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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

独断と偏見で楽しむイタリア芸術>掲示板

公開 メンバー数:54人

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  • from: シニョレッリさん

    2013年12月29日 05時20分46秒

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    どの教会か分かりません

    このサークルのオーナーになってから、教会の写真を少し熱心に撮るようになりました。それ以前は、教会の彫刻、祭壇画や特に気に入ったファサードを見ることだけ

    このサークルのオーナーになってから、教会の写真を少し熱心に撮るようになりました。それ以前は、教会の彫刻、祭壇画や特に気に入ったファサードを見ることだけに気が回って、写真自体に興味がありませんでした。
    それでも旅に行けば、写真を撮っていたのですが、今、見直してみるとどの教会の写真なのか、さっぱりわからないものが沢山出てきました。

    多分、パレルモの教会だと思います。

    全然分かりません。

    メモを書いておく、教会の銘板の写真を併せて撮っておくことをしないと、後からでは分からなくなりますね。

    これらは全部シチリアの教会だと思います。

    シチリアには、ゴテゴテ感がする教会が多いように思います。

    シチリアの教会は、地震やエトナ山の噴火などによって大きな被害を受け、再建されたものが多いので、古い祭壇画や彫刻があまり残っておらず、美術ファンとしては多々興味がそがれます。

    やっぱり日頃から出来るだけ記録を残しておくことが必要だと痛感します。

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  • from: シニョレッリさん

    2013年12月24日 16時21分54秒

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    2013年 傑作10選

    2013年に私が鑑賞した作品は恐らく8000点ほどだと思いますが、そのうち、特に印象が強かった10点を挙げることにします。但し、写真不可の作品は除外と

    2013年に私が鑑賞した作品は恐らく8000点ほどだと思いますが、そのうち、特に印象が強かった10点を挙げることにします。但し、写真不可の作品は除外としましょう。
    (1)コルトーナ、教区博物館
    ルカ・シニョレッリの「死せるキリストへの哀悼」(1502)

    ここは、お宝美術品ばかりです。

    何時見てもいいですね。
    ここは写真撮影不可ですが、許可を得て特別に撮ることが出来ました。
    (2)カステルフランコ・ヴェネト大聖堂
    ジョルジョーネの「玉座の聖母子と聖フランチェスコと聖リベラーレ」(1504c)

    大聖堂のコスタンツァ家礼拝堂に作品があります。

    絶対に美術館に移して欲しくない作品です。この礼拝堂で見るからこそ、感激がより一層深まるのです。
    (3)コネリアーノ大聖堂
    チーマ・ダ・コネリアーノの「玉座の聖母子と聖人たち」(1492)

    フレスコ画で装飾されたファサードが素晴らしい大聖堂です。

    別名コネリアーノの祭壇画とも呼ばれています。
    (4)モンテプルチャーノ市立美術館
    ミケランジェロ・メリージ通称カラヴァッジョの「シピオーネ・カッファレッリ・ボルゲーゼの肖像」(帰属作品)

    展示作品は60点ほどですが、粒揃いです。

    カラヴァッジョ巡礼の一環で訪れました。(勿論、ルカ・シニョレッリもお目当てですが)
    (5)レカナーティ市立美術館
    ロレンツォ・ロットの「受胎告知」(1528)

    チェントロの外れにあるので、結構歩きます。

    このユニークな「受胎告知」が大好きです。
    (6)ロレートの聖なる家の聖堂
    メロッツォ・ダ・フォルリの聖マルコ聖具室のフレスコ画(1477-78)

    巡礼の地です。

    ルカ・シニョレッリではなく、メロッツォを選びました。(これって分かりますか?)
    (7)ペルージャのコッレ―ジョ・デル・カンピオ
    ペルジーノのフレスコ画(1498-1500)

    意外にも目立ちません。

    ペルジーノに弟子入りしたばかりのラッファエッロも制作に参加したと言われています。
    (8)モンタニャーナ大聖堂
    ジョルジョーネの「ユディトとダヴィデ」(帰属作品)

