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  • from: 一久さん

    2007年10月25日 07時17分17秒

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    民主主義の政党ではない民主党

    【激論して結束固まる】

     民主党が寄り合い所帯である、ということは誰でも知っている。党の意見をまとめ、統一した見解を出せるようにしなければ、到底、自民党と互角に戦えないということも、皆が分かっている。しかし、にも関わらず、それができない。できるようになる兆しすらない。そうなってしまう理由は、意見を取りまとめようとすれば、不満のある人間が出て行ってしまう、党が分裂してしまうという危機感にある、ということもまた、言わずとも知れたことである。

     では、どうにもならないのか。民主党は「生まれた時、すでに死んでいた」のだろうか。

     民主党を蝕んでいるこの宿病の根本原因は、「意見が噛み合わねば分裂する」という迷信を信じていることにこそある。「雨振って地固まる」「ケンカするほど仲が良い」「バトルした相手のほうが、知らない相手よりも協力してくれる」等々、昔からいうように、激論し、意見を闘わせたほうが、むしろ党内の結束は固まる。

     分裂する、とか、離反者が出る、とかいうのは杞憂である。なぜならば、自分の意見が少数派に属する者にとっても、その意見を発表し、討論する場所は、「大きな場所」のほうが良いからである。小政党の中で多数派に属するよりも、たとえ百戦百敗であっても、大政党の仲に自分の意見を主張する場所を得たほうが、世間にアピールできるからである。
     
     そう、党議拘束に反する意見を持つ党員にとって、それでも党に残ることを選択させる要素とは、「世間にアピールできる」装置がその政党にあるかどうか、ということなのだ。これさえあれば、党を出て行く者は多くはない。逆に、このようなシステムが無ければ、ちょっとした意見の違いで離脱する者が出て来るだろう。

     具体的な例でいえば、憲法第九条の改正に反対する党員がいたとして、彼が民主党内部で反対論を述べて他の党員と激論する様子が公の場に提供されるのであれば、結果として彼の主張が敗れ、民主党の政策として憲法改正が選択されたとしても、彼はもって瞑するであろう。逆に、そのような場を与えられず、野党に在籍したほうが論戦の場に出てこれるのであれば、彼は離党の誘惑を常に感じることになる。

     大事なことは、違った意見のぶつかり合いを、その激論のさまを公開して、議員たちが自分の意見を国民にアピールできる場所を作るということである。そのような場所を党が用意できるのであれば、所属議員たちは、決して軽々に党籍を離れたりはしない。

     激論を公開せよ。さすれば、皆、結束する。

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