毎日覗いていた掲示板、最近では２週間に一度しか開かなくなっちゃいました。
見づらい使いづらい、便利な機能もなくなるわ、旧掲示板のいいところは削られて、悪かったところは何一つ改善されてないし。最悪なリニューアルですわ。
運営元に文句を垂れても多分何の処方もないでしょうね。
オーナーがこれですもん、参加者は離れますよ。(笑)

開設7周年、めでたいはずが★　前のほうがよかったよ…　運営元に文句言いたいくらいだよ〜

「蒲公英草紙」
　山間部の槙村という農村に住む医師の娘の峰子は村の大地主で古くからの名家槙村家の病弱な同じ年頃の娘聡子さまのお相手に呼ばれ、二人は仲良しになる。
　ある日、槙村家に同じ年頃の姉弟の一家４人が訪ねてきて敷地内の天聴館に住むことになるが、常野一族の家族で不思議な技術を持っている。関わった人々の経歴・経験を頭の中に仕舞いこむことができ、それは膨大な量らしい。
　他にも予知や透視の素質もありそうなのだが。峰子と聡子さまはこの２人の子供とも仲好しになる。
　槙村家に住まう画科や書生、研究者の池端先生、旦那様の連れてきた仏師や下働きの者たち、なかなか皆個性があって日々の生活は面白く、平和に続いていくのだが。童話のようなお話だが、後半に話は急展開していく。

「光の帝国}
　常野物語の最初の作品・短篇集でした。間違って「蒲公英紙草紙」を先に読んでしまったのですが。
　こちらの方は、何か夢の話、精神分裂症ののような話で、著者は思いつくまま書きなぐったのではないかとも思わされます。

　それでも、話にはどこかつながりがあって、それなりにまとまっているのですが。
　どうも前衛芸術や抽象画の世界のようで、第二作の「エンド・ゲーム」は読まないつもりです。

すばるさんスランプですね。

　私も小説についてはスランプ気味なのですが、枯れ木も林のにぎわいと思っています。

　いつも言いたいことを言っています。違った考えや反論を楽しみにしているのですが・・・

2006年４月22日に、この掲示板「読書好き？」を開設しました。

読んで損はない面白い作品を選ぶための指針として役立てばと思い開設しました。

昨年、掲示板がリニューアルされるまでは、オーナー画面には日々のアクセス数が表示され、それが掲示板維持のモチベーションになっていましたが、それらの機能がなくなり、加えて私自身の読書熱が冷めたのか、はたまた面白いと評価された作品を読み尽くしてしまったのか最近では読書量が５分の１に…(^_^;)

はたして、この板、存在価値があるのでしょうかね？まぁ、管理するために労力をはらっている訳じゃないですから放っておいてもいいんですけど…
blogやTwitterもあるし、そちらに移行しようか迷ってます。

小説ではなくノンフィクションの書籍１００冊を選んで解説した本です。

　バラエティに富んでいて、ここで紹介された中で１０冊程度読みたいと思ったものがありました。

台湾の高速鉄道の建設に携わる人たちと関係する人々のつながりが面白かったように思います。

　台湾に関心のある人には面白く読める本だと思います。

入社4年目の多田春香は高速鉄道建設のため台湾への出向が決まった。台湾と日本の仕事のやり方の違いに翻弄されるも次第に地元風土に馴染んでいく。
◆まぁ苦笑です。てっきりサイドストーリーだと思っていた、多分、主人公であろう春香の恋愛がこの小説の主題であると分かったのが３分の１を読んでから(笑)
文章は上手いから読めるんだけど、結局何を書きたいんだかさっぱり分からない作品でした。取材したものを盛り込みたい気持ちは分かりますけど無駄が多すぎてダメですね。山崎豊子と同じです。
一番の盛り上がりは冒頭の台湾新幹線の入札決定のところだけ(＊爆＊)
「悪人」同様、駄作です。読みやすいですし、台湾旅行のガイドにはなりめすが、△評価ですね。

昨年読んで感動した本です。

　その時の読書メモを載せます。

　「出光興産の創業者出光佐三を国岡商店の国岡鐵造としてフィクションとして書いたもの。
　第一章では昭和２０年～２２年の話。
　従業員・人を大切にする鐵造と戦後の混乱期従業員の首切りをせず、国内に一滴もない・入っても来ない石油販売への再建に取り組む過程が書かれている。
　国岡商店ではまさに人材は人財、確固とした理念と根性、取り組み、その人財を使いこなす鐵造に感心させられる。
　つづいて生い立ちと下巻ではいよいよイランの石油輸入の話になっていく。
　若い人や現役で活躍している人にはぜひ読んでもらいたい本。」

　本屋大賞にノミネートされた「光圀伝」もいい本でした。

中国の古典二十四篇の概説書。

　取りあげられているのは、「左伝」、「戦国策」、「史記」、「三国志」、「十八史略」、「孫子」、「呉子」、「六韜・三略」、「諸葛亮集」、「三十六計」、「論語」、「孟子」、「近思録」、「老子」、「荘子」、「管子」、「韓非子」、「貞観政要」、「宋名臣言行録」、「為政三部書」、「菜根譚」。

　1つか2つ、またはその一部を読んだり漢文で学んだ人もいるだろうが、ボリュームのあるものが多いので、名前は知っていても読み通した人は多くないと思います。

　中国古典に関心を持って、何を読もうか選ぶ際・読むときの概略とエッセンスを知る上で参考になる本です。