    この日は市が立っていました。

    ファサードの裏側、入り口の左右に描かれています。

    素晴らしい!
    (9)アレッツォ大聖堂
    ピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」(1460)
    ここも見どころが多いですね。

    サン・フランチェスコ教会のフレスコ画は撮影禁止なので、こちらを取り上げました。
    (10)サロンノの奇蹟の聖母マリア聖堂
    ベルナルディーノ・ルイーニのフレスコ画(1520-1532)

    ここも傑作ばかりです。

    20年ほど前に修復されたので色鮮やかです。
    さて、来年はどんな作品に巡り合えるか、今から楽しみです。

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    from: シニョレッリさん

    2013年12月28日 07時00分41秒

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    ぐら姐さん、有難うございます。覚えておくことにします!自分で調べれば、多分分かるのでしょうが、根が不精なもので、聞いた方が早いと思ったのです。お元気で

    from: ぐら姐さん

    2013年12月28日 03時34分15秒

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    (イタリア語では何と言うの?)→BUONNATALE!です。それに加えてAUGURI!も。MERRYCHRISTMAS&AHAPPYNEWYEAR!は

  • from: シニョレッリさん

    2013年12月17日 11時43分02秒

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    開かない美術館・教会(9) ロヴィーゴ、アッカデミア・ディ・コンコルディ絵画館

    絵画館は、PalazzoRoverellaにあります。開館時間前なので、当然、扉は閉まっています。開館時間まで教会を幾つか回って時間調整をしました。開


    絵画館は、Palazzo Roverellaにあります。開館時間前なので、当然、扉は閉まっています。

    開館時間まで教会を幾つか回って時間調整をしました。

    開館時間を過ぎましたが、扉が開きません。嫌な予感がしました。
    前日、絵画館のHPをチェックしましたが、特別なことは載っていませんでした。

    仕方がないので、付近を歩いて時間が経つのを待ちました。

    開館予定時間を1時間過ぎても扉が開きません。これはダメです。

    恨めしい思いで、絵画館を後にしました。
    帰国後、絵画館HPをチェックしたら、建物の修復のため、休館中とありました。「何故、もっと早くこれを書かんか!」と思わず叫んだ私でした。
    この絵画館は、ロヴィーゴの貴族ジョヴァンニ・フランチェスコ・カッシリーニ伯爵が収集した15-16世紀のヴェネツィア絵画約200点に加えて、その後、二人の貴族から寄贈された約450点、合計650点ほどのヴェネツィア絵画の一大コレクションとして有名で、美術ファンにとって必訪の地なのです。

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  • from: シニョレッリさん

    2013年12月10日 07時18分23秒

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    リナッシメント芸術家(42) ポルデノーネ

    昨日、久し振りに「リナッシメント芸術家」を書き上げて、「投稿する」ボタンをクリックしたら消えてしまいました。同じことを書き直すのはシンドイですが、再度

    昨日、久し振りに「リナッシメント芸術家」を書き上げて、「投稿する」ボタンをクリックしたら消えてしまいました。
    同じことを書き直すのはシンドイですが、再度トライです。

    ポルデノーネの肖像が何故かウーディネにあります。ポルデノーネは、ウーディネで仕事をしましたが、私が知る限りPalazzo Tinghiの「ギガントマキアー(巨人の戦い)」のフレスコ画だけだった筈で、胸像が建てられる理由が乏しいように思うのですが・・・

    ゲーテが絶賛したことで知られるイル・ポルデノーネは、本名Giovanni Antonio de'Sacchisと言い、1484年頃、ポルデノーネで生まれました。両親は、ブレーシャ郊外のコンティチェッリ(私は行ったことがありません)出身ですが、ポルデノーネに移住しました。彼の通称はその生地に由来します。

