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from: yeshangさん

2012年02月22日 20時59分53秒

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「李歐」高村薫著(講談社文庫)

「わが手に拳銃を」を下書きに書き下ろしたものと書かれています。題名から中国大陸の馬賊や青幇(チンパン-大陸のヤクザ)ものかと思い買いましたが、日本のヤ

 「わが手に拳銃を」を下書きに書き下ろしたものと書かれています。

 題名から中国大陸の馬賊や青幇(チンパン-大陸のヤクザ)ものかと思い買いましたが、日本のヤクザや中国・アジアのヤクザが絡む話。大阪大学中退の旋盤などを使う機械工作の好きな青年が子供のころ遊びに行っていた町工場の主人と再び会って、かつて町工場で作っていた拳銃と学生時代からのヤクザとの付き合い、李歐とのかかわりでヤクザと拳銃に関わっていくお話です。

 旋盤などの工作機械、拳銃のパーツの話が多く、拳銃好きの人には面白いでしょう。

 ストーリーの中で李歐が「草原情歌」を歌う場面がありますが、けっこういい歌です。YouTubeで聞くことができます。

http://www.youtube.com/watch?v=5sz7ZWfxFm8&feature=related
http://bunbun.boo.jp/okera/saso/sougenjoka.htm

 私は、中国の歌謡、民謡も好きなのですが、この手の歌では「彩雲追月」(日本では「南の花嫁さん」)、「月朦朧鳥朦朧」なども好きで時どき聞いています。YouTubeで聞くことができます。

 主人公の大学中退の吉田一彰の機械工作好きなところは工作好きな人には共感の持てるところが多いでしょう。ただ、少し自堕落なところはいただけません。まずまずの作品です。

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from: すばるさん

2012年02月28日 06時42分12秒

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「Re:高村薫著」
賛成〜♪ヽ(´▽`)/
私も高村薫作品では「レディ・ジョーカー」が一番好きです。
ただ、高村さんは単行本出版後でも気にくわないところはバンバン直すって人ですので、文庫本の頃にはかなりの修正が入って本筋が違ってるかも…(笑)
ものすごい写実主義だからそのまま映像化したらすごいのかも…と思ったけど「レディ・ジョーカー」の映画は酷かった。役者は一流なのに監督と脚本家の能力不足で、かなり残念な仕上がりでしたわ。
----------
そんな高村さんの影響を受けたのが福井晴敏。文体・展開はそっくりで笑っちゃいます。
「終戦のローレライ」「TwelveY.O.」「亡国のイージス」「オペレーション・ローズダスト」…どれをとっても素晴らしい出来です。
単行本は分厚いので躊躇しますけどね。
「これって、どこまでがホントの話?」って筋にこそドキドキする方には絶対にお奨めです。

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