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  • from: H-2さん

    2008年09月25日 21時12分28秒

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    書籍「海上保安官」について

    しばらくぶりに書き込みます。最近は、公私共に忙しい上に、「ネタ」がなかったものですから…(^_^;)結構前から発売されていたのですが、「海上保安官」(

    しばらくぶりに書き込みます。
    最近は、公私共に忙しい上に、「ネタ」がなかったものですから…(^_^;)


    結構前から発売されていたのですが、「海上保安官」(並木書房 著者坂本新一)という本を読みました。
    「坂本新一」氏については、以前、この掲示板で記載しています。
    海上保安庁特殊警備隊(SST)の元隊長、とされている方で、現在は、ミリタリー誌「コンバットマガジン」にも記事を執筆しています。

    今回の著書は以前、氏が執筆を協力した「海上保安庁特殊部隊SST」(並木書房 著者小峯隆生)に重なる箇所があります。
    ただし、SSTに限らず、自身の海上保安官時代の経験などを基に、海上保安庁の警備分野を中心に記載されています。
    警察官の体験談を扱った書籍は多いですが、海上保安官の体験談を扱ったものは、数が少ないため、内容的には、非常に興味深いです。

    また、「海上保安官」に掲載された写真のなかには、爆発物処理用の防護衣を撮影したものがあります。
    海上保安庁は、爆発物の処理技術を機動隊から教わったため、警察が使用するものと良く似た防護衣を装備しています。
    あまり、表に出てくることが少ないため、とても貴重な写真だと思います。

    「海上保安庁特殊部隊SST」、そして今回の「海上保安官」を読んで、全体を通して感じることは、海上保安庁が警察と比べて、長い期間、「日陰者」的な扱いをされていた、ということです。

    特殊部隊が成立する過程を見ても、警察は1977年にイギリスのSAS、ドイツのGSG9に機動隊員を派遣して、特殊部隊を創設しました。
    また、創設の際には、GSG9の高価な装備を、そのまま導入したと言われています。

    これに対し、海上保安庁の特殊部隊は、1991年に日本船舶振興会(通称日本財団)から資金を提供(^_^;)してもらい、アメリカのシールズ隊員を日本に呼んで、指導を受けています。
    また、先に取りあげた書籍「海上保安庁特殊部隊SST」には、1988年にサブマシンガン(MP5)が8丁導入されて、隊員達が感動した、などというエピソードも登場します。
    さらに、サイレンや赤色灯を装備した「緊急用車両」も海上保安庁には無いそうです。

    これは、日本政府がつい最近になるまで、「海の特殊部隊」の必要性をあまり認識していなかった、ということだと思います。

    現在はさすがに環境が改善されたようですが、国民の安全と国益を守るためにも、海上保安庁に対しては、もう少し人員と予算を増やしても良いのではないか、と思います。

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