    ヴァザーリが有名な「列伝」の中で彼の伝記を書いていますが、ポルデノーネをGiovanni Antonio Licinio(1484c-1539 ヴェネツィア派のマニエリスム画家で、画家一家だったリチーニオ家の一員です。ジョヴァンニの父の兄、つまり叔父のベルナルディーノ通称イル・サッキエンセが一家の中では卓越した画家でした。更に複雑なことに、ベルナルディーノはポルデノーネの弟子でした)と間違って評伝を書いてしまいました。それでポルデノーネの経歴や作品の帰属を巡って、しばしばジョヴァンニと混同されています。

    ポルデノーネの市庁舎です。ここにある古文書にポルデノーネの記録が残されているそうです。

    彼の画風形成の過程ですが、修業時代の確実な記録が残されておらず、よく分からないようです。
    従来の通説は、ジョヴァンニ・ベッリーニに師事した時にティツィアーノが相弟子で、互いにライヴァル視して腕を磨いた、と言うものでしたが、現在では否定されています。ポルデノーネは、後にパルマのコレッジョやパルミジャニーノから刺激を受けて、ヴェネツィア画壇と対立して、特にティツィアーノの地方的なライヴァルとして知られるようになりましたが、そのことがベッリーニ工房でティツィアーノと相弟子だったという説が出てきたようです。
    修行に関するもう一つの説は、Pellegrino da San Daniele(1467-1547)に師事したというものです。しかし、ペッレグリーノの画風は、私が観た限り、ポルデノーネの追随者の何物でもないので、この説は懐疑的に思っています。
    彼の師弟関係は不明ですが、修業を経るうちにマニエリスムとヴェネツィア派から幅広い影響を受けながら、最終的にジョルジョーネの強い影響の下に情熱溢れる表現を加えて彼独自の画風を確立したというのがほぼ定説になっているようです。
    彼の情熱溢れる表現は多くのパトロンに気に入られ、ローマ、ヴェネツィア共和国領各地やエミリア地方で活躍しました。
    1539年、フェッラーラのエルコーレ二世から招聘を受け、宮廷画家に就きましたが、直ぐに病を得て同年、フェッラーラで没しました。この死を巡って、ティツィアーノの差し金によって毒を盛られたという話がありますが、信ぴょう性が全くなく一笑に付されています。
    弟子に、前述したベルナルディーノ・ルイーニのほかに、娘婿のポンぺオ・アマルテオ、ジョヴァンニ・マリア・カルデラーリらがいます。
    また、彼の画風はティントレットに大きな影響を与えました。

    彼の代表作は、クレモナ大聖堂のフレスコ画だと思います。

    クレモナ大聖堂

    ファサードの裏側にキリストの受難が描かれています。
    私が撮った写真ではよく分からないと思います。
    それでWeb Gallery of Artから作品画像を転載することにします。

    ファサードのバラ窓が見えます。

    上が「磔刑」、左下が「キリストの復活」、右下が「ピエタ」です。

    「十字架を担ぐキリスト」

    「荊刑のキリスト」

    「ピエタ」
    そのほかで、私が好きな作品を挙げましょう。

    ヴェネツィア、カ・ドーロのフランケッティ美術館にある剥離フレスコ「キリストとサマリア女」(1532)です。この作品はサント・ステファノ教会にあったものです。

    ヴェネツィア、アッカデミア美術館所蔵の「聖ロレンツォと聖人たち」(1532)

    ミラノ、ブレラ絵画館所蔵の「キリストの変容」(1515‐16)

    この他では、ピアチェンツァのマドンナ・ディ・カンパーニャ祈祷所記念堂の一連の作品、詳しく言うならば、「聖女カテリーナの神秘な結婚」「エジプトへの逃避」「マギの礼拝」「聖母の誕生」などですが、これらが傑作だと思います。

    消えた第一稿はもっと充実して書いてあったのですが、流石にもう一度書くのは気力が続きません。という事で、ちょっと中途半端ですが、この辺で終わりにしたいと思います。スイマセン!

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