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SIG 市民の討論広場>掲示板

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  • from: 一久さん

    2006年04月21日 22時42分34秒

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    リヴァイアサン 読了

    【リヴァイアサン 読了】

     「リヴァイアサン」(ホッブス)を読み終えました。


     「万人の万人に対する戦争状態」という有名な言葉は、もし国家(コモンウエルス)がなかったならば、各人が我欲のままに行動して、収拾のつかない状態になるという意味であり、いわば、原始状態のことであるようだ。

     そこで、国家成立後は、国家の主権者にのみ暴力を行使する(対外的にも国内的にも)権限を残し、一般構成員はそれに従う義務を負う。その見返りとして、国家からの保護を得て、たとえば理不尽な隣人からの横暴を排除してもらうことができる。

     ここまでは、我々にも簡単に理解できる。が、ホッブスと現代日本に住む我々との考えの違いは、ここから先にある。ホッブスは、為政者に逆らったり、彼を批判したりしてはいけないというのだ。そんなことをすれば「万人の万人に対する戦争状態」に戻ってしまうのだ、とホッブスはいう。

     だが、我々現代に住む日本人は、そうは思っていない。むしろ、為政者を批判し環視することによってこそ、彼等の横暴を抑えることができるのであるし、政権交代可能な野党を持つことによってこそ、よりよい政府を育てることができると信じている。

     この違いは、単にホッブスが時代後れになったから生じているのではない。ホッブスのいうコモンウェルスと、我々の住む日本国とでは、国家としてのな成熟度が違うことに原因があるように思う。

     たとえば、イラクの今を見るとき、我々の常識よりもホッブスの意見のほうが、むしろ適合するのではないだろうか。イラクにおいては、政権交代可能な政党を持つことよりも、国民が服従する政府を作ることのほうが有意義であるように思える。まさにそれが出来ていないからこそ、あのような「万人の万人に対する戦争状態」にあるのだとホッブスなら言うであろう。サダム・フセインのほうが、国民に反抗を許さなかったぶんだけ、政治を良く理解していたのだ、と。

     なぜこうも違うのだろうか。

     日本や英米において、野党やマスコミや国民一般のする為政者批判というものは、単に為政者を批判しているのであって、国家そのものを否定するものではないからだと思われる。それがなにより証拠には、日本において選挙をボイコットする大政党は存在しない。選挙という国家行事を通じて、国民は政府に服従しているのである。選挙によって誕生する新たな政府に対する服従という前提条件の上に、言論の自由も、為政者への批判も成立している。選挙に負けた側が、暴力に訴えて反逆することなど有り得ないのだ。

     「主権者」という言葉の使い方が、このことを暗喩的に表現している。日本国憲法の主権者は国民であるが、ホッブスの著書における主権者は共和制の場合でも国民ではなく、国民に選ばれた者、いまの日本で言えば「国会議員」であり、内閣であり政府与党である。為政者が主権者である、というのがホッブスの世界観である。

     日本においては、国民が主権者としての国民に反逆することは有り得ない。「主権者としての国民の意志」とは、唯一、選挙による投票結果である。これに公然と反対し、選挙によって誕生した新議会を認めない、などという人は、日本にはいないだろう。つまり、日本人は主権者(国民)に完全に服従しているということなのである。

     対して、イラクでも、その他の途上国においても、選挙そのもののボイコットや、選挙結果の無効を訴える勢力は少なくない。彼らは「主権者たる国民」に服従していない。為政者を主権者だと勘違いし、その為政者が気に入らないと武力を以て反抗しようとする。このような国家においては、ホッブス流に、反抗する勢力をすべて武力鎮圧し、為政者を批判することを許さない政策こそがより適切であると言わねばなるまい。

     前々回のアメリカ大統領選挙は、誰が見ても集計結果に疑問が残るものであった。ブッシュが本当に勝ったのかと問われれば、誰もが自身を持って「そうだ」とは言えないだろう。だが、それにも関わらず、アメリカで民主党が暴動を起こすことなどはなかった。第二次南北戦争などはおこらなかった。アメリカ人が選挙結果という「主権者たる国民の意志」に服従しているからだ。

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コメント: 全44件

from: 拓睦さん

2006年06月12日 20時46分58秒

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「Re:266 意図は明瞭だろ」
はじめに結論ありき、て文章だから意図は明白なわけだが・・・
「天皇制は悪い」につきるのでしょう。
その上で理論付けするわけだから、あなたから見れば私の反論は
瑣末な事で揚げ足取りをする、て見えるのでしょうな。

