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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2014年01月24日 15時21分50秒

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    美術館・教会巡り(238) Duomo di Novara

    今回は、ノヴァ―ラ大聖堂Cattedrale di Santa Maria Assuntaを取り上げます。

    写真左に柱廊が見えますが、これが大聖堂です。

    こちら側から見れば、教会らしく見えます。

    大聖堂敷地内から柱廊を見た写真です。

    四本のコリント式円柱がある、一見神殿風のファサードです。

    350年から400年頃に建てられた初期キリスト教会が前身ですが、その時代から司教座が置かれた、この地方で重要な位置を占める教会でした。
    11世紀頃に初期キリスト教大聖堂は取り壊され、11世紀から12世紀にかけて三廊式ラテン十字形のロマネスク様式で再建されました。1132年に奉献されると共に司教座教会となりました。
    その後、15世紀、16世紀、17世紀、18世紀に4度に渡って拡張や修復が行われましたが、荒廃が進んできたので、19世紀になって再度、再建されることになりました。
    建築家アレッサンドロ・アントネッリの設計によって、1857年に創建され、1869年に完成と共に奉献された新古典様式の建物が現在の姿と言う訳です。

    ファサードに向かって右側に洗礼堂があります。洗礼堂には後で触れることにします。

    堂々とした大理石のコリント式列柱が特徴の三廊式、新古典様式の堂内です。

    内陣中央から右側廊を眺めた写真です。

    右側廊です。観光客がちらほら

    内陣中央から左側廊の眺め

    左側廊

    主祭壇と後陣もアレッサンドロ・アントネッリの設計です。

    後陣は立ち入りが禁止されていたので、遠目で眺めるだけでした。

    14世紀末頃に制作された木彫りの磔刑像です。作者不明のようです。

    「チントラの聖母像」ですが、これも私には詳しいことが分かりません。
    時間が無くなってきたので、祭壇画などは後で書くことにして、一旦切ることにします。
    (続く)

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from: シニョレッリさん

2014年01月25日 09時02分27秒

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さて、ノヴァ―ラ大聖堂の続きです。
ここには、傑作、秀作が3点あるので、楽しみです。

保護ガラスに覆われて鮮明に見えませんが、Gaudenzio FerrariとSperindo Cagnalaによる「最後の晩餐」(1525c)です。ガウデンツィオ単独の作品との説もあるようです。尚、カニャーラはノヴァ―ラで活動した画家で、1505-1530年頃に活動記録が残されており、ガウデンツィオの追随者でした。

Giuseppe Nuvolone(サンジミニャーノ1619-1703)の「ご誕生」

15世紀のノヴァ―ラの画家による「聖母子」ですが、その上の部分は作者が違うと思います。

この作品は詳細が分かりません。

Bernardino Lanino(1512-1583)の「磔刑」(1575-1578)です。

ガウデンツィオ・フェッラーリの「聖女カテリーナの神秘な結婚」(1525c)です。この作品がこの大聖堂の至宝と言うべきでしょう。

左右のコリント式列柱の間に祭壇画が掲げられています。

こちらは左側です。

題材は「キリストの物語」ですね。

制作者などの説明が一切ありません。

中々の優れた作品で単なる無名画家の手になるとは、到底思えません。

じっくりと観ました。

この「磔刑」は何処かで見たような気がします。勿論、この大聖堂ではありません。

何処で見たのか、必死で思い出そうとしました。

この場面が最後でしたが、その頃には漸く何処で見たのか思い出しました。
えへん(自慢)、えへん。

ヴァラッロのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。

ガウデンツィオ・フェッラーリのフレスコ画「キリストの物語」(1513c)です。10.4m×8mの大作です。
ホテルに帰って、調べたら「当たり!」でした。素人でこれが分かる人は、そうはいないと思い、密かに自慢したいです。(ここで書いたので密かではありませんが)
では、ノヴァ―ラ大聖堂に何故あったのでしょうか。これが分かりませんでしたが、最近になって漸く分かりました。
それは単純な理由でした。ガウデンツィオの傑作が残る大聖堂ならば、いっそガウデンツィオの最高傑作のフレスコ画を一緒に並べたらどうか、とのプロジェクトが出来て、精巧な写真に収めて大聖堂に掲げたそうです。
では、次は洗礼堂です。

5世紀のオリジナルな部分が残されている洗礼堂ですが、15世紀と17世紀の二度に渡って改築されました。

珍しく扉が開いていました。大体閉まっていて、大聖堂の係員に頼まないと開けてくれないのが普通です。

早速中に入ります。

ここに洗礼盤がありました。

見ものは残されたフレスコ画です。

10世紀に描かれたもの、15世紀のもの、17世紀のものが混在しています。

制作者は不明のようです。



この部分は10世紀頃に描かれた?

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