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  • from:H-2さん

    2009年07月02日 05時44分06秒

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    SATマガジンに掲載された「タクティカルペン」について

    軍事誌「SATマガジン」の7月号に、永田市郎氏が開発した護身用具「タクティカルペン」が掲載されています。
    今回は、このペンに関する個人的見解を書き込みます。


    このペンは全体が特殊金属製で、貫通能力を強化しており、「クナイ」という名称で、今後、日本国内でも販売するそうです。
    SATマガジン誌上では、使用法として、このペンで相手の咽を突く写真が掲載されています。

    永田氏は記事の中で、このペンを護身用具であるとして、「ペンなら携行しても法律に違反することは無い。警察も取り締まらないだろう」という主旨の記載をしています。

    たしかに銃刀法の規制対象にはなりませんが、軽犯罪法で処罰される可能性があります。

    東京都内では、「ポーキュパイン」という名称のライトを携行していたことにより、軽犯罪法違反(凶器隠匿)で処分を受けた例もあるようです。

    「ポーキュパイン」は、アメリカの「シェアファイヤ社」製の携帯型LEDライトです。
    ライト周辺に金属の突起が付いており、この突起は、ライトで殴りつけた際、打撃力を強化する機能があります。

    特殊なライトが実際に取り締まりの対象になっているわけですから、特殊なペンも当然、処分の対象となる可能性が高いと思います。

    また、このペンを「護身」に使用して相手を刺した場合、いわゆる「正当防衛」は、まず成立しません。

    どんな理由があったとしても、相手の首をこのようなペンで突き刺せば、傷害や殺人未遂、また最悪の場合は殺人罪に問われることになります。
    永田氏もこのあたりは察しているようで、SATマガジン誌上で「罪に問われたとしても、堂々と裁判に出て欲しい」という主旨の記載をしています。

    しかし、使用すれば犯罪が成立するような「護身用具」を、わざわざ製造、販売するということは、正直に申し上げて、どうなのかな…と思います(^_^;)。

    また、永田氏はいくつかの軍事専門誌で

    世の中には「狩る者」と「狩られる者」がおり、犯罪者達に一方的な被害に遭わないためには、「狩る者」にならないと駄目だ。

    という主旨の意見を掲載しています。

    永田氏はアメリカに住んでおり、アメリカは護身用に拳銃が所持できる社会ですから、そのような発想があるのかも知れません。

    ですが、日本の社会においては、民間人が「護身用」に拳銃を所持することはできないので、犯罪者を「狩る」前に、まず現場からの「離脱」や「逃走」を図って、自分の身を守るべきだと思います。

    永田氏はしばしば「秋葉原の連続殺傷事件」を引き合いに出しますが、一般人が刃物を持った男に襲われた場合、いくら「特殊なペン」を持っていたとしても、「刃物の届く間合い」に留まり続けることは危険です。
    むしろ、早急に現場から離脱するべきで、そのためには、相手との間合いが取れる催涙スプレーの方が良いのではないでしょうか?

    このタクティカルペンについては、おそらく、今月末に発売されるSATマガジンの新刊で詳細が判明するのでしょうが、安易に使用すると法律で処罰されることだけは間違いないと思います。

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