理論ていうのは、観測→定義→構築→結論て手順を踏むのだが、
結論→理論付けだからな。
平等という概念それ自体に反論を加えようと準備していたが、終
了ならしかたないな。

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from: S1さん

2006年06月11日 19時53分35秒

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「266補足」
拓睦さんのいわれる天皇制のメリットが「各国要人との交流」
ということだが、これは、一部には「天皇の政治利用であり
憲法違反」との声もあります。確かに、憲法にも皇室典範に
も、天皇が行う職務として規定はされていない。まあこれは、
「法を整備すれば済む話」とか「第九条と同じく解釈の問題
だ」という意見もあるが。
外交は本来が政治家の仕事であり、多くの共和制国家が立派
に国際社会を立ち回っているのを見れば、肩書きの序列がど
うとか、上座とか下座とか、どちらが迎えに行くとか、そう
いうことは大きな問題ではないと私は思っている。

天皇制を廃止するというのは、言ってしまえば、日本を立憲
君主制から共和制に変えるということだ。元首を大統領とす
るのか首相とするのか、別の呼称で新しく作るのかそれは議
論の余地があるだろうが、いずれにせよ国民の中から国民が
選ぶ形にすべきだろう。(日本の天皇制は立憲君主制とも違
う、という意見もあるので、あまり大上段には言うつもりは
なかった。また、天皇制を廃止するにしても、元首を設けな
い、という選択もありかもしれない。)
形の上では革命だが、政治に深く(憲法上はまったく)関わ
らない天皇を廃したとしても国民生活に支障はないというこ
とは 238で述べた。

20世紀の100年で、君主国が半減したといわれる。21
世紀もこの流れは変わらないだろう。

 -------------------------

言いたいことはだいたい言い尽くしたので、この議論はもう
やめにします。
自分の文才のなさを棚に上げて言うが、拓睦さんにはもっと
駄文の中からも書いた人間の意図をおしはかろうとしていた
だきたい。
私はここでも他の二つ三つの掲示板でも同じようなことを書
いてきたが、これほど誤読されたことはない。それができな
いというなら、あなたのめがねにかなうレベルの高い人だけ
を相手にしてほしい。

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from: S1さん

2006年06月10日 21時10分55秒

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「Re:Re:法の下の平等」
私は「特権階級」という言い方をしたが、他の掲示板では、
「国民の奴隷」とか「ペット」と表現する人もいました。
真逆のことを言っているようですが、皇族に課せられる義
務にだけ注目した表現なのでしょう。国民と皇族でどちら
が損か得かは人それぞれ見方が違うでしょうが、いずれに
せよ、国民と皇族が平等でないことは確かだ。
国民のもつ義務が免除される代わりに権利も制限されるか
らバランスがとれている、という意見には、私は同意しま
せん。何度も言ってきていることですが、特定の一族に限
定され、国民に等しく道が開かれていないからです。
制度をそのように変えるなら私は支持するが、それではも
はや天皇制とは言えず、別の呼称を考えた方がいいですね。
だから私は「天皇制は廃止すべき」という結論になるわけ
です。

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from: S1さん

2006年06月10日 21時07分27秒

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「ちゃんと読んでくれよ」
天皇制が今みたいな制度だから廃止すべきだって
言ってるんだよ。
国民の中から国民の手で選ぶなら、もはや「天皇
制」とはいわないのじゃないか。他国の例でいえ
ば「大統領制」とか「首相公選制」とか、あるい
は全然別の呼称でもいい。

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from: 拓睦さん

2006年06月10日 20時57分16秒

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「Re:法の下の平等」
> 「法の下の平等」というのは、単に、皇族も国民も、
> 法によって規制されているという意味ではない。
> 国民とは全然別の法律が適用され、それが生まれた
> ときから死ぬまでというのであれば、平等とはいわ
> ないのじゃないか。

さて、こっちはまともな書き込みができそうですね。
実はそのとおりです。
天皇制廃止の論点にありまして、そのなかに

法の下の平等(憲法第14条)、基本的人権(憲法第11条)と
の矛盾、天皇および皇族は皇室典範の規定によって世襲とされて
いるため、職業選択の自由がなく、また、天皇は皇居、皇太子は
赤坂に居住することになっており、居住および転居の自由がない
ので、天皇制による天皇および皇族の人権の制限から解放すべき
だと主張する立場。

