新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

読書好き?

読書好き?>掲示板

公開 メンバー数:104人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

from: yeshangさん

2015年07月22日 23時27分05秒

icon

「チベットに舞う日本刀」 楊 海英著 (文芸春秋)

チベットと日本刀の題名に興味を持って読んだのですが、前半を読んだところです。。満州での興安軍官学校に入学したモンゴル人のお話ですが、物語でなく、ノンフ

チベットと日本刀の題名に興味を持って読んだのですが、前半を読んだところです。。

 満州での興安軍官学校に入学したモンゴル人のお話ですが、物語でなく、ノンフィクションでした。
 興安軍官学校の様子や日本の敗戦の様子が描かれていて、ソ連軍、中国軍の残虐行為が随所にあって、歴史認識を考えさせられる内容です。

 きれいごとを言っても、中国もソ連・ロシアもひどいことをやっています。
 それに、モンゴル人を都合よく使って、内モンゴルの独立を、外モンゴルとのモンゴル人の国づくりを妨げてきたソ連・中国の歴史がよくわかります。

 中国のいう歴史認識、朝鮮・韓国の大戦に参加しなかった・できなかった・蚊帳の外の国の歴史認識は、戦争を身をもって体験してきた、自国の歴史を直視しない国には、どうしようもないとの思いがします。

 後半のチベットへ侵攻するモンゴル騎兵隊がどのように展開していくか、日本軍に育てられたモンゴル騎兵隊の、中国に洗脳されたモンゴル騎兵隊の振舞いに興味を持ちながら読み進めることとしています。

 中国、ソ連・今のロシアも本書を読めば少なからず反省させられると思う内容です。
 でないと、人間ではないでしょう。

 著者はモンゴル人です。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2
  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト

from: yeshangさん

2015年07月24日 21時41分11秒

icon

思っていた本でなく、しまったと思いながら読み進めましたが、中国の・共産党の人の本質を垣間見るうえで参考になりました。

 平和な日本人は他国を甘く見ることは、イスラム国だけではではなく、よく知るべきでしょう。知ったつもりで殺されに行く人もいますので。

 日本の常識は、世界の5%の常識だと国際部にいたころよく言われました。

 まさに、中国とはいえ外国との思いを新たにしました。これは、中国との仕事をして、つくづく感じていたのですが。
 わたくしは、6年近く中国との仕事をしてきましたが、まだまだ中国政府や中国人の本質を理解できていなかったと思います。

 ただ、付き合っている一般の人とでは、そうとは思えないのですが、政治の世界では日本人は中国の近世の歴史と、その歴史認識をよく知る必要があると思います。

 理不尽な中国の主張は日本人には理解できず、中国独特の相手をだます、理解できない論理が行われていて、世界も理解に苦しんでいると思います。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト

from: yeshangさん

2015年07月28日 23時08分20秒

icon

ようやく読み終えましたので、再度載せます

 満州国で興安軍官学校で育成されたモンゴル人騎兵の話。優秀な者は日本の陸軍士官学校に入学し、満州に戻って、興安軍官学校の教官となり、満州の日本軍の将校にもなるが日本の敗戦で、中国の配下になる。
 モンゴル人騎兵は中国の進めるチベットの進攻に「夷をもって夷を制する」政策のもと、兄弟の関係にもあったチベットを攻めることになる。その結果は、チベットが中国に併合された後は、今度は、モンゴル人騎兵が中国から抹殺される運命になる。中国の少数民族支配の実態を描いている。

 読み終えるのに時間がかかりました。

 中国と少数民族、中国の近代史に興味のある人には是非ともおすすめしたい本ですが、一般受けする内容ではないでしょう。

  • コメントする

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 拍手する

    サークルで活動するには参加が必要です。
    「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
    ※参加を制限しているサークルもあります。

    閉じる

  • 2

icon拍手者リスト