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  • from: 一久さん

    2008年10月30日 06時43分22秒

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    マニフェスト無用論

    昔から言うように 一久


    【国民が主権者であるのは選挙期間中だけだ】

     昔から、政治家は選挙期間中しか国民の言うことを聞かない
     と言われているが、それは構造上、当然のことだ。

     いかなる公約・マニフェストも、実際に政権を取り、政府を
     運営するようになれば、必ず現実に応じた修正や廃棄が必要と
     なる。

     現実に即して公約を修正すれば、「公約違反だ!」と言われ、公
     約を遵守すれば、現実無視の暴政となる。

     この問題に対する解決策を、マスコミやいわゆる識者・知識人
     は、何も提示してこなかった。

     彼らが言ってきたことは、現実と乖離することのない公約を示
     すことのできるスーパーマンの出現待望論でしかない。

     そして、そのような神がかり的な政治家を国民が選ばないこと
     に問題があるのだ、とご高説を説くのである。

     これではまるで、古代儒者の「聖人君主待望論」ではないか。
     
     マスコミや評論家諸氏がやっていることは、このような子供の
     遊びに等しい。


    【ではどうすればよいか】

     現実を踏まえて公約を改廃することは避けられないのであるから、
     それを前提にして、選挙をするしかない。

     すなわち、公約を改廃するに際して、その政党内部での意志決定
     の過程において、国民の意思を反映したと分かる装置が必要であ
     り、選挙とは、各政党のその装置の出来具合こそを争点とするも
     のでなければならない、ということである。

     それがつまり、政党内民主主義というものである。

     ある公約を改廃しようとしたとき、党内外から出る賛否両論をも
     れなく聞き取り、真剣に吟味を重ね、討議の結果として改廃を決
     める。

     これを、より多数の国民を網羅して行える政党であれば、その討
     議を通じて国民の意思を反映した、と言えよう。

     換言すれば、民主主義の選挙とは、どちらの政党が国民の声をよ
     り広く深く聞き、より賢明な政策を抽出できる体質を持っている
     か、ということをこそ、最大の争点にして行われなければならな
     いものだ、ということである。

     マニフェストの内容など、どうでもいいのである。マニフェスト
     を作る過程において、対立意見をいかに取り入れたか、反対者の
     声を真摯に受け止めたか、自由な討議ができていたか、等々こそ
     が、大事なのである。

     もっと簡単にいえば、党首選挙ぐらいできないようでは、お話に
     ならないということであり、党総裁に対して堂々と異論を唱える
     政治家がいることは結束の乱れなどではなく、高評価の対象であ
     る。

     利権というものを通じてではあるが、自民党には擬似的民主主義
     がある。が、民主党にはそれさえも無い。

     民主党が”民主主義の”政権を取りたいのであれば、まずは党内
     に民主主義を作る努力から始めねばならない。

     民主党よ、汝らいまだ天命を知らず!

     

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