新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

SIG 市民の討論広場

SIG 市民の討論広場>掲示板

公開 メンバー数:8人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 一久さん

    2009年01月27日 20時42分52秒

    icon

    公正な成果主義を

    公正な成果主義

     これからの日本は、いままでの平等主義を捨てて、公正をモットー
    とする成果主義になっていくのだそうな。

     ところが、よく言われるように、いったい誰が誰をどうやって評価する
    べきかという問題が真っ先に横たわっている。

     これに対する私の答えを以下に述べる。

     評価の第一原則は、評価される者の功績が公正な行為によってな
    されたものであるかどうか、という点であるべきだ。

    ついで、公正な方法を重んじているかどうか、さらにそれを実践して
    いるかどうかが考査されねばならない。

     言い換えるならば、いかに大きな業績を達成した者であっても、部下
    に対して公正な態度で臨んでいなかったり、汚い手段をもって成果を
    得ようとしたりしていれば、そのような人物を出世させたり厚遇したり
    してはならないのである。

     つまり、これまでの日本の社会で許されてきたような、「あいつは人間
    的には問題あるが、仕事ができるのでしょうがない」というような評価の
    仕方は全否定されねばならないのである。

     なぜならば、業績成果主義を取りながら、このような配慮を怠るという
    ことは、会社全体に非合法な行為や不公正な行いが蔓延するということ
    を意味するからである。

     人間的に問題のある課長の元では、課員は公正な評価を期待するこ
    とはできない。課長自身が公正さを尊重していないのであるから当然の
    ことである。

     コズルイ手段を使ってでも、業績を上げた者が厚遇されるのであれば、
    その者を真似する者が必ず現れる。そのうちの一人でも警察に捕まる
    ようなドジをすれば、会社全体の信用が地に落ちることになる。

     このように、業績成果主義は公正第一主義とセットでなければならない
    ものなのである。それゆえにこそ、アメリカでは企業不正の内部告発者が
    社会正義を実現させた勇気ある者として迎えられるのである。

     日本の中小企業の社長には、「内部告発させない為にはどうすればいい」
    とかコンサルタントに聞きにくる人も少なくないとか。なんとも遅れた話だ。

     日本の会社は、いままでにも業績を優先させ、公正さを軽視してきた。

     それが大きな問題にまでならなかったのは、平等主義の副作用のおかげ
    である。

     業績は劣るが人間的にはマシな係長氏も、平等主義のもとでは、なんと
    か課長になることができる。そのことによって課員も救われるのである。

     結論:

     業績成果主義は、なによりも公正さを重んじる社会の構築から始めなけ
    ればならない。公正さか業績か、人格か能力か、を選ばなければならなく
    なった場合、迷うことなく前者を取るという覚悟が必要なのである。

     公正さよりも業績を重んじれば、その企業には未来はない。いや、あって
    はならないし、あるはずもない。

     「公正さは結局はペイする」のである。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件