です。つまり皇室こそ抑圧されている、という主張です。
保護はされているが権利が制約されている、てわけです。
象徴天皇ですから実権はまったくありません。
マスコミには、うかつな行動をすると叩かれます。
仕事は多忙です、海外まわったり全国まわったり式典に参加した
りです。
私になれ、といわれたら絶対に断るでしょうね。
だから、皇室は敬意の対象になりうるわけです。
そうやって伝統を背負ってくれるから、対外的な国威が高まるわ
けです。
権利を声高くに叫ぶ人より、義務を背負う人こそ、尊いものです。

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from: 拓睦さん

2006年06月10日 20時39分27秒

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「Re:大丈夫かよ・・・・」
>普通の国民にくらべ権利が制限され別の義務が与
>えられ、その分国から保護を受ける、そういう職
>業があるのはいい。それがごく一部の一族にだけ
>限定されているのがよくないといっているんだ。

おーい、今回の議論は天皇制を廃止する、だぞ。
廃止は君がいいはじめたことだぞ。
「そういう職業があるのはいい」では本末転倒だぞ。
それでは、新たな天皇制を創造する、になるぞ
5月あたりに書いたことは、完全に撤回する気かぁ

>「なりたい人間が目指すことができる」「国民た
>ちが選ぶ」「国民たちが評価する(場合によって
>は辞めさせることもできる」そういう地位ならか
>まわないといっているんだ。

ぜんぜん言ってないだろ、5月の238では
>現代日本において、天皇制の廃止は、たしかに分類上
>は革命といえよう。
とまで言っているだろ、こっちが心配になってくるぞ

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from: S1さん

2006年06月10日 03時46分35秒

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「法の下の平等」
「法の下の平等」というのは、単に、皇族も国民も、
法によって規制されているという意味ではない。
国民とは全然別の法律が適用され、それが生まれた
ときから死ぬまでというのであれば、平等とはいわ
ないのじゃないか。

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from: S1さん

2006年06月10日 03時26分14秒

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「わかってもらえないようだな」
何度も言っているが同じ人間でありながら平等に
扱われていないということだ。
普通の国民にくらべ権利が制限され別の義務が与
えられ、その分国から保護を受ける、そういう職
業があるのはいい。それがごく一部の一族にだけ
限定されているのがよくないといっているんだ。
(例えば政治家なら、一般国民にはない権利があ
り義務もあるが、それはそれでかまわないんだ。)
「なりたい人間が目指すことができる」「国民た
ちが選ぶ」「国民たちが評価する(場合によって
は辞めさせることもできる」そういう地位ならか
まわないといっているんだ。

あなたは「それでもいい」と考えている。
私はそうは考えていない。
それだけの違いじゃないのか。

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from: 拓睦さん

2006年06月10日 01時08分49秒

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「Re:回答ありがとうございます」
>あきらかに、皇族と国民は同じじゃない。

ああ、当たり前のことだろ。
国民と同じでないのが悪いのか。
理由を提示してくれ。
その分、皇室を背負ってもらうという義務をもっているのだよ。
保護されている分、法に基づき義務が付与され、権利も制約されるし、皇室という仕事もしてもらうわけだ。
もう一度聞く、なぜ悪いのだ?

そもそも今回の議論は、「天皇制の廃止」ですよな。
で、君は理由を提示したが、論破された。
一方私は、244保持の有益性を書いたが、「損得勘定」という以外
に否定がない。
損得勘定という批判は、それを超えた正当性があってこそ、批判と
して意味を持つ。
で君はその理由が提示できていない。
終了ではないのか?

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from: S1さん

2006年06月09日 23時40分20秒

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「もっと補足」
他の掲示板でこの話題をだしたとき、

「この世に特権階級のない社会などない。日本だって
 アメリカだって二世、三世議員が少なくないぞ。」

という人がいたので、ついついこちらでも「そういう
のは違う」ということを追加したというわけです。

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from: S1さん

2006年06月09日 22時07分57秒

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「255補足」

> また、自由競争の元で能力と実績を、て書くのだから、相続
> の問題はどうするのだ?
> 有能が人の息子が無能で、巨額の財産を相続したら全額没
> 収かい?
>
> そもそも能力ってのはどうやって証明するのだ
> モラルハラスメントがおこり、有能な人間が貶められ人民裁判
> で冤罪の人間が裁かれ始めたらたらどうするのだ?

