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  • from: H-2さん

    2015年07月09日 18時37分06秒

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    週刊文春に掲載されたSATの訓練に関する記事について

    こんにちは(^_^)。
    皆様、いかがお過ごしでしょうか。
    今回は「週刊文春」の7月2日号に掲載されたSATの訓練に関する記事について書き込みます。
    少し文章が長くなってしまいましたが、御容赦下さい(^_^;)。

    週刊文春の7月2日号に掲載された記事は「賢島サミットを護る特殊部隊SAT″極秘競技会″」という見出しです。
    この記事は大手新聞の社会部記者が警察関係者から聞いた内容を基にしています。
    匿名の「社会部記者」の話を、文春の記者が取材して記事にしており、また記事の内容に補足する形で、匿名の「警察庁OB」という方がコメントしています。
    いわゆる又聞きの内容なので、誇張されている箇所はあるかも知れませんが、内容については概ね、事実であろうと思われます。
    まず、記事で取り上げられた内容について要約して以下に記載します。

    来年の日本でのサミット開催を想定して、関東圏山中の警察関連施設に警察関係者が総勢2000名以上集まり、8都道府県警察の特殊部隊(SAT)による全国競技会が開催された。
    この「全国競技会」は、特殊部隊としての実力を高める訓練の一環として初めて開催された。
    訓練の内容はサミット会場の賢島を想定した実戦的なものであった。
    サミット会場のホテルがテロリストに占拠されたとの想定で、SAT隊員が銃器と潜水機材を装備し、海からの秘匿上陸、崖や岩などの障害走破、ホテル周辺に偵察機材を設置しての偵察活動、ホテルへの強行、秘匿突入、近接戦闘などの訓練を実施した。
    訓練は射撃能力だけでなく、身体能力と様々な技術を投入しなければならない内容となっていた。
    賢島が今回のサミット会場に選ばれた最大の理由は、陸路で会場に向かうルートが限られており、警備がし易いからだった。
    万が一会場がテロリストに占拠された際は、海から上陸してテロリストを制圧しなければならないため、SATの上陸、制圧能力にサミットの成否がかかっていた。
    そのため、大規模な競技会形式の訓練がサミット会場発表のタイミングに合わせて行われた。
    訓練は8都道府県のSATが団体戦で数日間に渡って行われた。
    結果は優勝が警視庁SAT、準優勝が神奈川県警SATだった。
    今回の競技会で優勝した警視庁SATは訓練後、欧州の某国で「国際特殊部隊競技会」に参加するため出国した。
    この競技会はイギリス、フランス、ドイツなど数十か国の特殊部隊が参加し、ドイツからはGSG9が参加する。

    内容の要約は以上です。
    次に記事を読んだ個人的な感想を書き込みます。

    記事によれば、今回初めて、全国のSATが集まって競技会が開催されたとのことでした。
    これは後発で創設された北海道、千葉、神奈川、愛知、福岡、沖縄のSAT隊員が、警視庁や大阪のSAT隊員と互角に競い合えるレベルに達したということなのではないかと思います。
    記事によれば今回の競技会で準優勝したのは、歴史の古い大阪府警のSATではなく、神奈川県警のSATでした。
    ただし、これはあくまで選抜メンバーによる「競技」の結果であり、実際にテロ事件に出動する際は、部隊規模や組織力が影響しますので、警視庁SATに次ぐ規模の大阪府警SATが強力な部隊であることに変わりはないでしょう。

    また、訓練の参加者が「2000人以上」というのは随分と数が多いですが、これは8都道府県警のSATの選抜メンバーと警備部関係者、サミット会場を管轄する三重県警の警備部関係者、警察庁警備局の関係者などを全て含めた人数だと思います。
    さらに記事によると、訓練会場となった警察関連施設の周囲には川や池があり、自治体は「市」に所属しているとのことです。
    具体的にどこで開催されたのかは判明しませんが、あくまで個人的な見解を書き込みます。
    完全に推測になってしましますが「関東圏山中の警察関連施設」は、もしかしたら警察の保養所のような場所なものなのかもしれません。
    保養所は警察が提携していたり、共済組合の資金などで建てられたホテルですから、この場所をサミット会場に見立てて、訓練を実施したのではないかと思います。
    訓練は数日間に渡って行われており、関係者を含めて2000以上がいたとのことです。
    それだけの関係者が数日間、山中にいたはずですから、大規模な宿泊施設が必要になります。
    また施設の所属が「市」というのも特徴的です。
    本当に人里から遠く離れた山中であれば、所属は「村」や「町」になるでしょう。
    さらに推測になってしましますが、訓練が開催された場所は、山中の観光地、例えば温泉街のようなところだったのかも知れません。
    これであれば、所属が「市」である可能性がありますし、周辺に2000人以上が数日間、宿泊することも可能です。保養施設や周辺ホテルを警察で貸し切り、近隣の川や池は訓練期間中、立ち入り禁止になったはずですから、自治体の協力がなければ訓練の実施は不可能だったでしょう。
    まあ、あくまで推測です(^_^;)。
    その他の可能性として考えられる場所は、茨城県ひたちなか市の「自動車安全運転センター」くらいでしょうか。
    広大な施設で、白バイの全国競技会が開催される場所です。
    ただし、この施設は太平洋沿いの平野にあるため「山中」ではありません(^_^;)。

    今回の記事の内容が事実であれば、SATによる初の「全国競技会」が開催された意義は大きいと思います。
    秘匿、あるいは保安上の観点から会場を確保は大変だと思いますが、隊員の練度を向上させるためには、大規模警備の前だけでなく「国際特殊部隊競技会」のように、定期的に実施する必要があるのではないかと思います。

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