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  • from:H-2さん

    2008年05月05日 05時06分04秒

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    海上保安庁特殊部隊OB「坂本新一」氏のコメントについて

    坂本氏については以前、この掲示板に書き込んだこともありますが、海上保安庁特殊部隊「SST」の元隊長と言われている方です。
    また、名前は本名ではありません。

    現在は海上保安庁を退職し、テレビや雑誌など、各方面に姿を見せています。
    その際、坂本氏は、自衛隊や警察についてコメントしています。

    今回は、坂本氏の意見の概要と、それに対する私の意見を(おそれながら…)書き込みたいと思います。
    私の意見にまとまりの無いところがあるかもしれませんが、御容赦ください(^_^;)。


    ・「愛知立てこもり事件」について
    「SATが出動したからには、SATはSITを指揮下に入れ、主導して事件に対処するべき」(月刊誌「SAPIO」坂本氏が寄稿した文章より)

    私の意見を結論から先に述べると「愛知立てこもり事件」は、SITが単独で対処できなければならない事件だったと思います。

    「SATがSITを指揮下に入れる」ということは、警察の「警備部」がこの事件を主導して対処する、ということになります。
    テロ、ゲリラ事件やハイジャック事件であれば、警備部とSATが主導になりますが、「愛知立てこもり事件」のような一般刑事事件で、警備部が捜査を主導することはあり得ません。
    あくまで刑事部の扱いになります。

    では何故、このような一般刑事事件にSATが出動したのか?
    その理由は、愛知県警SITの狙撃や突入支援体制が、SATほど充実していないからです。

    具体的には、高精度の狙撃用ライフルや、狙撃主、プラスチック爆弾等の突入支援器材、並びにその扱いに長けた人材が不足していると言われています。
    これは、なにも愛知県警に限った話ではありません。
    刑事部で、こういった分野がある程度充実しているのは、全国の警察でも警視庁のSITと、大阪府警察のMAAT位と言われています(この2隊ですら、出動の際にはSATが同伴します)。

    SATが国家予算で編成されているのに対して、SITは主に都道府県の警察予算で運営されているため、警察の規模によって、装備や体制に大きな差があります。

    この問題を改善するためには、前にも何回かこの掲示板に書き込んでいますが、管区警察局あたりに国家予算で常設のSWATチームを創設し、刑事部が単独で事件に対処できる体制を作るべきだと思います。

    ですが当面の間、刑事部の突入班がSATの支援を受けることはやむを得ないでしょう。
    あとは、SATと刑事部との連携が課題となりますが、これに関しては、SAT支援班「SSS」が発足したので、ある程度は改善されたのではないかと思います。


    ・「自衛隊やSITの公開訓練があまりにお粗末なものだったので、心を痛めていた。」(コンバットマガジン2008年6月号掲載のインタビュー内容より)

    「自衛隊の公開訓練」が、何の訓練を指しているかはっきりしませんが、おそらく、陸上自衛隊のゲリラ、コマンド対策訓練か、海上自衛隊のSBUの公開訓練を指していると思われます。

    また坂本氏は自衛隊に関して、自身が協力した書籍「海上保安庁特殊部隊SST」(並木書房、著者小峯隆生)において

    ・「民間の射撃コンテスト上がりの人間が自衛隊を指導している。指導を受ける人間を間違えると、技術も装備も10年は遅れる。」

    とも主張しています。

    「民間の射撃コンテスト上がりの人間」が、誰を指しているのかは、あえて取り挙げません。
    日本で発行されているミリタリー雑誌を見れば、すぐに分かると思います(^_^;)。

    坂本氏の指摘はごもっともです。
    どうせ民間人に指導を受けるのであれば、軍の特殊部隊経験者に指導を受けたほうが良いでしょう。

    ただし「特殊作戦群」はともかく、陸上自衛隊の通常部隊(普通科)は、近年ようやく手探りで、この種の訓練を始めたところですから、特殊部隊レベルを望むのは酷ではないかと思います。

    SBUに関しては、2007年6月28日に報道陣に公開されていますが、公開内容は「訓練」というより、部隊の展示に近いものでした。
    また装備についても外国製の銃器は、ほとんど使用していません。

    海上自衛隊にとって、実戦を想定した艦船への突入方法や、その際に使用する装備は「国家機密」ですから、報道陣には公開したくなかったのでしょう。
    ですから、この公開をもって、装備と訓練内容が「お粗末」とは必ずしも言えないのではないかと思います。

    また坂本氏が述べている「SITの訓練」とは、2008年2月15日に警視庁SITが、報道機関に対して公開した訓練の事であると思われます。

    坂本氏が、この訓練のどの場面を指摘しているのかは分かりませんが、恐らく刃物を所持した犯人に対して、刺又を使用し、クッションを投げつけて制圧する訓練を指しているのではないかと思います。

    この訓練は、まるで時代劇のようですが、刃物を持った犯人を無傷で制圧、逮捕するためには、あのような形になってしまうようです。
    こういった事件を起こす犯人は、自分のやったことを棚に上げて「警察の突入で怪我をした」、「後遺症が出た」などと平然と言います。
    ですから警察は、逮捕後の取調べのことまで考慮して、実力行使を必要最小限に抑えるようです。

    無論SITにも、高電圧銃や目潰し弾などが装備されているのでしょうが、使用すれば「無傷」では済まないでしょう。
    あくまで、「人質の生命に危険が迫った場合」に使用は限定されているようです。

    また、日本で行われる立てこもり事件や凶悪犯罪は、ほとんどが刃物を使用しています。ですから、SITの訓練内容には刃物への対処が多く含まれます。
    一方、アメリカは民間で拳銃が容易に入手できますから、凶悪犯罪の大半は銃器によるものです。
    よってアメリカの「SWAT」では、銃器への対処訓練が多くを占めます。

    たしかに、SITの訓練内容は、アメリカのSWATと比較すると奇異に見えるかもしれませんが、日本の社会や犯罪情勢に適応した結果であり、これも一概に「お粗末」とは言えないのではないかと思います。

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