ちょっと誤解があるようですが、自由主義で資本主義の社会では
必ずといっていいほど競争がありますよね。それは能力や実績で
優劣がきまるのではないですか。単純な例をあげれば、セールス
マンなら売り上げだったりスポーツ選手だったら記録だったり。
まあ私など劣った人間だから優れた人間のみが生きる資格を得る
みたいな非情な世界にはなってほしくはないけど、収入や地位に
個人差が出るのは、自由世界では当然のことだと思う。そしてそ
れは、他人の何倍も努力すれば逆転できる可能性だってあるとい
うなら、それはそれで平等な社会だと思う。
親の遺産の多寡というのは、運不運の範疇かもしれないな。それ
にしたって子供の代で破産する家もあれば何倍にも膨れ上がる家
だってあるでしょう。石原伸晃や田中真紀子は政治家になるのに
親の存在が大変有利に働いただろうけど、彼ら自身の働きしだい
でこのさきどうなるかはわからない。へたをすれば、次は落選と
いうことだってありえないわけじゃないでしょう。

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from: S1さん

2006年06月09日 21時31分06秒

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「回答ありがとうございます」

「共産主義」とか「特権階級」とか「身分差別」とか、こ
とばの定義や使い方に問題があったかもしれませんが、私
が言いたい本質的なところはかわりません。
われわれと同じ義務もなければ、同じ権利も持っていない。
そしてそれは、単にひとつの家系に生まれたというだけで
付与される。個人の能力や適性に関係なく、国が死ぬまで
面倒見てくれる。一般の国民は、女性が男性皇族に嫁ぐ場
合を除いて皇族になる道はない。

あきらかに、皇族と国民は同じじゃない。

以前、一久さんが「天皇公選制」の話をしていましたが、
われわれの誰もが皇族になりうる権利を有し、今の皇族が
ふさわしくないと判断されれば国民たちの手でリコールで
きるような存在であれば、私は文句はありません

金持ち層というのは、誰もがなれる可能性があるわけでし
ょう?それこそ貧民街からスターがでることだってある。
それまで否定したら、自由などなくなってしまう。それこ
そ共産主義的考えだ。

皇族≠自由競争を勝ち抜いた金持ち層

ということであれば、なんら矛盾はないと思いますが。

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from: 拓睦さん

2006年06月04日 20時12分49秒

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「Re:質問なのですが」
>特権階級を攻撃するのは、共産主義的発想なんですか?
>フランス革命は共産革命ではなかったと思いますが。

マルクス以来、そういう歴史観が一世を風靡したわけです。
だから、そう思ったわけですよ。

>自由と平等の盟主みたいな存在の(まあ問題も多いが)
>アメリカにしても、共産主義の対極にいるようなものだし。

そのアメリカでも共産主義は一世を風靡し、中には内通を
犯す人も出てきたわけです。
ソ連に情報を流す人がでたわけですよ、しかも政府高官に
そのため最終的には、赤狩りをやったのです。

>ここでいう特権階級とは、自由競争のもとで能力と実績
>(運もか)でのし上がった金持ち層は含みませんが。

・・・・・これさぁ、246であなたが書いた
>日本で最後に残った特権階級が皇族たちであるなら、将
>来的にはその解消をめざすのが当然であるとさえ私は考
>えます。
と矛盾するぞ、最後に残った特権階級だろ。
階級はあってもいい、と趣旨変えするわけだ。
解消を目指すのが当然、とまで言い切っているのだぞ。

また、自由競争の元で能力と実績を、て書くのだから、相続
の問題はどうするのだ?
有能が人の息子が無能で、巨額の財産を相続したら全額没
収かい?

そもそも能力ってのはどうやって証明するのだ
モラルハラスメントがおこり、有能な人間が貶められ人民裁判
で冤罪の人間が裁かれ始めたらたらどうするのだ?


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from: 拓睦さん

2006年06月04日 20時11分51秒

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「Re:Re:Re:私が廃止を主張する理由」
つまり、君の上げた理由は破綻したわけ。

>>「国民はみな法の下で平等であり、」「身分差別など(少なくと
>>も建前上は)ないのが現代社会であるとすれば、」

>>「日本で最後に残った」「特権階級が皇族たちであるなら、」
>>「将来的にはその解消をめざすのが」「当然であるとさえ私は考
>>えます。」

>ここが肝ですな。
>あえて、前後に文章を分けました、前文は錦の御旗で民主主義的
>価値観を採用してますが、
>後者はどうみても階級闘争史観に基づく共産主義的価値観ですな。

