」(1629)もアメデオ・ディ・カステラモンテの作品です。
    創建当時のバロッコ時代の三作品がこの教会の見所です。それ以外は全て20世紀の作品で、私の趣味には合いません。
    新しそうに見える教会は、多くの場合、古い教会が再建されたもので、彫刻・祭壇画にしても創建時のものが残っていることが多いので、無視は中々出来ません。

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