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  • from: yeshangさん

    2018年10月03日 19時47分06秒

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    「空海」 高村 薫著 (新潮社)

    弘法大師空海の生涯、思想、働き、その後の真言密教など幅広く解説しています。

     仏教、真言宗等の用語解説が下段に書かれていて、理解に役立ちます。
     空海に関して詳細に調べて書かれた本だと思います。

     私は当時の空海と最澄、高野山と比叡山の違いを強く感じてきました。
     結論は空海は空海一人が日本の真言密教を作り終え完成させ、あらゆる分野で活躍したスーパーマンであり、最澄は真面目一筋に仏教に取り組んだが天台宗を完結させることができなかったと思っています。

     これが、真言密教を引き継ぐものが空海を越えられなかったのに対して、比叡山・天台宗は未完正であったため鎌倉仏教に代表される浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、時宗といった現在に続く日本を代表する教団を作り出したと考えます。

     この点の本書の考えは私の考えと同じです。真言宗は総合デパート、何でもありですが、天台宗からの教団は専門店で、念仏や、お題目、禅に特化した宗教です。

     本書は随所に大きく写真が掲載されていてよくできていると思います。
     空海の全体像を知るうえではよくできた本だと思います。

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  • from: yeshangさん

    2018年10月03日 19時13分23秒

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    「日本が世界で愛される理由」 シュタンツェル著 (幻冬舎)

    著者は日本留学経験があり、ドイツ大使館員、駐日ドイツ大使も務めたドイツ人です。

     内容は日本に関するエッセーで、日本人の知らない、日本人が気づかないでいるいろいろなことを期待したのですが、それほど突飛なことはありませんでした。
     しかし、日本人として考えさせられるものもありました。

     日本での滞在が長くなると当初の驚きが薄くなり、日本に同化していくからでしょう。

     私も、初めて中国に行った時は驚くことが多くありました。
     しかし3年、5年と時がたつと当たり前のこととなって、却って中国も日本とよく似たものだ、中国だから当たり前だとなってしまったように思います。

     しかし、世界は日本をどう見ているかなど気づかされるところもありました。

     気楽に読んで面白い本です。

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