>ところで、天皇陛下が犯罪犯したら逮捕はされないのかな?
>また、皇室典範は無視ですかね、あれは日本の法律ですよ。
>つまり、法の下にあるわけです。
>次に身分差別ですが、天皇を擁くことが身分差別?
>身分差別が悪しきものなのは、人を抑圧し弾圧するから。
>今の日本で天皇制が絡んで抑圧があるとは聞かない。
>しかも本人が認めている。
>現在の天皇制は象徴であり、政治にはかかわらない。
>ならば建前上のことにかんして関連性が発生するわけであり、身
>分差別とは無縁なわけです。

今回の議論は、天皇制を廃止する理由です。
246で君の上げ理由は、「法の下の平等と身分差別」です。
法の下の平等とは、万人に法は公正に適用されるということで
あり、人間を均質化するものではありません。
また、身分差別はそれは君自身の書き込みで、天皇との因果関係
が否定をできたました。

また、天皇制ですから法により保護されるのは当たり前の話であ
り、保護されるにあたって、天皇は法に基づく各種義務と制約を
持たされているわけです。

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from: S1さん

2006年06月04日 11時58分45秒

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「質問なのですが」
特権階級を攻撃するのは、共産主義的発想なんですか?
フランス革命は共産革命ではなかったと思いますが。
日本の明治維新も、共産主義的発想で作られたものでは
ないでしょう。
自由と平等の盟主みたいな存在の(まあ問題も多いが)
アメリカにしても、共産主義の対極にいるようなものだ
し。

ここでいう特権階級とは、自由競争のもとで能力と実績
(運もか)でのし上がった金持ち層は含みませんが。

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from: S1さん

2006年06月04日 10時24分24秒

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「249補足」
現皇族の人たちに個人的なうらみはないです。

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from: S1さん

2006年06月04日 10時20分52秒

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「Re:Re:私が廃止を主張する理由」
私は共産主義について深く勉強したわけではないが、旧ソ連や
現中国の体制はとても好きになれないし、日本が共産化するの
には大反対です。共産主義者のように言われるのは心外ですね。

皇室典範は皇族のみを規制する法律でしょう?
何でそういうものがあるの?われわれと平等なら、われわれと
同じ法律に従うものでしょう?
われわれと同じ納税の義務もなければ、失業の恐怖もない。生
活レベルも一般の国民とはかけはなれている。それが、能力や
業績で勝ち取ったものならいざしらず、世襲で引き継がれると
いう。それを国家が保証するという。封建時代の特権階級とは
確かに違うだろうが、少なくともわれわれと同じではない。
(表現は適切ではなかったかもしれないが、より適切な表現を
見つけられなかったものであえて使いました。)

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from: 拓睦さん

2006年06月04日 09時53分01秒

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「Re:私が廃止を主張する理由」
>「国民はみな法の下で平等であり、」「身分差別など(少なくと
>も建前上は)ないのが現代社会であるとすれば、」

>「日本で最後に残った」「特権階級が皇族たちであるなら、」
>「将来的にはその解消をめざすのが」「当然であるとさえ私は考
>えます。」

ここが肝ですな。
あえて、前後に文章を分けました、前文は錦の御旗で民主主義的
価値観を採用してますが、
後者はどうみても階級闘争史観に基づく共産主義的価値観ですな。

ところで、天皇陛下が犯罪犯したら逮捕はされないのかな?
また、皇室典範は無視ですかね、あれは日本の法律ですよ。
つまり、法の下にあるわけです。
次に身分差別ですが、天皇を擁くことが身分差別?
身分差別が悪しきものなのは、人を抑圧し弾圧するから。
今の日本で天皇制が絡んで抑圧があるとは聞かない。
しかも本人が認めている。
現在の天皇制は象徴であり、政治にはかかわらない。
ならば建前上のことにかんして関連性が発生するわけであり、身
分差別とは無縁なわけです。

皇族が特権階級?
言葉としては全文とつなぐ為に意図的に、置き換えられていますね。
世襲であることが即、特権階級ではないでしょう、皇族の特権と
はなに?
その家庭に生まれただけで、敬語の対象になるのが特権なのかね?
上記したように、法の下の平等に反するとか、身分差別だとかい
いたてるものではないですな、現行の天皇制は象徴であって主権
は在民です。
これでどこをどう解釈すれば、特権階級なの?
あなたの思想的見解に基づき攻撃の対象にしているだけでしょう。

