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  • from: H-2さん

    2013年05月19日 19時41分01秒

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    海上保安庁と警察の合同テロ対策訓練について

    こんばんは(^_^)。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は5月11日に行われた海上保安庁と警察の合同テロ対策訓練について書き込みます。かなり文章が長く

    こんばんは(^_^)。
    皆様いかがお過ごしでしょうか。
    今回は5月11日に行われた海上保安庁と警察の合同テロ対策訓練について書き込みます。
    かなり文章が長くなってしまいましたが、御容赦下さい(^_^;)。


    今回の合同訓練は、復旧作業中の福島第一原子力発電所を武装テロリストが襲撃したとの想定で、福島第二原子力発電所で行われました。
    海上保安庁はSSTなどが参加し、警察は福島県警察の銃器対策部隊と千葉県警察のSATが参加しました。
    千葉県警SATは成田空港でハイジャック事件が発生した際に投入される部隊で、報道関係者の前に現れたのは今回が初めてです。
    アサルトスーツの上から放射線防護衣を着ていたようなので、やや着ぶくれしたような外見でしたが、ヘリコプターからファストロープによる降下を実施し、素早くテロリストを制圧していました。
    SATの突入支援車である「銃器対策警備車」も訓練に登場しており、これは千葉県警に配備されている車両でしょう。
    SATが降下したヘリコプターは千葉県警の「かとり1号」です。これは昨年配備された新鋭機であり、イタリア、アグスタ社製のAW139という機体です。
    このヘリコプターは高速度と長い航続距離、高い運動性を特徴としています。
    千葉県警のAW139に関しては、以前この掲示板で私が「SATの緊急展開を想定した配備」と記載しましたが、今回は実際に訓練で使用していました。

    海上保安庁のSSTはヘリコプターから降下後、スタック隊形で非常にスムーズに移動しており、普段から相当訓練を積んでいるという印象を受けました。
    搭載艇で接舷し、テロリスト役を制圧していた海上保安官は、おそらく特別警備隊の隊員ではないかと思います。

    また今回の訓練では福島県警察に所属する「放射線防護車」も初めて登場しました。
    以前この掲示板で、警察庁が銃器対策部隊の装備を強化するという方針を発表した事を取り上げました。
    放射線防護車はこの方針を基に開発、導入されたものです。
    車体は異様に長く、映像で見る限りは8輪ですが、おそらくダブルタイヤなので実際のタイヤ数はもっと多いでしょう。
    開発と製造は、過去の警察特殊車両の例から考えると、三菱重工業が担当していると思われます。
    放射線を防護する各種機能が搭載されており、窓ガラスにも鉛が加えられているとのことです。また放射線による汚染状況下でテロリストを制圧することを目的に開発されたため、防弾性能も高いと推定されます。
    この車両の価格は、1台あたり約1億5000万円とのことです(^_^;)。
    それでも軍用の特殊車両をそのまま購入することに比べれば安上がりなのかも知れませんが、警察が保有する車両の中では非常に高価な部類に入ります。
    現在は警視庁と福島県警に1台ずつ、計2台しか配備されていないそうですが、たとえ高価な車両でも、今後は原子力発電所がある全ての県警察に配備するべきでしょう。

    また細かい事なのですが、今回の訓練ではSSTが黄色の防護服を着ており、他の海上保安官と千葉県警のSATが白色、福島県警察の銃器対策部隊が水色の防護服を着ていました。
    原子力発電所で復旧作業を行っている従業員はこのような目立つ色の防護衣を着るべきでしょうが、テロ対策部隊はテロリストを襲撃するために、物陰や暗がりに潜伏する事もあるので、あまり目立つ色の防護服は不適切でしょう。
    紺色や黒色など、特殊作戦に適した色の防護服を装備するべきだと思います。

    今回実施された合同訓練に関しては、報道機関からも様々な意見が出ました。
    産経新聞では「SATの偏重性」を問題に取り上げていました。
    今回の訓練では福島原発から一番近い千葉県警察のSATが出動しましたが、それでも原発まで約220キロの距離があり、到着までに時間がかかるため、東北地方にSATが設置されていないのは問題だ、という主張です。
    この問題に関しては、警視庁や千葉県警からヘリコプターでSATを緊急派遣すれば、ある程度は解消できるでしょう。
    今後、警察庁がこの問題にどのような対策を講ずるのかは分かりませんが、当面は福島県警の銃器対策部隊の装備を強化し、より実践的な訓練を行うのだろうと思います。
    また警察庁が東北地方にSATを新設するという事も考えられます。
    東北各県の状況を見ると、最もSATの設置に適しているのは宮城県警ではないかと思います。
    宮城県警は一部の国際線が就航する仙台空港と仙台市を管轄しており、警察法で主要都道府県警察に指定されています。
    SATはハイジャック対策を主要任務としているため、大規模な空港の所在する県であれば設置しやすいでしょう。
    ただし、SATが新設されたとしても、部隊の体制や実力が安定するには10年位かかるのではないかと思います。

    また、報道では「原子力発電所で復旧に従事している作業員の身元確認を徹底すべき」との意見もありました。
    復旧作業に従事している作業員の一部は、暴力団が斡旋しているという噂もあり、真偽のほどは分りませんが、いかがわしい人間や、金銭に釣られてテロ組織に協力しそうな者は、国の重要施設に関わるには不適格でしょう。
    一部の弁護士などが個人情報保護の観点から、この施策に難色を示しているようですが、国民の安全を守るために、作業員に対してある程度の管理体制を取ることはやむを得ないのではないかと思います。

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  • from: H-2さん

    2013年05月12日 22時09分33秒

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    最近の話題

    こんばんは(^_^)。5月11日に福島県で警察と海上保安庁の合同訓練がありました。場所は第二原発付近で海上保安庁はSSTが参加し、警察は千葉県警察のS

    こんばんは(^_^)。
    5月11日に福島県で警察と海上保安庁の合同訓練がありました。
    場所は第二原発付近で海上保安庁はSSTが参加し、警察は千葉県警察のSATと福島県警察の銃器対策部隊が参加しました。
    また警察の新型車両として放射線防護車が公開されました。
    この訓練と原発警備に関しては報道機関からも様々な批評が出ています。
    ゆっくりと書き込みたいのですが、今のところ業務多忙のため、時間がありません。
    この話題については、また数日後にじっくり記載したいと思っています(^_^;)。

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