「「隠蔽捜査」 今野敏」
2006年12月19日
自己発言
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「隠蔽捜査」　今野敏　新潮社

２日で一気に読みました。ちょっと拙い文章表現もありましたけれど、
面白かったです。

警察庁のキャリア組の竜崎は、上司にも仲間にも、
妻にまでも変人と言われるほどの、超がつくほどの堅物。
とある殺人事件が連続して起る。
被害者は過去、少年時に殺人事件を起した人間ばかり。
世論は、犯人をヒーロー扱いするような風潮を生む。
そんな中、竜崎の息子が麻薬を…

図書館の文芸員の方も言っていましたけど、
横山秀夫さんの「震度０」とかで、警察内部の失態を隠そう隠そうと
四苦八苦している小説を読み続けた人には、とっても新鮮です。

mizuさんからは、あくどいと言われ、
きょうちゃんからはセコッ！！！と言われる自分なら、
やっぱり「もみ消し」を考えるし。(^^;;;

ラストも、本当にスッキリしますね。
でも、こんな公務員、いないからこそ小説になるんじゃないかと思うと
思いっきり情けないですけれどね。

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やはり「隠蔽捜査」を読んでからじゃなきゃダメだわ！(笑)