この辺について、戦前の共産主義者が面白いこと書いています。
戦前ですから対象は大日本帝国憲法下の天皇であり、主権が天皇
にある、規定された憲法です。
長いですが引用しますと、
-----------------------------------------------------------
更に一歩進めて共産主義者としての戦術的考慮から見ても、「天
皇制」打倒を、スローガンにすることは適当ではないと考へます
。その理由は日本に於ける「天皇制」が歴史的に見て直接民衆の
抑圧者でもなかったし、現在に於いて、如何に皇室自身が財産家
であるとしても直接搾取者であるとの感じを民衆に与えていない
云う事実によって明瞭であろうと考えます。
           (中略)
しかしながら此の場合に於ても真実の支配者の役割とその大衆に
及ぼす意味とを明にしてこれを直接攻撃の対象とすべきものであ
ろうと考えます。
              大東亜戦争とスターリンの謀略
                P232 資料編・尾崎秀實手記
-----------------------------------------------------------
この本は面白いですね、共産主義の闇が書かれている。
なお、アマゾンで高いですが簡単に買えます。
戦前の軍部独裁の背後には、世界革命を目指す共産主義者がいた
とか。
また、ルーズベルト関連の話も面白いですし、だんだん闇が明る
みになってきましたな。
これを考えると、東条首相の遺言で、アメリカに日本を赤化しな
いよう、頼み込んでいたのが理解できますな。

やっはり一久さんの言うとおり、思想的見解による希望的観測で
すな。

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from: S1さん

2006年06月03日 14時58分43秒

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「246補足」
これはあくまで私の考えだが、天皇制がきちんと機能できるのは、
皇族の周りに公家という特権階級がいて、その下に一般国民がいる
という図式の下だろう。明治時代も、四民平等とはいいながら皇族
・華族・士族・平民といった身分格差はあった。

現代の天皇制は、もはや伝統に即した形ではなく、残渣にすぎない
(そう思ってない人もいるだろうが)。そう考えれば、今すぐにで
はなくとも、廃止を視野に入れてもいいんじゃないか。

英国は、いまだに男爵や伯爵が存在し、国王は「三軍の長」である
という。私は、今の日本が捨ててしまったそういう部分を残してい
るからといって、あの国をうらやましいとは思わない。(もっと言
えば、そういう部分は見習うべきでないとさえ思う。)ただ、日本
よりは王室を安定させる下地があるとはいえるだろうな。

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from: S1さん

2006年06月03日 12時09分46秒

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「私が廃止を主張する理由」

私は、本来、人は能力や業績(形やデータばかりではない)で賞賛
されたり尊敬されたりするべきであって、単に、ある家系に生まれ
たというだけで幼児であっても敬われるというのは間違っていると
思います。
国民はみな法の下で平等であり、身分差別など(少なくとも建前上
は)ないのが現代社会であるとすれば、日本で最後に残った特権階
級が皇族たちであるなら、将来的にはその解消をめざすのが当然で
あるとさえ私は考えます。
感情論かもしれませんけど、私は雅子妃関連の記事や意見をみるに
つけ、痛々しくてしかたがありませんでした。確かに彼女の行動や
ふるまいはほめられたものではないけれど、あそこまでバッシング
されるほどのことか、あの程度の自由も許されない皇族とはいった
い何なのか、という思いがあります。また、旧皇族の復帰もそうで
すが、民間からあの家に嫁いでいった人に対し、きのうまで対等だ
ったのが急に敬語の対象となるなんて、何の疑問も感じないという
人がいたらどこかおかしいとしか思えません。

そして、メリットとかデメリットとか、あまり損得づくで存廃を考
えるのはどうかな、とも思います。なんとなれば、「士農工商」も
「男尊女卑」も「人種差別」も、それなりに合理性やメリットがあ
るわけで、だからといって時代に逆行することなど、とうていでき
ないでしょう。

最後に、私は 天皇制がなくなろうと日本は立派に維持できると思い
ます(そうでなければ廃止論など唱えない)。王制から共和制に変
わろうともフランスはフランスであり、イタリアはイタリアとして
国が維持できています。今の日本が国際社会の一員としてやってい
けてるのは、技術力であり経済力でしょう。「天皇制があるから日
本がある」とは私は思いません。

無論、今の日本が民主主義社会であり、大多数の人たちが廃止を望
んでいないのであれば、多数派の意見に従う覚悟はあります。前に
も書きましたが、私が生きている間はもちろんのこと、今世紀中の
廃止はないように思っています。しかし、私の希望的観測も入って
いるのかもしれませんが、少しずつでも廃止の方向に向かっていく
だろうと、私は思います。

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