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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2014年02月25日 09時07分30秒

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    美術館・教会巡り(249) Montepulciano、Chiesa di Sant'Agostino


    モンテプルチャーノのメイン通りのVia di Gracciano nel Corsoです。
    この先に教会らしき建物が見えてきました。

    サンタゴスティーノ教会です。観光に力を入れているからでしょうか、日中でも開いています。

    1285年に建てられたロマネスク様式の教会でしたが、15世紀にフィレンツェの建築家ミケロッツォ・ディ・バルトロメオ(1396-1472)の設計によって、全面的に改築されました。

    1784年から1791年にかけて修復が行われ、その際、特にファサード上部に多くの手が加えられ、現在の姿は18世紀末の修復後のものとなっています。

    ポータルのルネッタにあるテラコッタ「聖母子と洗礼者ヨハネと聖アゴスティーノ」は15世紀の作品です。一説によれば、Nicholo Dandreiaの作品だそうですが、私には馴染みがない名前です。

    では、中に入ります。

    翼廊なしの単廊式の内部です。
    15世紀の姿を留めるファサードとは異なり、内部は18世紀末の修復によって、大きく変えられたのでしょうか、可なり新しく見えます。

    内陣中央からの左側壁方向を写したものです。

    こちらは右側壁

    主祭壇と後陣です。後陣に聖歌隊席があるのは珍しいと思います。

    スッキリしたクーポラです。
    手前に見える木製の「磔刑像」は、Antonio da Sangallo il Vecchio(Firenze1455-1534)の作品です。
    祭壇画に行きましょう。

    ジョヴァンニ・ディ・パオロの「聖ベルナルディーノ」

    アレッサンドロ・アローリの「ラザロの蘇生」

    ボケ写真でスイマセン。ロレンツォ・ディ・クレディの「磔刑」
    以下、4点の作品ですが、私には制作者等、詳しいことが分かりません。一般に教会が祭壇画や彫刻を注文する際、制作者側と契約書を作成します。これらの契約書、その支払い記録が教会に残されているのが普通なので、制作者不明となっているのは多くの場合、後世に名前が残らなかった芸術家である可能性が高いのではないでしょうか。

    これは秀作だと思います。




    アンドレア・デッラ・ロッビアの彩釉テラコッタ「洗礼者ヨハネ」

    Presepioの礼拝堂がありました。

    何時頃造られたのか分かりません。

    Presepioは、普通「キリスト降誕」の場面を表現しますが、これは「マギの礼拝」のような?
    やはり「キリスト降誕」=「羊飼いの礼拝」でしょうか?

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    ぐら姐 Yuko

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