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  • from: H-2さん

    2009年03月06日 15時19分51秒

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    元特殊部隊員の出演した番組について

    今月は、あまりネタが無かったので、テレビの話題を書き込みます(^_^;)。関東圏では、3月1日に放送されましたが、地域によっては放送日、放送局が異なっ

    今月は、あまりネタが無かったので、テレビの話題を書き込みます(^_^;)。

    関東圏では、3月1日に放送されましたが、地域によっては放送日、放送局が異なっているかもしれません。


    先日、フジテレビで放送された特別番組 「激動!世紀の大事件〜証言者たちが明かす全真相」に、大阪府警察「零中隊」の元隊員である、佐藤一彦氏が出演していました。

    零中隊はSATの前身にあたる部隊です。

    佐藤氏は、1979年に大阪で発生した「三菱銀行立てこもり事件」に出動しました。

    事件当時、佐藤氏の階級は警部補で、零中隊の狙撃班に所属していました。

    当初、狙撃班は、ライフルで犯人の狙撃を試みますが、ライフル弾では犯人の体を貫通し、人質に危害が及ぶ可能性があったため、狙撃を断念します。

    そしてライフルの変わりに、けん銃を使用した狙撃で人質の救出を計画します。

    この狙撃は、複数の狙撃隊員が、犯人に対して一斉に射撃をするものでした。

    零中隊は7名の突入班を編成(佐藤氏は含まれていないことが、後日、フジテレビの訂正放送で明らかとなりました)、犯人に接近し、一斉射撃をした結果、8発中3発が命中し、犯人は病院搬送後に死亡、人質は無事に救出されました。

    なお佐藤氏は番組中で、当時の狙撃について、以下のように述べています。


    狙撃をした人は全員、自分の弾は当たっていないと確信しています。
    じゃあ、「当たった3発は何だ?」と言われたら、それは「神のみぞ知る」ことだと思います。
    人が人を撃つということは、人が人の命を奪うということは、大変重いことだと思います。


    佐藤氏の言葉を補足すると、「当たっていないと確信している」とは、殺人罪で訴えられる事を防ぐ意味合いがあると思われます。

    実際に、1970年に発生した「瀬戸内シージャック事件」では、人権擁護を標榜する団体から、狙撃主が殺人罪で訴えられていました。

    ただし仮に訴えられたとしても、正当な職務行為ですから、有罪になることは、まずあり得なかったでしょう。先ほどのシージャック事件でも、訴えは退けられています。

    また一斉射撃は、訴訟対策以外に、射殺した隊員の精神的な負担を回避する目的もあったのではないかと、推測されます。

    つまり、一斉に射撃し、誰の撃った弾が致命傷を与えたのか分からなくすることで、隊員が「人を殺した」という精神的な負担を負わないように配慮したのです。

    この事件が発生した当時は、社会主義、共産主義系団体の力が現在よりも強く、そのような団体が警察を公然と敵視する傾向がありました。

    狙撃を行った隊員や家族が、誹謗や中傷を受ける可能性もあったため、警察も、射殺した個人を特定されないようにする方針を徹底したのではないかと思います。

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